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日本製紙/八代市と古紙リサイクルの循環型システムを構築


 日本製紙は八代市と連携し古紙リサイクルの循環型システムを構築した。回収して再資源化された素材を含む製品を、6月から順次出荷する。
 同システムでは、家庭から排出される新聞・雑誌・段ボール・紙製容器包装・紙パックなどの古紙を八代市環境センター「エコエイトやつしろ」が回収し、日本製紙の八代工場や大竹工場などで再資源化する。具体的には、大竹工場で段ボール原紙に、八代工場で印刷用紙やコピー用紙に、グループ各社で家庭紙などに再生する。また分別の一部は、八代市障がい者福祉事業所協議会の協力を得て効率化を図る。地域住民とのネットワークを持つ行政と、紙リサイクルの技術および拠点を持つ日本製紙が協力することにより、安定的な資源調達とともに、総合的な古紙リサイクルシステムの構築を目指す。なお実施期間は、この4月から2022年3月末までを予定している(期間更新あり)。

(FUTURE2021年7月12日号)

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