トップページ > 2021年

2021

Archive for 2021

レンゴー/淀川流通センターが始動、中央研究所を移転

2021-10-09

  先頃竣工したレンゴーの淀川流通センターが、このほど稼働を開始した(写真左)。
 同センターは約2万tの段ボール原紙を収容可能で、2015年に開設した八潮流通センター(埼玉県八潮市)に匹敵する、西日本でのグループ最大の物流拠点となる。段ボール原紙を取り扱う倉庫としては日本初となる無人運転のクランプリフトを採用するなど、製品の保管・ピッキングといった倉庫内作業を大幅に自動化した。これにより、作業の効率化だけでなく、トラックの待ち時間、製品積込時間の短縮を実現する。
 またレンゴーは、淀川流通センター内に中央研究所をリニューアル移転した(写真右)。
1968年に建設された同社中央研究所は、これまでもリニューアルと拡充を行ってきたが、環境・社会的課題の多様化に対応し、素材・製品の研究開発体制を強化するため、新たに近隣に建設した淀川流通センターの建物内に移転したもの。
 新しい中央研究所は「共創」をコンセプトに、所内にオープンな交流スペースを設けて異なる研究分野間の交流を促し、イノベーションを創出する研究環境とした。グループ内企業が連携して研究開発を行うための中心的な存在として、今後も地球温暖化の防止や脱炭素社会づくりに貢献していく。

〔淀川流通センター〕
所在地:大阪市福島区大開4-1-186(淀川工場跡地)
床面積:22,257m2

〔中央研究所〕
TEL 06-6465-5067 FAX 06-6465ー0220
床面積:4,556m2(1階752m2、2階3,804m2)

(FUTURE2021年9月27日号)

日本製紙/CNF強化樹脂の実証生産を本格化

2021-10-09

 日本製紙は7月末、富士工場(静岡県富士市)内にあるセルロースナノファイバー(=CNF)強化樹脂の実証生産設備を拡張した(写真)。サンプル製造能力を拡大し、用途開発を加速させる。
 同社のCNF強化樹脂『Cellenpia Plas(セレンピアプラス)』は、CNFをポリプロピレンやナイロン6などの樹脂へ混練・分散することにより製造される高強度な新素材で、自動車、建材、家電などでの利用が期待されている。部材を軽量化できることに加え、マテリアルリサイクル性に優れるため、プラスチック使用量を削減でき、CO2を主とした温暖化ガス排出削減にも貢献する。
 富士工場の実証拡張設備は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金を活用して建設されたもので、年間50t以上のCNF強化樹脂マスターバッチ(CNFを30~50%高含有した樹脂)を製造できる。CNF強化樹脂の設計開発・製造については、新たにISO9001の認証を取得しており、同社はこれにより、マスターバッチの品質マネジメントを徹底させる。今後は安定して大量生産できる製造技術の確立を目指すと同時に、CNF強化PA6は10月から、CNF強化PPは来年4月からサンプル提供を拡大し、自動車用部品を始めとする幅広い用途開発を加速させていく。
 なお、『Cellenpia Plas』は、静岡県富士市が推進する「富士市CNFブランド」の第1期の認定を取得した。同認定は、富士市がCNF関連産業の創出を図るため、産学金官のネットワーク作りの場として設立した「富士市CNFプラットフォーム」事業の一環として実施されたもので、このほど第1期の認定が決定した。

 

(FUTURE2021年10月11 日号)

日本製紙、相浦機械、日本郵船/チップ船の荷役クレーン自動運転の試験に成功

2021-10-09

 日本製紙と相浦機械、日本郵船の3社は、相浦機械が開発している世界初の木材チップ専用船向けクレーン自動運転装置の実荷役試験を8月下旬に揚げ地の苫小牧港で行い、効果を確認した。これにより、木材チップ荷役クレーン運転者の負担軽減を目指す。
 チップ専用船に積載している木材チップは、本船に搭載されている専用クレーンで荷揚げする。荷揚げ作業は、本船の貨物倉に積まれた木材チップを、船上クレーン装置の一部である専用グラブでつかみ、巻き上げ、上甲板に設置されているホッパー(仮受け皿)に投入する繰り返し作業。荷揚げ作業のためのクレーン操作は、本船乗組員ではなく、陸上側から派遣された専門免許所有者が行うが、クレーン運転者は通常、昼夜交代で作業し、一つの港で全貨物を荷揚げする場合、約3日間にわたって連続で作業する。
 相浦機械は、クレーン運転者の負荷を軽減するため、国土交通省の「先進船舶導入等計画認定制度」のもと、クレーン自動運転の研究を進めていた。そこに、クレーン運転者の手配者である日本製紙と、以前から同装置の開発に協力してきた日本郵船が加わり、今回の実荷役試験が実現した。
 クレーン自動運転装置は、船上クレーン(写真)の運転室内に自動運転操作盤を実装し、あらかじめ定められた数種類の定型荷役動作を運転者が選択することで自動荷揚げ作業が実施される仕組み。今回の実荷役試験は、日本製紙と日本郵船の長期輸送契約に従事する木材チップ専用船Growth Ringで行われ、クレーン運転者立ち合いのもと、約4時間、木材チップのクレーン荷揚げ作業を自動運転で実施した。その結果、初期目標である貨物の7割程度の自動荷役が可能であることを確認し、立ち会ったクレーン運転者からは、「誰でも運転できて使いやすい」「自動運転でも安全に荷役ができた」などの感想が聞かれたという。
 相浦機械は今後、試験で明らかになった自動システムの有効性を踏まえて製品化を進め、日本製紙は各チップ船への自動システム導入を検討する。また日本郵船はクレーン運転者の負担を軽減する技術の開発に協力していく。

(FUTURE2021年10月4日号)

大王製紙/木材チップ専用船エコシップ6船目が就航

2021-10-09

 大王製紙の木材チップ専用船でエコシップの「VANGUARDIA(ヴァンガルディア)」が、このほど、長崎県西海市の大島造船所より就航した。運航は商船三井。これにより、大王製紙の木材チップ船は現在運用中9船のうち6船がエコシップとなった。
 新造船は、従来(旧型式)に比べて燃費を約20%低減でき、原料輸送時のCO2排出量を年間約24,000t削減できる見込み。また、バラスト水処理装置(バラスト水規制管理条約対応)と、SOxスクラバー(船舶燃料の硫黄分濃度規制対応)も搭載している。全長約210m、全幅約37mで、船倉容積は約430万ft3、貨載重量は約59,800MT。
 船名は、スペイン語(チリの公用語)で“先頭に立って進む人”、“先駆者”を意味し、構造転換の時期を迎えた製紙業界で先を見てしっかり前進していくという思いを込めて命名した。大王グループが59,000haの植林地を保有するチリからの航路を中心に航海する予定。

(FUTURE2021年9月13日号)

レンゴーグループ/インドネシアの拠点拡充で段ボール会社の株式取得

2021-10-09

 レンゴーの合弁会社、タイ・コンテナーズ・グループ社(TCG社。タイ)はこのほど、インドネシアの段ボールメーカー、インタングループの3社(インタン社、バハナ社、ラピパック社)それぞれの株式75%を、子会社のTCGソリューションズ社を通じて取得した。
 インタングループはインドネシアの有力段ボールメーカーグループで、ジャワ島東部のスラバヤ市近郊(インタン社)、中部のスマラン市近郊(バハナ社)、西部のジャカルタ市近郊(ラピパック社)、スラウェシ島北部(インタン社)の4拠点に段ボール工場を持つ。
 一方、レンゴーはインドネシアで、大手食品会社のインドフード社との合弁企業、スリヤ・レンゴー・コンテナーズ社の保有する段ボール工場4拠点のほか、TCG社を通じて段ボール工場3拠点を展開しており、今回の株式取得によって、段ボール工場11拠点の体制となる。レンゴーは、東南アジア事業を重要な戦略事業と位置づけ、今後も拡充を進める方針。

(FUTURE2021年9月13日号)

大王製紙/『エリエールティシュー』を6年ぶりにリニューアル

2021-10-09

 

 大王製紙は、エリエールブランドのフラッグシップ商品である『エリエールティシュー』を、6年ぶりにリニューアルする。
 1979年発売の『エリエールティシュー』は、今ではボックスティシュの定番となっている“5箱パック”を業界で初めて発売(83年)するなど、時代とともに変化するニーズに合わせたものづくりを行ってきた。発売当初から品質にこだわり続け、ティシュの品質で最も重要な「柔らかさ」を磨き抜いてきた。今回のリニューアルでは、その柔らかさをさらに進化させ、同社の汎用ティシュ『i:na(イーナ)ティシュー』と比べて約1.3倍の柔らかさを実現。ティシュを重ねた束の上に重りを乗せてみると、そのふんわりとした柔らかさがわかる。

 

(FUTURE2021年9月27日号)

〈10月11日号〉

2021-10-05

 

●R&D情報
紙パのポジションは安定しているが/産業構造や市場の変化を背景に業種間格差が拡大する日本の製造業

●ワールドレビュー
経済活動回復で利益率14%台を達成した北米紙パの4〜6月期

●話題を追って
繊維くず50%超配合の「サーキュラーコットンペーパー」/普及を目指しCCFプロジェクトが始動
製紙連 令和4年度 税制改正要望/カーボンニュートラル化に向けた支援を

●講演から
課題も魅力も多いベトナムの展望/可能性秘めている地方省・市への進出

●この人
米国段原紙・段ボール業界のレジェンド/ロジャー・ストーン氏(86歳)の墓碑銘 〜積極果敢なM&Aで欧米の業界再編を牽引〜

●米国市況
パッケージング用紙

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 催事

紙パルプ技術タイムス・特別企画「技術アニュアル2022 機械・資材・薬品総覧」

2021-10-01

2021年 <10月号> 技術アニュアル2022 機械・資材・薬品 総覧

2021-09-29

 

〔技術アニュアル2022 機械・資材・薬品 総覧〕

●機械・資材篇
・パルプ製造機械・装置
チッパー,チップハンドリング,検量,洗浄など/GP,TMP,RGPなど機械的パルプ製造装置/ダイジェスターなど化学的パルプ製造装置および関連装置/黒液の扱い,黒液処理,薬液回収装置/漂白装置および漂白剤調成,関連機器
・古紙処理・紙料調成用機械・装置
パルパーおよび関連装置/リファイナーおよびニーダー,ディスパーザーなど/タワー/フローテーター/チェスト,アジテーター,ビーターほか/総合紙料調成システム
・除塵・洗浄・濃縮装置
スクリーンおよびセパレーター/各種クリーナー/ウォッシャー,フィルターなど洗浄・脱水装置/濃縮機
・紙料ポンプ・薬液ポンプ
・抄紙機および関連装置
ヘッドボックスその他抄紙機準備部装置類/各種フォーマー/プレス,サクション類/サイズプレス,オンマシン加工装置/リール,カレンダーなど/抄紙機駆動関連装置/ドライヤー,ベンチレーター,ドレーン,その他熱蒸気関連機器
・抄紙機関係用具・機械類
ワイヤー,フェルト,カンバス類/フォイル,フォーミングボードなど/各種ロールおよびロール加工機器など/ドクター関連/スプレー,ノズル,シャワー,ミストコレクターなど補助装置類
・仕上機械・ハンドリング装置
ワインダー,リワインダー類/スリッター,カッター,ソーター,マーカーなど/ナイフ類/包装装置・システム,ベーラーなど/ハンドリング,トリム処理,残紙カッターなど,および仕上機材
・加工装置・加工仕上装置類
カラーキッチン,その他加工剤調成装置/コーター/ラミネーター,樹脂塗布その他用特殊装置/スーパーカレンダー,エンボス機および関連ロールなど  ・2次加工・紙工用装置類
ティシュ,トイレットペーパー,紙おむつなど製造装置/コルゲーターその他板紙紙工用装置/成形品,袋,モールドなど製造装置/印刷機/打抜機,糊付機,穴あけ機など各種紙工用機械類
・計測制御・試験分析機器・装置
自動制御装置および関連機器/検出装置,ディテクター,アラーム機構など/測定,モニターおよびQC用機器類/分析装置,ラボ用分析機器および各種テスター/制御システム,モニタリングシステム,生産管理システムなど
・ユーティリティ・環境関係機器・装置
フィルターほか,用水処理,取水および回収水などの処理装置/ボイラーおよび熱管理機器類/発電ボイラー・タービン,コージェネレーションシステム/排水1次・2次処理,スラッジ濃縮・焼却および総合排水処理システムなど/排水・脱水フィルター・プレス類/ごみ焼却炉および乾燥機ほか/脱臭,排煙脱硫装置ほか/ユーティリティおよび環境分析・測定・モニタリング装置類
・保全機器・その他関連機器・機材
診断,点検用器具類/潤滑装置,シーリング機器・材料など/PM用機器・機材(ライニング,塗装,錆止めおよび機械パーツほか)/安全装置,一般運搬機器,修理工作機器その他

●薬品篇
・蒸解・漂白・古紙処理用助剤
蒸解助剤/漂白剤・助剤/脱インキ剤/離解促進剤/その他古紙処理用助剤
・サイズ剤
・紙力増強・紙質改善剤
天然高分子系/PVA系/水溶性合成高分子系/ラテックス系/その他
・填料・顔料
クレー・カオリン/タルク/炭酸カルシウム/酸化チタン/酸化亜鉛/微粉ケイ酸/有機填料/その他填・顔料
・染料・着色顔料
蛍光染料/染料/着色顔料
・無機・合成繊維
・作業改善剤
ピッチコントロール剤/スライムコントロール剤・殺菌剤/洗浄剤/その他工程用薬品
・防腐/防カビ剤
・フェルト洗浄剤
・消泡剤
・濾水性・歩留向上剤
・用水・排水処理用薬剤
凝集剤・脱水処理用薬剤/その他用・排水用薬剤
・各種助剤
粘剤/サイズ定着剤/離型剤・ダスティング防止剤/顔料分散剤/カラー助剤類/その他
・ユーティリティ用薬品類
・機能化剤
耐水化剤/撥水剤・撥油剤・耐油剤/難燃剤/導電剤・帯電防止剤/防滑剤/湿潤剤/柔軟剤/ケイ線割れ防止剤/透明化剤/嵩高剤/抗菌・抗ウイルス・消臭・防虫剤/その他機能化剤
・加工剤
粘着剤/剥離助剤/感熱・感圧紙用薬品/インクジェット用紙用薬品/その他加工剤/高吸水性樹脂
・塗工・ラミネート・紙工用薬品
表面加工用樹脂/接着剤・ラミネート用材/紙工用材

●業界動向
紙パルプ技術協会/第64回-2021年年次大会をライブおよびオンデマンド配信
富士里和製紙/ラミネーション・エンボス装置を導入 ─ 4層構成のトイレット紙新商品も発売
東洋製罐グループホールディング/組立式ダンボールテント“DAN DAN DOME” ─ 被災地やイベントなど多様な活用シーンを想定

●新たな価値を創造する材料・加工技術
シンテゴンテクノロジー/リサイクル可能な紙包装を実現する“SVE ZAP”縦型ピロー包装機

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(106)小学生の発想はすごい! ─ 大人では思いつかないアイデア商品
中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信
月間ニュース
海外情報
アジア通信
イベントカレンダー
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈令和3年7月度〉

2021年 <Vol.32 No.2>特集Ⅰ 土木・建築分野の製品展開とSDGs 特集Ⅱ アフターコロナの事業展開と環境対応

2021-09-28

 

特集Ⅰ 土木・建築分野の製品展開とSDGs

●インタビュー
紙・不織布素材を活用した“KAMIWAZA”でSDGsに貢献
清水建設㈱ 土木技術本部イノベーション推進部 生産システムグループ主査 宇野昌利氏

●市場動向
環境・防災・効率化支援で需要喚起 ─ 進む環境素材の採用と自然災害への対応

●企業展開
再生原料の使用と自然環境を守る資材や用途の開発を促進
東洋紡㈱ 西阪剛志氏,石川雅洋氏
次世代商品の開発と国産ならではの安定した供給力でニーズを掌握
東レ㈱ 松下達氏

●特集業界動向
前田工繊/改質アスファルト系高耐久保護シートを開発 ─ 高耐久性と遮水・光性で長期防草効果を発揮
データで見る土木・建築分野の動き

特集Ⅱ アフターコロナの事業展開と環境対応

●企業展開
ニーズの変化に対応し中国・日本・ベトナムで設備投資
㈱ツジトミ 辻高幸氏,片山徹氏
新設備建設は来春目指し順調,環境対応素材としても注目
フタムラ化学㈱ 長尾良民氏
コロナ収束後の生活変化に注視,行政は人材確保に協力を
大一紙工㈱ 松田仁氏
レーヨンがもつ環境性との両立を実現した機能性製品で脱プラスチックを支援
ダイワボウレーヨン㈱ 中島龍巳氏

●特集寄稿
PETボトルリサイクルに向けた水切り袋の展開と新たな不織布製品開発
金星製紙㈱ 上島奈々

●特集業界動向
旭化成/ベンリーゼⓇで海洋生分解性認証を取得 ─ 海水中で6ヵ月以内に90%以上の生分解可能と証明
レンチング/ヴェオセルTMブランドがアジアで2桁成長 ─ 日本でもロゴ表示が製品品質を保証
日本化学繊維協会/業界のサステナビリティ対応方針を策定 ─ 持続可能な社会の実現に向け貢献する産業へ
日本不織布協会/コロナ収束後の経済回復とGX進展に期待 ─ 「令和3(2021)年度定時総会」をWeb開催
日本不織布協会/レーヨンやリサイクル設備など環境をテーマに ─ 「環境委員会 分科会」に100名が聴講

●海外動向
中国の不織布産業/コロナ禍の感染対策需要を中心に大幅拡大 ─ 2020年生産量は427万tで前年比25%増

●寄稿
中国の特殊紙産業の近況と変化
栗田工業㈱ 開発本部研究主幹 陳嘉義
欧米における最近の新製品開発のトピックス(Ⅱ)機能性素材
技術ジャーナリスト 塩谷隆

●製品展開
平泉洋行/不織布向け試験機器を積極展開 ─ リント検知器や厚さ引張強度試験機などを提案

●業界動向
誌上展示:青山産業/フェルトの無限の可能性を求めて
Pickup/疎水性リヨセル繊維“VEOCELTM(ヴェオセル)”
Pickup/剛性・成型性に優れた熱成型用不織布 “MARIX AX”シリーズ
ANEX2021+SINCE2021/コロナ禍を乗り越え最大規模で開催 ─ 2021年7月22〜24日に中国・上海で開催
龍谷大学/炭素短繊維による高速形成技術を開発 ─ バインダーを用いず炭素繊維を吹き付けて積層
日本衛生材料工業連合会/保健衛生の更なる向上に挑戦 ─ 澤田新会長のもと「創立70周年記念式典」を開催
日本衛生材料工業連合会/マスクのJIS規格を制定 ─ 捕集効率や圧力損失,安全・衛生項目などを規定

●ニュース
国内ニュース
海外情報
製品開発ニュース
不織布統計

<10月1号>特集■古紙

2021-09-27

 

特集 ■ 古紙

●Trend
変貌するアジアの原料・製品貿易/中国・アジアのファイバー争奪戦に揺さぶられる日本の古紙

●催事
愛知県古紙協同組合/設立50周年記念式典を開催 『設立50周年記念誌』を発刊

●Interview
栗原正雄(全国製紙原料商工組合連合会・理事長)/仕入の過当競争を招く内外価格差の拡大を懸念
坂口健太郎(山發日本㈱・営業部兼統括管理部長)/製紙メーカーにとって重要度が増してきた原料サプライチェーン
矢倉義弘(近畿製紙原料直納商工組合・理事長)/人類の歴史はウイルスとの闘いの歴史、この難局を乗り越える
山上春美(大阪再生資源業界近代化協議会・理事長)/古紙以外の廃棄物も扱わないと古紙問屋は続けていけない
實守敏訓(大阪府紙料協同組合・理事長)/紙加工品は他素材との複合品ではなく、紙単体の製品づくりに注力すべき

●Topics
松岡紙業/コロナ対策の段ボール製パーテーション『仕切るんデス』が好評

●Topics
富士里和製紙/新ラミネーション・エンボス装置導入 4層構造TP『ボタニカ』を第一弾で発売

●製品紹介
くらしと紙/大王製紙、王子ネピア、丸富製紙

●統計
板紙/21年6月度生産実績 前年比112.8%
段ボール/6月度の段ボール生産 前年比107.1%と増加
パルプ・パルプ材/前年の反動で軒並み大幅増
出版/Tik Tokで10代に拡散 既刊本が再ブレイク

●インフォメーション

〈10月4日号〉

2021-09-17

 

●R&D情報
先行き不透明感が強く抑制気味/対売上比率が低下傾向にある印刷業界の設備投資動向〈2〉

●ワールドレビュー
5.3億㌦を投じBKP年産35万tの増強計画を進めるチリのCMPC

●Future’s EYE
~伸びしろ大きいがエコシステムは未発達~/ハノイ、ホーチミンにみる最新ベトナム事情と日系企業の動向
JETRO・ハノイ事務所/中島丈雄所長
JETRO・ホーチミン事務所/比良井慎司所長

●R&D関連情報
2020年の印刷産業生産金額/コロナ禍で大幅減も「包装」「グラビア」は伸長

●今週の数字
容器包装リサイクル協会/年次レポート2021 コロナ下で引取量は過去最高の126万t

●アジア市況
輸入古紙、輸入パルプ

●統計と市況
関連指標

●米国市況
古紙

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 人事異動

〈9月27日号〉

2021-09-17

 

●R&D情報
20年度の総額は前年比7.4%減の1,590億円/収益構造変革が軌道に乗り始めた印刷業界の設備投資動向〈1〉

●ワールドレビュー
国内の政変で新たな古紙輸入 規制法の導入が遅れるマレーシア

●今週の数字
上半期は「家電・AV」「家庭用品」「情報・通信」が牽引/新聞とテレビが増加した4媒体広告量

●この人
製紙メーカーにとって重要度が増す原料サプライチェーンの確立/山發日本㈱ 営業部兼統括管理部長 坂口健太郎氏

●注目企業
松岡紙業/コロナ対策の段ボール製パーテーション ~『仕切るんデス』が好評~

●講演から
サプライチェーンと人権――世界の動向〈2〉/企業は人権を尊重する責任を負う

●統計と市況
板紙

●米国市況
グラフィック用紙

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 新製品 人事異動

紙の博物館/企画展「渋沢栄一と近代製紙業 洋紙発祥の地・王子のはじまり」を開催

2021-09-15

 公益財団法人 紙の博物館は企画展「渋沢栄一と近代製紙業 洋紙発祥の地・王子のはじまり」を9月18日~11月7日に開催する。

 日本の近代化に貢献した渋沢栄一翁は、明治維新後の日本の発展のために紙が必要であると考え、西洋式の大規模な製紙工場「抄紙会社」を東京・王子に設立した。その後、王子周辺に各種の工場が次々に興り、一大工業地として急速に発展。製紙関連工場が多かったことから、後に「洋紙発祥の地」と呼ばれるようになる。そのきっかけを作ったのが「抄紙会社」であった。
今回の展示では「抄紙会社」の設立から経営まで主導的な役割を担い、近代製紙業のリーダーとして活躍、今日の製紙業の基礎を築いた渋沢栄一翁の苦難と挑戦を追って、王子の地に残された足跡を辿る。

 (新型コロナウィルスの感染防止・拡散防止のため変更・中止の可能性もあるが、その場合は同館ホームページおよびSNSで確認できる)

 なお、同館では関連書籍として『渋沢栄一と近代製紙業-渋沢翁が語った草創期の困難と挑戦』を販売する。同書は、渋沢栄一が近代製紙業のはじまりについて後世に語った貴重な談話「王子製紙株式会社回顧談」を注釈付きで全文翻刻したもの(販売予定価格1,000円・税込)

〈9月20日号〉

2021-09-15

 

●R&D情報
個別案件からトータルソリューションまで/ユーザーの要望に幅広く対応する紙加工業界の研究開発活動〈2〉

●ワールドレビュー
MRF設備ハイテク化で古紙回収のインフラ強化に乗り出す米国WM社

●今週の焦点
紙パ関連業界4〜6月期業績の背景/環境変化が有利に働き大幅増益に

●話題を追って
米国古紙の輸出価格が市場最高値を更新/活況を呈する東南アジアの古紙貿易

●講演から
サプライチェーンと人権—世界の動向/人権と環境に目配りするビジネスを

●ワイドフレックス
第2回「カーボンニュートラルに関する生活者調査」/「GHG46%削減目標」の認知は5割超

●統計と市況

●ドイツ市況
紙・板紙、古紙

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 新製品 移転・変更 人事異動

<9月2号>特集■サニタリー

2021-09-14

 

特集 ■ サニタリー

●Interview
増田明彦・日本家庭紙工業会 会長(マスコー製紙㈱代表取締役社長)/増設による競争激化を懸念 急拡大のペーパータオル市場の整備も

●Trend
《大人用紙おむつ/ベビー用おむつ/生理処理用品ほか》コロナ禍で高まる清潔意識で高機能化 一方で《生理の貧困》が社会問題に
《紙おしぼり/ウエットティシュ》ウエットティシュは衛生意識の高まりで除菌用が需要増

●製品紹介
売れ筋商品紹介~王子ネピア、大王製紙、日本製紙クレシア、オーピーパーム、カミ商事、大富士製紙、大髙製紙、大一紙工、第一衛材、西日本衛材~

●Topics
丸富製紙/乳がんの啓発イベント「ピンクリボンフェスティバル2021」に今年も協賛
6品種の生産・販売会社リスト

●Report
製紙関連企業の研究開発動向/環境負荷を抑え高機能や高付加価値を付与する製品開発が加速

●Topics
脱炭素社会に向けた企業への影響調査/「エネルギー・水・廃棄物」に高い関心 化石燃料取扱い企業は将来への不安視も
古紙配合率問題フォローアップ調査/「風化させない教育」を各社で工夫 “制度”と“表示”は問題なく運用
関西ペイント/自然素材・漆喰の抗ウイルス機能を活用した「抗ウイルスパーテーション」を大田区の蒲田医師会に寄贈

●製品紹介
くらしと紙/日本製紙クレシア、ピップ

●統計
東京市況/印刷全般で需要減も商印など定期案件に動き
家庭紙/ティシュ150-160W 値下がり傾向
古紙/6月度の古紙回収率 3ヵ月連続の80%台

●インフォメーション

2021年 <9月号> 特集/スマート工場実現へ向けた高度化・自動化・遠隔化技術

2021-09-06

 

特集/スマート工場実現へ向けた高度化・自動化・遠隔化技術

●特集寄稿
紙パルプ産業におけるデジタル化の課題
宮西孝則
DG(デジタル・ジェネレーション)─スマートファクトリーを実現するデジタル技術
㈱IHIフォイトペーパーテクノロジー サービス営業部 佐藤幹晃
リモートサービスで真の価値を提供するバルメット・パフォーマンスセンター
バルメット㈱ オートメーションビジネスライン 石原健一
SmartPapyrus®が実現する製紙工場の働き方改革 ─ カンバス汚れの遠隔モニタリングと汚れ防止アプリケーションの連動による欠点防止対策
㈱メンテック 富士事業所開発一課 坂田人丸
熱画像システムによるボイラー管理と脱炭素について
新日本通商㈱ 鈴木 洋平

●特集業界動向
バルメット/「リモートサポートルーム」新設でネットワークを活用したサービス拡充

●寄稿
紙材料研究におけるサーモグラフィの利用〈その2〉 破壊靭性試験下における紙の変形・破壊過程の熱画像
山内龍男
紙パルプ産業におけるCO2排出量削減の取組み(その3)─ 北欧(スウェーデン,フィンランド)のバイオリファイナリー技術
岩崎誠
エゼクターエアによる異物回収方式を採用した“ACEクリーナー”
相川鉄工㈱ 設計部 吉野剛史
2020年のコロナによる影響・その後の世界と地域別の経済予測
豊福邦隆

●業界動向
特種東海製紙/「ものづくり技術2021」で高付加価値パッケージ素材を披露
日本製紙/バイオマス素材・紙化ソリューションを一堂に ─ 御茶ノ水ソラシティで「ビオコレ」を開催

●データシート
主要国の紙パルプ産業動向(2020年および21年第1四半期)

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(105)クラウドファンディング成功法 〜再認識される紙の魅力〜
中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信
月間ニュース
海外情報
アジア通信
イベントカレンダー
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈令和3年6月度〉

〈9月13日号〉

2021-08-27

 

●R&D情報
社会や時代の動きに素早く反応/各ユーザーに的確なソリューションを提供する紙加工業界の研究開発〈1〉

●ワールドレビュー
総額30億㌦でAPPグループへの売却に同意したドムターの株主

●話題を追って
2020年の欧州製紙産業/各品種ごとの消長が一段と鮮明に

●今週の焦点
2021年上半期の原材料需給/安価・近距離ソースにシフトする輸入材

●米国市況
パッケージング用紙

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 決算

<9月1号>

2021-08-26

 

●座談会
緊急記者匿名《オンライン》座談会~第七弾~“報道ビジネス”大盛況で収束させる気なし!?/コロナと五輪を使い分けるマスコミの二枚舌を追及する界

●Report
製紙関連企業の設備投資動向/成長分野への転換が加速 “巣ごもり特需”への意識が影響か
紙加工関連企業の設備投資動向/3期ぶりに前年実績を上回る ロジスティックや生産増への備えも散見

●Lecture
「サーキュラー・エコノミー」シンポジウム/容器を廃棄しない新ビジネスが拡大 リユースなどグローバルに展開

●Topics
全国段ボール工業組合連合会/環境自主行動計画フォローアップ調査 CO2削減率、原単位とも目標を達成
日本製紙連合会/海洋生分解性に関する比較試験調査 60日後の生分解度は紙製袋が71%、プラ製袋が2%
電通 カーボンNに関する生活者調査/「内容まで理解している」人は15% 「脱炭素」の方がやや認知度は高い結果に
立教大・JTB総研 「企業・団体のSDGs対応調査」/「検討中」も含めると約3割が推進中 リスクよりチャンスと捉える傾向高く

●製品紹介
くらしと紙/日本製紙クレシア、大王製紙

●統計
板紙/21年5月度生産実績 前年比108.7%
段ボール/5月度の段ボール生産 前年比107.0%と増加
パルプ・パルプ材/3ヵ月連続増加も19年比は二桁減
出版/21年上半期の出版市場 紙+電子で8.6%増

●インフォメーション

単行本『カーボンニュートラル産業への挑戦』を刊行

2021-08-25

 紙業タイムス社とテックタイムスは、好評企画となっている単行本シリーズ『紙パルプ産業と環境』の2022年版を8月23日に刊行した。今回は「カーボンニュートラル産業への挑戦」をテーマに掲げ、とくに“資源循環型の強みをグリーン成長戦略に”といった視点からのアプローチによる内容も盛り込んでいる。B5判204頁 定価2,200 円(税込・送料別)。

 本書の内容は以下の通り。

 ●ポストコロナとグリーンリカバリー
 紙パの脱炭素とSDGs/循環型産業として貢献大だが求められる更なる“業態進化”
 私はこう考える/資本主義・グリーンリカバリー・テクノリロケーション ─ 不確実性のなかで3つの視点から製紙産業の持続可能性を探る ─
  東京大学名誉教授(製紙科学)、日本印刷学会元会長 尾鍋 史彦
 私はこう考える/北越コーポレーションのCO2削減対策について??─ 2050年CO2排出実質ゼロへの挑戦
  北越コーポレーション㈱ 環境統括部 中俣 恵一
 私はこう考える/CO2排出量実質ゼロへ向けた省エネ・燃料転換と革新技術の利用
  岩崎 誠

 ●脱プラスチックの製品開発と市場展開
 私はこう考える/パッケージ素材としての紙の可能性と日本製紙の開発事例
  日本製紙㈱ 紙パック営業統括部兼パッケージング研究所 野田 貴治
 私はこう考える/「限塑令」が中国紙パルプ産業に与える影響
  中国中軽国際工程有限公司 劉 剛

 ●多様化進む森林資源の有効利用と技術
 インタビュー/素朴な疑問から執筆を始めた『戦後紙パルプ原料調達史』
  森林総合研究所 早舩 真智 研究員
 私はこう考える/わが国林政の最近の動向について ─ 森林・林業基本計画、木材利用促進法、ウッドショック ─
  (一財)林業経済研究所 フェロー研究員 上河 潔
 私はこう考える/バイオマスを利用したエネルギー技術とその可能性
  岩崎 誠

 ●原料事情の変化と世界の古紙需給
 インタビュー/仕入の過当競争を招く内外価格差の拡大を懸念
  全国製紙原料商工組合連合会 栗原 正雄 理事長
 インタビュー/製紙メーカーにとって重要度が増す原料サプライチェーンの確立
  山發日本㈱ 営業部兼統括管理部 坂口 健太郎 部長
 2021~25年度の新たな古紙利用率目標/需給の国際化も考慮し65%を維持
 世界の古紙需給/中国の禁輸政策がもたらしたアジア新興国の輸入・消費拡大
  付表1/世界の国・地域別古紙需給(2018~19年)
  付表2/世界各国の古紙回収率・利用率試算(2018~19年)
 変貌するアジアの原料・製品貿易/中国製紙産業の動向に揺さぶられる日本の古紙

 ●データで見る紙パの環境対応
 産業廃棄物対策/2025年度の最終処分量は6万tが新目標
 エネルギー/着実に進展する“脱石油”へのエネルギー転換

紙・板紙需給速報6月/段ボール原紙と衛生用紙は19年比も国内出荷プラス

2021-08-24

 本製紙連合会が集計した6月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比+11.0%の181.3万tで、3ヵ月連続の増加となった(2019年比は△5.1%)。以下、%表記は正体が前年同月比、斜体は19年同月比。
 国内出荷のうち、紙は+12.1%の87.0万t(△12.8%)、板紙は+9.9%の94.3万t(+3.2%)で、用途別では、グラフィック用紙(新聞用紙+印刷・情報用紙)が+12.4%の61.6万tで3ヵ月連続の増加(△16.6%)。パッケージング用紙(包装用紙+段ボール原紙+紙器用板紙+雑種紙+その他の板紙)は+10.2%の104.7万tで4ヵ月連続の増加(+2.0%)。主要品種の前年同月比は新聞用紙を除きプラス、19年同月比は衛生用紙と段ボール原紙を除きマイナスとなった。
 紙・板紙のメーカー輸出は+58.8%の17.3万tで18ヵ月連続の増加。うち、グラフィック用紙は塗工紙を中心に東アジア、南アジア向けが増加して+85.2%の4.4万tとなり3ヵ月連続増。パッケージング用紙は+51.5%の12.8万tで19ヵ月連続増。段ボール原紙を中心に東アジア、東南アジア向けが増加した。
 紙・板紙の在庫は前月比△7.1万tの195.1万tで前月の増加から減少に転じた。うち、グラフィック用紙は塗工紙、情報用紙が減少し、同△3.6万tの91.2万tとなり3ヵ月ぶりの減少。パッケージング用紙は段ボール原紙、包装用紙が減少して前月の増加から減少に転じ、同△2.9万tの95.4万t。衛生用紙も前月の増加から減少に転じて同△0.6万tの8.4万t。

 〔主要品種の動向〕
 新聞用紙:国内出荷は△2.3%の16.2万t。前月の増加から減少に転じた(△15.6%)。
 印刷・情報用紙:国内出荷は印刷用紙、情報用紙ともに増加し、+18.7%の45.5万tで3ヵ月連続増(△16.9%)。メーカー輸出は+85.2%の4.4万tで3ヵ月連続増。
 包装用紙:国内出荷は未晒、晒ともに増加し、+13.6%の5.3万tで3ヵ月連続増(△6.8%)。メーカー輸出は△11.8%の1.2万tで10ヵ月ぶりの減少。
 段ボール原紙:国内出荷は+8.9%の77.4万tで7ヵ月連続増(+5.0%)。メーカー輸出は+67.6%の9.8万tで19ヵ月連続増。
 白板紙:国内出荷は高板、特板、コート白ボールいずれも増加し、+14.2%の10.7万tで4ヵ月連続の増加(△5.0%)。
 衛生用紙:国内出荷は、トイレットペーパー、ティシュ、タオル用紙いずれも増加し、+10.7%の15.0万tで5ヵ月ぶりの増加(+2.7%)。

(FUTURE2021年8月23 日号)

日本製紙/八代市と古紙リサイクルの循環型システムを構築

2021-08-24

 日本製紙は八代市と連携し古紙リサイクルの循環型システムを構築した。回収して再資源化された素材を含む製品を、6月から順次出荷する。
 同システムでは、家庭から排出される新聞・雑誌・段ボール・紙製容器包装・紙パックなどの古紙を八代市環境センター「エコエイトやつしろ」が回収し、日本製紙の八代工場や大竹工場などで再資源化する。具体的には、大竹工場で段ボール原紙に、八代工場で印刷用紙やコピー用紙に、グループ各社で家庭紙などに再生する。また分別の一部は、八代市障がい者福祉事業所協議会の協力を得て効率化を図る。地域住民とのネットワークを持つ行政と、紙リサイクルの技術および拠点を持つ日本製紙が協力することにより、安定的な資源調達とともに、総合的な古紙リサイクルシステムの構築を目指す。なお実施期間は、この4月から2022年3月末までを予定している(期間更新あり)。

(FUTURE2021年7月12日号)

凸版印刷、ENEOS/古紙バイオエタノールで協業の検討を開始

2021-08-24

 凸版印刷とENEOSは、古紙を原料とするバイオエタノール事業の立上げを検討することで合意し協議を開始した。2027年以降の事業化を目指す。
 この事業では通常の再生紙だけでなく、リサイクルが難しいとされる防水加工紙やノンカーボン紙なども原料として最適化し使用する。また製造工程では、ENEOSが開発したエタノール連続生産プロセスにより、製造効率を上げて高いコスト競争力を実現する。従来のバイオエタノール製造では、製造工程が完了したらすべての生成物を製造窯から取り出し、新たに原料を投入していたが、同事業では原料をつぎ足しながらエタノールを抽出し、連続的に製造できる。古紙を原料としたエタノール連続生産プロセスが実現すれば、前例のない取組みとなる。
バイオエタノールなどを原料とするバイオ燃料は、ライフサイクル全体のCO2排出量が少なく、環境にやさしい燃料として注目される一方、バイオエタノールはサトウキビやコーンなどの穀物が主な原料であるため、食糧との競合や、調達が天候に左右されるといった課題も抱えている。古紙などの非可食セルロース由来のバイオエタノールを製造できれば、CO2排出量削減に加え、食糧との競合回避や安定的な原料確保が期待できる。
 両社のバイオエタノール事業では、原料は凸版グループの工場や自治体、企業から排出される難再生古紙やシュレッダー紙を使用し、将来的にはセルロース系廃棄物の使用も検討する。バイオエタノールの製造に当たっては、まず凸版印刷が古紙を前処理してバイオエタノール原料用に最適化し、次にENEOSが開発したセルロース系エタノール製造技術でバイオエタノールを製造する。最終製品としては、バイオガソリン、バイオジェット燃料、バイオケミカル原料を想定しており、副生成物のCO2は分離・回収して有効活用する。なお、ここで言うセルロース系エタノール製造技術には、ENEOSが王子ホールディングスと共同で実施したNEDO委託事業の「セルロース系エタノール生産システム総合開発実証事業」の成果が含まれる。
 事業の役割分担は、凸版印刷がセルロース系廃棄物の調達ルート構築と、調達した資源の前処理プロセスの開発を担い、ENEOSが次世代バイオエタノール製造プロセスの開発と、当該製品を活用した環境配慮商品の開発を担当する。

(FUTURE2021年7月12日号)

丸住製紙、大王製紙、DBJ/「四国中央市カーボンニュートラル協議会」設立

2021-08-24

 四国中央市に主力工場を持つ丸住製紙と大王製紙、および日本政策投資銀行(DBJ)の3社は、カーボンニュートラル実現に向け、四国中央エリアのエネルギー転換を検討していくため、「四国中央市カーボンニュートラル協議会」を設立した。今後は、四国中央市で2社以外の企業の参加も募り、会員数を増やしていく。
丸住製紙と大王製紙は、バイオマスエネルギーの活用など、さまざまな環境対策を進めているが、現状、一定量は石炭などの化石燃料を使用せざる得ない状況にある。国が宣言した「2050年カーボンニュートラル」への対応が求められる中、さらなるCO2排出量削減が両社共通の課題となっている。また、パルプ・紙・紙加工品製造業の製造品出荷額が全国1位の四国中央市には、多くの紙関連企業が集中しており、そうした企業にとってもCO2排出削減は重要な課題。
 協議会では、地域共通のエネルギーインフラ構築の可能性も視野に入れつつ、政策動向の把握や水素などのエネルギーに関する安全性・経済性・調達安定性の検証などを行い、幅広く情報収集していく。そのうえで、四国中央エリアの面的エネルギー転換の方策やロードマップを検討する。また愛媛県、四国中央市、地元地方銀行は、協議会のオブザーバーとして政策面、金融面での助言やサポートを提供し、DBJは協議会の事務局として事業者、自治体、地元地方銀行の協議が円滑に進むようサポートする。
 なお、協議会では次記の要領で入会申込を受け付けており、入会企業を対象に8月3日、第1回協議会を開催する。

(FUTURE2021年7月19 日号)

日本製紙/ノルウェーのElopakに資本参加

2021-08-24

 日本製紙は欧州・北米を中心に液体紙容器事業を展開するElopak ASA(ノルウェー)の新規株式公開(オスロ証券取引所)に当たり、コーナーストーン投資家として一部株式を取得した。
 環境にやさしい素材として「紙」が見直されるパッケージ分野において、日本製紙は紙パックのトータルシステムサプライヤーとして、バリューチェーンの拡大に努めるとともに、国内外で設備投資やM&Aを通じて事業拡大の機会を模索してきた。 一方、「Pure-Pak」ブランドを世界展開するElopakは、液体食品向け紙容器の分野で独自技術を有する世界有数のサプライヤーであり、近年は環境に配慮したパッケージ製品の開発を強力に推進している。
 Elopakと日本製紙の取引関係は1989年にスタートし、2016年には新製品に関するライセンス契約を締結するなど、30年以上にわたり関係を深化させてきた。 日本製紙は、「これまで以上の協力関係のもと、脱炭素社会に向けた動きを加速させ、競争力の強化に取り組む」と述べている。

〔Elopakの会社概要〕
所 在 地:本社・ノルウェー、オスロ
設  立:1956年
資 本 金:4,700万ユーロ
事業概要:パーケージ・充填機の製造・販売
売  上:9億900万ユーロ(2020年度実績)

 

(FUTURE2021年7月19 日号)

北越コーポレーション/ISO45001認証を取得

2021-08-24

 北越コーポレーションはこのほど、労働安全衛生に関する国際規格「ISO 45001」の認証を取得した。同認証を全社レベルで取得するのは、紙パルプ業界で初めて。
 同社は2020年4月にグループ安全衛生基本方針を策定し、安全衛生活動の中期目標として「hSA25」(hokuetsu Safety Action 2025)を定めた。その目標達成の手段の一つとして、ISO 45001の認証取得を進めてきたもの。
 ISO 45001は18年3月に発行された労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格で、従業員やその利害関係者の、業務上の労働安全と衛生に関するリスクを適切に分析・管理することと、継続的に改善することが骨子となっている。

(FUTURE2021年7月19 日号)

大王製紙/マスクのJIS認証を取得へ

2021-08-24

 大王製紙は厚生労働省と経済産業省がマスクの日本産業規格(JIS)を制定したことを受け、一般用・医療用マスクの規格「JIS T9001」の認証を取得することを決めた。対象は、日本製不織布マスクの『エリエール ハイパーブロックマスク』シリーズと『エリエール サージカルマスク』シリーズ。認証取得後は順次、JISマークをパッケージに表示していく。
 また、感染予防に効果的なマスクのつけ方を解説する啓発動画を公開した。動画では、マスクをつける前にノーズフィッターをW字折りにするなど、マスク装着のコツを紹介。スーパーコンピュータ「富岳」によるシミュレーションを使って、その効果を解説している。

 ■動画「つけ方次第で効果が上がる!マスクのより良いつけ方」
 https://www.elleair.jp/article/cm-movie/movie/201999/

(FUTURE2021年7月26 日号)

日本製紙グループ/『SchoolPOP』の生産拠点を3工場に拡大

2021-08-24

 日本製紙グループは、ストローがいらない学校給食用牛乳パック『SchoolPOP』の生産体制を拡大する。これまで日本製紙リキッドパッケージプロダクトの石岡事業所(茨城県)と三木事業所(兵庫県)の2拠点で生産してきたが、新たに同社江川事業所(茨城県)でも生産体制を整備し、2022年2月から3拠点での供給体制とする。
 『SchoolPOP』は、昨年の製品開発発表後、“脱プラスチックとコスト削減を同時に実現できる容器”として高知県で採用が決定し、今年7月には北九州市と鹿児島県でも学校給食用牛乳用パックとして採用が決まった。
 北九州市では10月を目途にモデル校でのテスト運用を実施し、22年4月から本格的に供給を開始する予定で、鹿児島県も薩摩半島エリアでの採用が決まり、今秋以降に供給が開始される。北九州市の学校給食用牛乳は1日当たり75,000本(198校)、年間約1,500万本にのぼり、これが『SchoolPOP』に切り替わると、削減されるプラスチックストローは年間約7,000㎏となる。また薩摩半島エリアでは、1日45,000本(220校)、年間約850万本の供給量から計算すると、年間4,250㎏のストロー削減となる。
 日本製紙によれば、『SchoolPOP』については乳業メーカーからの問合せに加えて地方自治体や教育委員会、環境関連NPOなどからの反響も大きいという。これまでの採用事例に加えて、すでにいくつかの地域で採用が内定しており、同社は数量の拡大を見込んでいる。今回の生産強化により、日本全国の学校給食用牛乳パック(約14億パック/年)の全量を供給できる体制を整える計画で、また、複数の生産拠点を整備することで、包材供給体制のBCP(事業継続計画)を実現する。

(FUTURE2021年7月26 日号)

レンゴー/大興製紙を完全子会社化

2021-08-24

 レンゴーは大興製紙の第三者割当による募集株式を9月1日付で全数引き受け、同社を完全子会化する。
 レンゴーはかねて公表していた通り、会社更生手続きを開始した大興製紙の更生計画が裁判所に認可されることを条件に、完全子会社化することで同社と合意書を締結し、経営支援を進めてきた。このほど、更生計画の認可が確定したことから、レンゴーは更生計画の遂行に必要な資金を大興製紙に拠出し、完全子会社化するもの。今後は、早期に更生手続を終結させて同社の経営を再建する。また、これによりレンゴーは、グループ事業の川上にあたるクラフトパルプおよびクラフト紙の製造事業に進出する。

 〔子会社化後の大興製紙の概要〕
 所在地:静岡県富士市上横割10番地
 資本金:4億5,000万円
 株 主:レンゴー100%
 事 業:クラフトパルプ、クラフト紙および特殊紙の製造・販売ならびにリサイクル事業
 従業員:191名
 〈参考〉更生手続開始申立て前の売上高:約120億円(2020年3月期)

 〔役員陣容=9月1日〕(カッコ内は8月3日現在の役職)
 代表取締役会長・平野公一(レンゴー顧問)▽代表取締役社長・塩川好久(大興製紙代表取締役社長)▽取締役・長谷川英彦(レンゴー経営企画部管掌役員付部長)▽同・前田保(レンゴー経営企画部管掌役員付部長)▽同・鈴木洋右 (大興製紙上席執行役員)▽非常勤取締役・大坪清(レンゴー代表取締役会長兼CEO)▽同・西村修(レンゴーエグゼクティブアドバイザー)▽非常勤監査役・馬場泰博(レンゴー取締役兼副社長執行役員)▽同・長谷川 一郎(レンゴー取締役兼副社長執行役員)

(FUTURE2021年9月6日号)

紙パルプ産業と環境2022 「カーボンニュートラル産業への挑戦」

2021-08-23

〈9月6日号〉

2021-08-23

 

●R&D情報
世界的な脱プラ・減プラの動きに対応/環境負荷を抑え機能性向上などに一層注力する紙パの研究開発〈3〉

●ワールドレビュー
巨大パルプ設備稼働も市況への懸念と不安を打ち消すブラセル

●今週の焦点
2021年上半期の紙・板紙需給/前年比プラスもコロナ前には戻らず

●話題を追って
需給逼迫で輸出価格が上昇する古紙/1〜6月の平均輸出単価は㎏21.2円に

●今週の数字
2021年上半期の紙・板紙貿易/段原紙の輸出拡大で大幅な出超に

●トピックス
第3回ICFPA(国際森林製紙団体協議会)若手表彰/CNF、バイオプラ、省エネなどで最優秀研究者3名を選出

●ワイドフレックス
上場企業2,220社の女性役員比率調査/紙パのゼロ比率7割は33業種中で最高

●統計と市況
原材料

●米国市況
グラフィック用紙

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 人事異動

〈8月23日号〉

2021-08-23

 

●R&D情報
環境配慮をはじめ多様化ニーズに対応/高機能化や高付加価値化が進み製品化が増える紙パの研究開発〈2〉

●ワールドレビュー
度重なるヴァーソ買収に失敗しても、なお諦めない投資会社のアトラス

●話題を追って
全段連 環境自主行動計画フォローアップ調査/CO2削減率、原単位とも目標を達成
竹尾+デザインのひきだし+TOBICHI/『神田かわいい和紙祭り』開催

●REPORT
古紙配合率問題フォローアップ調査/「風化させない教育」を各社で工夫

●ワイドフレックス
脱炭素社会に向けた企業への影響調査/「エネルギー・水・廃棄物」に高い関心

●講演から
FSCジャパンがオンライン勉強会を開催/「地質、地形、水文の把握が大切」と太田代表

●統計と市況
関連指標

●中国市況
原料、紙・板紙製品

●ドイツ市況
紙・板紙、古紙

●ニュースファイル 企業の動き
決算 トピックス 新製品 人事異動

<8月2号>

2021-08-10

 

●Interview
西谷浩太郎・平和紙業㈱営業統括本部 販売推進本部 課長/『紙と印刷とラジオ』1周年 情熱をもって発信を続けていく

●Topics
凸版印刷とENEOSの古紙バイオエタノール事業/検証を重ね27年度以降の事業化めざす
紙パ関連企業の新中期経営計画〈2〉~巴川製紙所、日本紙パルプ商事、イムラ封筒~編/新付加価値の創造で収益力を強化 ポストコロナを見据えた動きも
大阪洋紙同業会/第25回大阪フォーラムをzoom会議形式で開催『森を守るマークFSC®~SDGsに貢献するFSC認証』
竹尾+デザインのひきだし+TOBICHI/三者合同で『神田かわいい和紙祭り』開催

●Report
紙加工関連企業の2020年度業績/“ニュー・ノーマル”など顧客ニーズをビジネスに繋げて収益改善に注力
印刷関連企業の2020年度業績/コロナ禍でデジタル媒体への移行加速 成長分野への積極施策で収益の維持・確保も

●Lecture
インドネシアのスタートアップ企業/廃プラ削減に向けた取組みが本格化 海洋へのごみ流出・汚染に警鐘

●Trend
中国造紙協会の2020年報告/好調な内需を背景に消費が2桁伸長 新型コロナウイルス感染症の影響が軽微

●製品紹介
くらしと紙/日本製紙クレシア、大王製紙

●統計
東京市況/コロナワクチン関連で一部に需要増の動き
家庭紙/国内・輸入とも増加 ソフトパックティシュ
古紙/5月度の古紙回収率 2ヵ月連続の80%台

●インフォメーション

『紙・不織布・フィルム 加工ガイド2022-市場と技術』

2021-08-01

〈8月9日号〉

2021-07-29

 

●R&D情報
ソフト・ハードの両面で幅広く対応/環境配慮型製品の上市が一段と加速する紙パの研究開発〈1〉

●ワールドレビュー
カンボジアで工場用地を買収し、紙パ事業拡張に乗り出す理文造紙

●REPORT
2021年1〜3月期の主要国紙パルプ産業/変化が目立つ各国の紙・板紙貿易

●話題を追って
CLOMAフォーラム2021/発足2年余の活動成果などを発表

●新製品・新技術
凸版印刷とENEOSの古紙バイオエタノール事業/今年度は凸版が小型検証機を導入

●アジア市況
輸入古紙、輸入パルプ

●米国市況
パッケージング用紙

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル 企業の動き
決算 催事 トピックス 移転・変更 新製品 人事異動

2021年 <8月号> 特別企画/紙・不織布・フィルム 加工ガイド2022─市場と技術

2021-07-29

 

紙・不織布・フィルム 加工ガイド2022
─市場と技術─

●市場・技術動向
ポストニューノーマル時代における強靭な製紙産業の再構築に向けて ─ 既存技術のポテンシャルの精査と企業統治理念の再点検
東京大学名誉教授 尾鍋史彦
不織布と環境問題とのかかわり
信州大学繊維学部特任教授,日本不織布協会顧問,日本繊維機械学会不織布研究会委員長 矢井田修
中国の特殊紙産業の近況と変化
栗田工業㈱ 開発本部研究主幹 陳嘉義

報道発表などに見る最近の製品開発(2020年7月〜21年6月)

加工関連データ/紙・板紙 印刷,段ボール 包装資材・容器,段ボール 粘着テープ,壁紙 不織布 紙おむつ・印刷機械ほか

加工製品資材 品種・銘柄データ/印刷・情報 印刷・その他 包装・パッケージ 粘着・剝離 産業・工業用資材 土木・建築 家庭・衛生 その他

●開発事例
日本製紙/ストローレス対応学乳容器“SchoolPOP®” ─ 身近なところから進める使い捨てプラスチックの削減
レンゴー/プラスチック代替パッケージ“REBIOS®(レビオス)”
特種東海製紙/意匠性パッケージ用紙TT–SPARKLE ─ 高付加価値パッケージ用紙ブランド「TT–PACKAGE」の立上げと展望
東罐興業/機能とデザイン性を兼ね備えた紙製スタンディングパウチ“PA–PAUCH”(ペーパウチ)
北越コーポレーション/創造力を刺激する紙 “PASCO”
カミ商事/羽毛粉末を利用した“KPE段ボール” ─ 撥水・保温機能と環境配慮・安全性を両立
金星製紙/PETボトルリサイクルに向けた水切り袋の展開と新たな不織布製品開発
リコー/植物と空気からできた新素材“PLAiR(プレアー)” ─ 独自の発泡技術による軽量でしなやかな発泡PLAシート素材
三菱製紙/抗菌・抗ウイルスインクジェットメディアの開発
竹尾/“ゼオミライ”─ 和紙の風合いと抗菌・抗ウイルス・消臭効果を併せ持つ機能性シート
帝人フロンティア/抗菌・抗ウイルス加工繊維製品
リンテック/抗ウイルス・抗菌加工を施した特殊ラミネートフィルム
ユポ・コーポレーション/紙用油性インキ両面印刷対応グレード“スーパーユポダブル”
スギノマシン/バイオマスナノファイバー“BiNFi–s(ビンフィス)”

●最新技術情報
小林製作所/新たな特殊加工に役立つワイヤーバー,各種コータ,不織布用クロスカッタ,テスト用ラボ
大昌鉃工所/特殊紙製造装置から機能を高める加工機器へ展開
新日本通商/コーティングの品質とコスト削減を実現する最新測定器
伸興/ロールや基材の微小異物・液状異物を除去するEXワイピングクロスクリーナー  明産/製紙業界で培ったスリッター技術 新素材でも高評価
春日電機/エレクトレット加工システム コロナプラズマ表面処理装置 生産現場での事故・トラブルを未然に防ぐ静電気除去装置
金陽社/製紙カレンダー用樹脂ロール“ZE-Kシリーズ”
ABB/L&WオートラインS&L(全自動紙試験機) L&Wオートライン 測定モジュール(全自動紙試験機)
東京計器/印刷品質検査装置 P-CapV6
チノー/赤外線多成分計 IMシリーズ

●業界動向
アンドリッツ/GEパワーソリューションの排ガス処理技術・サービス事業を統合
紙パルプ技術協会/“木質化学工業”目指し事業構造転換の加速を ─ 第74回定時総会で進藤理事長が再任

●寄稿
中国名所案内(3)/日本とも関わりの深い大連・旅順および天津へ ─ 特殊紙年会参加と工場・大学など製紙関連施設訪問
豊福邦隆

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(104) クラウドファンディング成功法 〜紙のハンガー・重箱・扇子
中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信
月間ニュース
海外情報
アジア通信
イベントカレンダー
紙パルプ製品・原材料等月別需給統計〈令和3年5月度〉

<8月1号>

2021-07-28

 

●Report
製紙関連企業の2020年度業績/コロナ禍で業績に明暗 販売数量減と減収減益著しく
アジア諸国のグリーンビジネス/主要国の政策・方針を踏まえ 日本企業がどう関わっていけるかがテーマ

●Trend
2021年度の設備投資に関する意識調査/計画のある企業は増加も、脱炭素化投資は1割未満

●Topics
紙パ関連企業の新中期経営計画~日本製紙、大王製紙、リンテック~編/構造改革などで収益力強化を推進
SGEC/PEFCセミナー/江戸時代から学ぶ持続可能性社会 未来の環境に責任もつ商品開発を
大王製紙/「24 時間テレビ 44『愛は地球を救う』」に協賛
共栄紙業/関組を引き継ぎ、グループ会社「関西製紙原料」を設立

●総会から
日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合/ビジネスチャンスにつながる情報を提供
紙パルプ技術協会 第74回定時総会/進藤富三雄理事長が再任 “木質化学工業”へ向け構造転換加速

●催事
第32回ISOT【夏】/東京、大阪の卸商がアイデア商材で競演 各社ブースに人だかり

●製品紹介
くらしと紙/王子ネピア、日本製紙クレシア、大王製紙

●統計
板紙/21年4月度生産実績 前年比106.3%
段ボール/4月度の段ボール生産 前年比104.3%と増加
パルプ・パルプ材/前年反動で増加も19年比は7%台減
出版/伸長するビジネス書 “鈍器本”に注目

●インフォメーション

〈8月2日号〉

2021-07-21

 

●R&D情報
対売上高比率は5%台に回復/3期ぶりに前年実績を上回った紙加工関連業界の設備投資額

●ワールドレビュー
コロナ禍による学習塾の大打撃で市況が急落する中国の上質紙

●REPORT
世界主要国の紙パルプ産業2020〈2〉/活発化する原料パルプへの大型投資

●新製品・新技術
リグノマテリアの改質リグニン実証プラントが竣工/純国産技術で新素材産業の創出へ

●統計と市況
原材料

●中国市況
原料、紙・板紙製品

●米国市況
古紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き トピックス 新製品 人事異動

〈7月26日号〉

2021-07-21

 

●R&D情報
段ボール原紙、衛生用紙、脱プラ/成長分野への転換が加速する製紙関連企業の設備投資動向

●ワールドレビュー
コロナ禍を契機に家庭向け配食サービスで広がるブラジルの脱プラ

●REPORT
世界主要国の紙パルプ産業コロナ禍からの回復度合に顕著な差

●話題を追って
立教大・JTB総研 企業・団体のSDGs対応調査/「検討中」も含めると約3割が推進中
電通 カーボンニュートラルに関する生活者調査/「内容まで理解している」人は15%

●ワイドフレックス
第32回 ISOT〈夏〉開催/紙素材は多彩な用途や機能性を訴求

●統計と市況
板紙

●米国市況
グラフィック用紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き 決算 トピックス 人事異動

<7月2号>特集■くらしと紙〈夏〉

2021-07-20

 

特集 ■ くらしと紙〈夏〉

●Review
静岡・愛媛ほかの《ヒット・ロングセラー》製品
【静岡県】イデシギョー、春日製紙工業、コアレックス信栄、紺屋製紙、シーズイシハラ、新橋製紙、大一紙工、大興製紙、特種東海エコロジー、林製紙、藤枝製紙、富士里和製紙、マスコー製紙、丸井製紙、丸富製紙 【愛媛県ほか】泉製紙、イトマン、大髙製紙、カミ商事、金柳製紙、ゴークラ、大富士製紙、トーヨ、西日本衛材、三木特種製紙

●Interview
紺野正弘・全国家庭紙同業会連合会-東京紙商家庭紙同業会 理事長(㈱正和代表取締役社長)/過剰な増設・増産を危惧 理事長として変革期の業界に尽力

●Topics
丸富製紙/紙製パッケージ使用のCNF配合 トイレットペーパー発売を富士市に報告
コアレックスグループ/全従業員に2度目の「特別感謝金」支給
日本衛生材料工業連合会/マスクJIS制定で適合審査運用へ 合格品に認証番号を発行

●総会から
日本衛生材料工業連合会/新会長に澤田道隆氏就任 創立70周年記念式典も開催

●Report
世界の衛生用紙市場/1人当たり消費量では大きい先進圏と途上圏のギャップ

●総会から
東京都製紙原料協同組合 第65回通常総会/新理事長に三弘紙業の上田晴健氏
日本印刷産業機械工業会/IGAS2022に向け広報活動に注力

●Topics
凸版印刷、ENEOS/古紙バイオエタノール事業で協業の検討を開始
竹尾 見本帖本店/『第67回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展』
プラスチックに係る新法案/より実効ある対策を求め環境24団体が共同提言
平和紙業 ペーパーボイス東京/『NEW knows OLD ―平和紙業の75年をふりかえる―』

●統計
東京市況/コロナ禍で低調続くも定期案件で一部回復
家庭紙/マスク効果でティシュが需要減
古紙/4月度の古紙回収率 3ヵ月ぶりの80%台

●インフォメーション

〈7月19日号〉

2021-07-08

 

●R&D情報
増設ラッシュの一方で衛生環境が劣悪な国も/先進圏と途上圏のギャップが大きい世界の衛生用紙市場

●ワールドレビュー
世界的な供給不足を背景に高騰するアジアのOCC価格

●話題を追って
苦戦を強いられた印刷業界の2020年度業績/コロナ禍でデジタル媒体への移行加速

●R&D情報関連付表
世界の国・地域別 衛生用紙需給(2018〜19年)

●統計と市況

●米国市況
パッケージング用紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き トピックス 催事 人事異動

紙・板紙需給速報4月/紙・板紙国内出荷が21ヵ月ぶりにプラス

2021-07-05

 日本製紙連合会が集計した4月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比+2.7%の192.2万tと、21ヵ月ぶりの増加となった(19年比は△6.9%)。以下、%表記は特に記載がない限り前年同月比。

 うち、紙は+1.3%の91.2万t、板紙は+4.0%の101.0万tで、用途別では、グラフィック用紙(新聞用紙+印刷・情報用紙)が+2.1%の64.1万tで53ヵ月ぶりの増加。パッケージング用紙(包装用紙+段ボール原紙+紙器用板紙+雑種紙+その他の板紙)は+4.3%の112.5万tで2ヵ月連続の増加。主要品種は、新聞用紙、情報用紙、衛生用紙を除きプラスとなった。ちなみに19年比でプラスだったのは衛生用紙(+1.4%)と段ボール原紙(+0.4%)。

 紙・板紙のメーカー輸出は+31.4%の15.8万tで16ヵ月連続の増加。うち、グラフィック用紙は塗工紙を中心に東アジア向けが増加して+13.5%の4.7万tとなり、4ヵ月ぶりの増加。パッケージング用紙は+41.0%の11.1万tで17ヵ月連続増。段ボール原紙を中心に東アジア、東南アジア向けが増加した。

 紙・板紙の在庫は前月比△3.6万tの187.8万tで3ヵ月連続の減少。うち、グラフィック用紙は新聞用紙、印刷・情報用紙ともに増加し、同+2.4万tの88.6万tと3ヵ月ぶりの増加。パッケージング用紙は、段ボール原紙を中心に減少し、同△6.0万tの90.2万tと2ヵ月連続の減少。衛生用紙は同+0.1万tの9.0万tで4ヵ月連続の増加。

 〔主要品種の動向〕
 新聞用紙:国内出荷は△0.8%の16.4万tで42ヵ月連続減。
 印刷・情報用紙:国内出荷は+3.1%の47.7万tで21ヵ月ぶりの増加。情報用紙は減少したが印刷用紙が増加した。メーカー輸出も+13.5%の4.7万tで4ヵ月ぶりの増加。
 包装用紙:国内出荷は+7.9%の5.8万tで25ヵ月ぶりの増加。未晒を中心に増加した。メーカー輸出は+6.7%の1.8万tで8ヵ月連続増。
 段ボール原紙:国内出荷は+3.7%の83.2万tで5ヵ月連続の増加。メーカー輸出は+49.6%の7.3万tで17ヵ月連続の増加。
 白板紙:国内出荷は+9.2%の11.5万tで2ヵ月連続の増加。高板、特板、コート白ボールいずれも増加した。
 衛生用紙:国内出荷は△5.5%の15.6万tで3ヵ月連続の減少。トイレットペーパー、ティシュ、タオル用紙いずれも減少した。

(FUTURE2021年6月14日号)

北越コーポレーション/家庭紙事業の開始とRO膜支持体事業拡大を決定

2021-07-05

 北越コーポレーションは新潟工場に家庭紙生産設備を新設する。また、タイに子会社を設立して逆浸透膜(RO膜)支持体の生産工場を建設する。生産開始予定はいずれも2023年12月。

 北越コーポレーションは現在、洋紙の需要減少に対応した事業ポートフォリオの転換に取り組んでおり、昨年4月には改造した洋紙マシンで段ボール原紙の生産を開始したほか、洋紙マシンの集約などを進めている。また、こうした既存洋紙事業の再構築と平行して新規成長分野への事業拡大も行う考えで、その一環として、安定した需要がある生活必需品の家庭紙や、工業発展などに伴って需要が増加するRO膜支持体のような事業を拡大させる。

 まず家庭紙事業では、大量消費地である関東圏に近い新潟工場に、長年培ってきた高品質・低コスト・高効率操業の知見と技術を活かし、家庭紙の生産設備を新設。生産する製品の70%以上をCO2ゼロ・エネルギーで製造する。

 〔設備の概要〕
 設備投資内容:抄紙設備、加工設備、製品倉庫など
 生産品種:トイレットペーパー、ティシュ、ペーパータオルなど
 生産能力:25,000t/年
 設備投資予定額:約150億円

 またRO膜エレメントについては、衛生環境の向上、工業の発展、人口増加などに伴い、工業用水処理や海水淡水化用途、下水・排水の再利用用途、民生用では浄水器など、さまざまな用途で需要が増加しており、それに伴いRO膜支持体の需要も拡大していることから、長年生産してきた長岡工場で培った技術を活かし、新たにタイでRO膜支持体の工場を建設するもの。拡大する世界需要に応えるグローバルな供給体制を、長岡工場とタイ工場で確立する。

 〔工場の概要〕
 子会社名称:HOKUETSU CORPORATION(THAILAND), LTD. (仮称)
 設備投資内容:建物、抄紙設備、加工設備など
 生産品種:RO膜支持体
 生産能力:5,000t/年
 設備投資予定額:約60億円

(FUTURE2021年6月14 日号)

丸住製紙/大江工場に衛生用紙の抄紙機と加工設備を新設

2021-07-05

 丸住製紙は2023年3月の完成を目指し、大江工場(写真)に衛生用紙の抄紙機と加工設備を新設する。投資額は約90億円。自社製パルプで高品質なペーパータオルなどを製造し、衛生用紙製品のラインアップ拡充を図る。

 同社は衛生用紙事業拡大のため設備の増設を進めている。大江工場では今年9月にもペーパータオルの加工設備1台が完成する予定で、今回の新設と合わせると、フル稼働時には年間約4万tの生産を見込んでいる。

 〔新規設備の概要〕
 所在地:大江工場(愛媛県四国中央市)
 設備内容:抄紙機、加工設備
 生産品種:ペーパータオルなどの衛生用紙
 生産能力:年間約26,000t

(FUTURE2021年6月28日号)

日本製紙/八代市と古紙リサイクルの循環型システムを構築

2021-07-05

 日本製紙は八代市と連携し古紙リサイクルの循環型システムを構築した。回収して再資源化された素材を含む製品を6月から順次出荷する。

 同システムでは家庭から排出される新聞・雑誌・段ボール・紙製容器包装・紙パックなどの古紙を八代市環境センター「エコエイトやつしろ」が回収し、日本製紙の八代工場や大竹工場などで再資源化する。具体的には、大竹工場で段ボール原紙に、八代工場で印刷用紙やコピー用紙に、グループ各社で家庭紙などに再生する。また分別の一部は八代市障がい者福祉事業所協議会の協力を得て効率化を図る。地域住民とのネットワークを持つ行政と紙リサイクルの技術および拠点を持つ日本製紙が協力することにより、安定的な資源調達とともに、総合的な古紙リサイクルシステムの構築を目指す。

 なお実施期間はこの4月から2022年3月末までを予定している(期間更新あり)。

(FUTURE2021年7月12日号)

レンゴー/淀川流通センターが竣工

2021-07-05

 レンゴーでは淀川工場跡地に住友商事と共同で建設を進めていた物流倉庫が、このほど竣工した。

 同物流倉庫は2018年3月末に閉鎖したレンゴー淀川工場の跡地(大阪市福島区)に建設され、全4階建てのうち1階全体と2階の一部をレンゴーが区分所有する。1階には物流拠点となる淀川流通センターを新設、また1・2階の一部に中央研究所を移転する。今後、設備の設置工事などを実施して9月に稼働開始する予定。
淀川流通センターは、板紙製品約2万tの収容が可能で、

 関西地区におけるレンゴーグループ最大の物流拠点となる。AIやIoT、RFIDを活用した倉庫管理システム(WMS)やトラック誘導システムに加え、自動リフトの導入により、物流の効率化を目指す。同社では「輸送品質とサービスの向上を図るとともに物流現場の業務改革を進め、ホワイト物流を推進する」としている。

 また中央研究所は近隣にある現・中央研究所の建物と施設が老朽化したため移転するもので、移転後は所内にオープンな交流スペースを設け、異なる研究分野の自然な交流と融合による発想転換を促しさらなるイノベーション創出を目指す。
なお、物流倉庫2階のレンゴー所有区画には連結子

 会社の朋和産業大阪支店も移転する予定。

 〔レンゴー淀川流通センター・中央研究所の概要〕
 所在地:大阪市福島区大開4-1-186
 床面積:淀川流通センター約22,300m2(約6,700坪)、中央研究所約4,500㎡(約1,400坪)

 〔朋和産業大阪支店/関西物流センターの概要〕
 所在地:上記に同じ
 床面積:約7,200㎡(約2,200坪)
 稼働開始予定:7月

(FUTURE2021年6月28日号)

大王製紙/「サステナビリティ・ビジョン」を策定

2021-07-05

 大王製紙はこのほど「大王製紙グループ サステナビリティ・ビジョン」を策定した。

 2050年カーボンニュートラル(50年までに温室効果ガスの排出をゼロにすること)の実現を目指すとともに、30年までの目標として「CO2排出量13年比で46%削減」に取り組む。合わせて、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明した。今後はTCFDに準拠した気候変動関連のリスク・機会評価を行い、情報開示を進める。

 「サステナビリティ・ビジョン」では、次の10項目をマテリアリティ(重要課題)として掲げ、解決に取り組むことを表明した。

 〔10のマテリアリティ〕
 ① 事業ポートフォリオの戦略的変革
 ② グローバル展開の加速
 ③ 新規事業の創出
 ④ 地域社会との共生
 ⑤ 持続可能なサプライチェーンの確立
 ⑥ 人権尊重と人財育成、社員への思いやり
 ⑦ 公正で透明性の高い経営
 ⑧ 気候変動への対応
 ⑨ 循環型社会の実現
 ⑩ 森林保全と生物多様性の維持

 

(FUTURE2021年6月21 日号)

日本製紙/バイオマスマテリアル事業推進本部を新設

2021-07-05

 日本製紙は6月29日付でバイオマスマテリアル事業推進本部を新設した。セルロースナノファイバーをはじめとする新素材製品の市場開拓を加速させる。

 日本製紙グループは「2030ビジョン」を策定し、その前半5年間の「中期経営計画2025」では事業構造転換の加速を基本戦略に、重点課題として「成長事業への経営資源シフト」、「新規事業の戦力化加速」、「基盤事業の競争力強化」を掲げた。

 バイオマスマテリアル事業推進本部は、事業構造転換の中核組織として新設するもので、体制は「事業転換推進室」「バイオマスマテリアル販売推進部」「バイオマスマテリアル・コミュニケーションセンター」の3部構成となる。他社や研究機関などの外部機関と連携を強化し、既存商流を活用して新規事業立上げを迅速化するなど、グループ横断的に活動していく。

 また日本製紙は同じく6月29日付で海外事業本部、営業企画本部、情報用紙営業本部、白板・包装用紙営業本部の5本部も発足させる。既存の本部・部組織と合わせ、マーケットに柔軟かつ迅速に対応できる営業体制と事業体制を構築し、全社を挙げて「中期経営計画2025」の必達に取り組む。

 

 

(FUTURE2021年6月28日号)

平和紙業、竹尾/『npi抗ウイルス紙』を発売

2021-07-05

 平和紙業と竹尾はこのほど日本製紙が製造する『npi抗ウイルス紙』を発売した。

 『npi抗ウイルス紙』は抗ウイルス機能を備えた非塗工の高級印刷用紙。セルロースナノファイバー製造の中間体である変性セルロースに機能性金属イオンを担持させることによって高い抗ウイルス性能と消臭・抗菌性能を持たせ、この変性セルロースを原料に配合することで、高い抗ウイルス性能、消臭・抗菌性能を実現させた。抗ウイルス性能試験では、2時間後にウイルスを99%以上不活性化させ、抗菌試験では18時間後に菌を99%以上低減、また消臭試験では、2時間後に臭いを70%低減した。

 通常の上質紙と同様の印刷・加工が可能なため、身近な印刷物に幅広く使用できる。

 

(FUTURE2021年6月14 日号)

 

〈7月12日号〉

2021-07-02

 

●R&D情報
アンテナも兼ねて新商品を相次ぎ市場投入/“DX”と“新常態”下の顧客ニーズをビジネスにつなげた紙加工業界〈3〉

●ワールドレビュー
BKP、DP設備の2系列同時建設を進めるブラセルの大型プロジェクト

●話題を追って
プラスチックに係る新法案が成立/より実効ある対策を求め環境24団体が共同提言
日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合/ビジネスチャンスにつながる情報を提供

●今週の数字
日本の包装産業市場2020/紙素材の中でもシェアが高まる段原紙

●ワイドフレックス
「サーキュラー・エコノミー」シンポジウム〈2〉/容器を廃棄しない新ビジネスが拡大

●統計と市況
関連指標

●アジア市況
輸入古紙、輸入パルプ

●ドイツ市況
紙・板紙、古紙

●ニュースファイル 企業の動き
団体の動き トピックス 移転・変更 新製品 人事異動

ページのTOPへ