書籍案内

タイムス インタビューズ2014 有識者に聞く

紙パルプ専門出版社としての弊社は、定期刊行物や特別企画の単行本書籍などを通じ毎年多数に上る業界内外有識者の意見・提言を、活字媒体を中心に紹介しています。

主に誌面におけるインタビューという形をとったそれらのコメントは、固有の条件下で発せられた一過性の肉声でありながらも、その時点その場面における生きた現代史の証言として普遍的な価値を備えていると弊社は考えます。

これらのインタビューを毎年1冊の単行本形式に取りまとめることで、従来の年鑑形式などとは異なる、その時代の貴重な証言録としたい。これが本書のコンセプトです。

その年度に新しく企業のトップに就任された方々はもちろん、当該部門や団体の長に就任された方々、また多年にわたり業界の第一線で活躍されている方々などの肉声を幅広く収録しました。

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製紙業界および関連業界のオピニオンリーダー96人が環境変化著しい現在を語る。
B5判・294頁
定価 本体10,000円(税・送料別)
2014年4月4日発行
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本書の内容

〔氏名50音順掲載・敬称略〕
青木充雄(青木機械)佐々木賞受賞で一層の普及を、欧州でもリピートオーダー獲得
ASEAN紙パルプ会議 各国がサステナビリティ確立の取組みを報告
甘艸保之(日本紙類輸入組合)景気サイクルが良い方向に向かう今こそ大胆な決断を
有坂直樹(東京洋紙代理店会)物流サービスが過剰気味に《待機時間の短縮》が課題
有田二郎(平和紙業)出版分野での採用増えた2013年《月》モチーフの画期的FP上市も
安藤隆生(王子エフテックス)マーケティングに裏打ちされた上市でラインナップが精鋭化
生田誠(国際紙パルプ商事)合併で古紙取扱量年間140万t(国内90万t・輸出50万t)、世界を視野に事業展開
石川省三(カミ商事)大人用紙おむつ市場の拡大に対応
石橋邦夫(日本印刷産業連合会)海外パッケージにおけるデジタル印刷2018年に5%強のシェア確保
井出純一(静岡県紙業協会)《富士山紙フェア》開催で精神面から地域活性化を支援
稲場要一(吉川紙商事)品目別の線引きを無くしマルチに売る組織に再編
井上和久(日本不織布協会)今後の業界発展に欠かせない産官学連携と企業間協力の強化
今井敦司(田島鐵工所)創業95周年迎え顧客の〈夢〉実現に向け更に注力
入江典夫(入江運輸倉庫)《料金+付加価値の競争》時代に
岩瀬廣コ(古紙再生促進センター)日本のリサイクルシステムを公共財としてさらに発展させたい
上野宏(東洋プラント工業)古紙処理関連機器の売上げが《60%の高率》に
牛島光夫(三菱製紙)サプライチェーンを構築し《ジャスト・イン・タイム》で供給
宇尊己(泉製紙)《プリントロール》のトップランナーとして
大川博司(九州洋紙代理店会)当面は消費税増税前のお客様の期待に応えていく
大久保信隆(関東製紙原料直納商工組合)《古紙の世界循環》を視野に持続可能な古紙循環社会の確立に寄与
大島光(大阪洋紙代理店会)価格修正の浸透は中堅以上への素早い転嫁がポイント
大山芳男(日本フエルト)創業100周年へ向けた基盤再強化で抄紙用具メーカーとして新たな飛躍へ
尾ア光明(特種東海製紙)新感覚のクラフト紙を市場投入《骨太商品》第二弾も予定
梶山恵司(富士通総研)木質バイオマス利用の現状と課題
角川歴彦(KADOKAWA)進む、出版業界の業態変革岸野光伸(ナカバヤシ)
機密文書細断《パピルスネットワーク》の有効活用図る
北村光雄(日本板紙組合連合会)原燃料コストの上昇分は製品価格に転嫁せざるを得ない
栗原正雄(全国製紙原料商工組合連合会)需給が逼迫気味の今こそ《余剰問題》の備えを
黒崎暁(日本家庭紙工業会)メーカーに不利な昨今のPB契約、法律を後ろ盾に問題解消へ
小林俊雄(小林製作所)厳しい市場環境の下での〈知と人との触れ合い〉が新たな発展へ
小林侯隆(名古屋洋紙代理店会)営業社員のスキルアップで主力3事業が相乗効果
小松厚一(九州紙商事)M&A決断の要素は正直さとフィーリング
紺野正弘(全国家庭紙同業会連合会)需給をバランスさせ《攻め》から《待つ》商いへ
齊藤了介(大昭和紙工産業)《大昭和》の遺産+斬新な事業展開で〈富士市発のグローバル企業〉へ
酒井邦雄(共同紙販ホールディングス)社内組織《情報用紙委員会》で全国網の情報力を活かす
櫻井高義(国際紙パルプ商事)天候不順が響いた道内の景気、洋紙・板紙以外でも活路を
佐々木孝行(北越紀州製紙)海外での評価と円安を後ろ盾に今年度は輸出30万t目指す
笹島久義(北海道洋紙代理店会)《営業オールラウンドプレイヤー》の育成進める
佐田幸宏(デザインエッグ)1冊から紙の書籍を出版、在庫なしで受注後に製品化
佐藤信一(日本紙類輸出組合)継続的なコストダウン努力と需給バランスの確保に注意を
佐野武男(丸富製紙)付加価値商品の開発により家庭紙メーカーとして持続的成長を
佐野一(静岡県製紙原料商業組合)組合発足50年を迎え、改めて《地産地消の古紙流通》を
島敬一(三菱製紙販売)三菱製紙主軸に3社トータルの販売力強化を
白砂一樹(王子斎藤紙業)メーカーでの労務経験を活かして人材育成に注力、製紙メーカー系問屋の供給責任果たす
鈴木厚彦(仙台洋紙代理店会)《トラック減少》の難題に直面、共同配送を再検討する時期に
鈴木将(丸金製紙)自由な発想で使い方提案、無限の可能性秘めるタオルペーパー
サイモン・セナ、リュク・ヴィアリス(アリモン社)《ソリューションプロバイダー》としての提案により技術進歩に貢献
嶋健(柏原紙商事)エゴは駄目だが《大所高所の発言》は必要
田正博(大阪府紙商組合)薄物格差がクローズアップ、厚物シフト・輸入紙の動向を注視
滝川律夫(中部洋紙商連合会)ジリ貧市況を止める秘策、《メーカーの値下げ公式表明》
竹内康晴(関西紙料)上物古紙問屋の3代目社長 パッケージ製造で収益基盤の拡充図る
竹尾有一(竹尾)貼箱並みの高級感、パッケージ用紙の採用増大
田中康友(国際紙パルプ商事)東北のニーズに沿った企画・開発で地域活性化に寄与
田中良平(森林総合研究所)パルプ原料に使えるパーム油の空果房
田辺芳克(海外産業植林センター)CDM植林の有効化審査への対応
谷口実(平和紙業)細かなニーズを掘り起こし《紙1枚からでもご用命》を前面に
津川孝太郎(岡山製紙)今より少しだけよい会社にして15代目に引き継いでもらう
佃浩之(ニッコー化学研究所)モノづくり立国の《小さな巨人》目指しオリジナリティ豊かな製品の積極展開
津隈克宏(エコペーパーJP )《販・即・製》の体制で時代の変化に対応
西田和正(平和紙業)デザイナーを意識した情報発信、ファンシーペーパーは小口注文が基盤
野田頭正芳、嶋俊勝(大丸藤井)POPや紙製什器など店頭づくりをサポート
野村正一(大阪板紙代理店会)企業マインドの好転で製紙連内需試算は必ずプラスに転じる
橋本保彦(西日本衛材)定番品で適正利潤を上げ、キャラクター物で新市場開拓
長谷川裕一(北海道製紙原料直納商業組合)ソーラーパネルの基礎工事用途など紙管の需要増す
服部正(大富士製紙)市場拡がる全てに優しい《ウェットクロス》
林浩之(林製紙)世界文化遺産登録を終え《富士山シリーズ》は次なるテーマへ
速水亨(日本林業経営者協会)樹木に畏敬の念を持った林業経営を
比江森則幸(和光製紙)ポケットティシュ《こびとづかん、みんなのこびと》
平戸順一(竹尾)ファインペーパー文化定着へ《種蒔き型営業戦略》を展開
藤井章生(レイメイ藤井)新しい需要創出へ向けた先行投資は必要〜イノベーションなくして成長なし〜
藤井建人(日本印刷技術協会)2014年の印刷市場は推定5.28兆円
藤井直樹(中央印刷紙工)印刷・段ボール・Webの3事業が連携、《ひごなび!》で付加価値提供
藤田博生、松下隆(東洋紙業)大阪拠点の印刷通販《ジオプリント》
藤吉秀昭(日本環境衛生センター)地域電力供給の拠点となる清掃工場
ロバート・フリン(RISI)中国が世界最大のLチップ輸入国に
リチャード・ボールドウィン(ジュネーブ国際問題高等研究所)グローバル化が促す生涯学習の必要性
町田一兵(明治大学)中国内陸都市にも広がる産業の高度化
松井泉(淀川芙蓉)人材育成・社員教育の充実により《自ら問題解決に取り組める》企業へ
松澤政文(ケイ・アイ化成)微生物対策の経験と知見活かし〈安全〉重視の衛材で殺菌剤を拡販
松下淳(KGKエンジニアリング)客先のニーズを詳細に把握し《Value Added》技術を提案
三木雅人(三木特種製紙)守旧だけでは《時流に乗り遅れる》
水沼今日子(中央労働災害防止協会)これから進めるメンタルヘルス対策
南方眞コ(名古屋板紙代理店会)価格修正の目標必達に《強いメッセージ》不可欠
宮ア茂喜(大製紙)新販路拓く《ペット・ケア ボディタオル》
宮崎友幸(九州板紙代理店会)勇気をもって新規事業・商材の育成に取り組む
森田博文(IHIフォイトペーパーテクノロジー)内外のマシン需要に対応しつつ新たな成長目指す事業強化策を
矢倉義弘(近畿製紙原料直納商工組合)J-BRANDで国際市場の優位性確立、まず国内での安定運営・定着が必要
山上春美(大阪府紙料協同組合)10月から大阪市全域で行政回収スタート、先行6区の回収実績は低調
山川泰司(日藤)グループシナジーを発揮しクロスセルに強い集団に育てる
山崎和文(日本製紙)印刷・情報用紙事業の再構築を経て国際的総合バイオマス企業を目指す
山田哲弘(九州紙商組合)関連商品のプロジェクトを営業力・スキル向上に役立てる
吉田忠次(大阪府印刷工業組合)〜組合員の85%が従業員30人以下〜大印工《中小印刷会社に目線を合わせた取組》
吉田昌以(成和フエルト)エキスパートフォーメーションで素材に無限の可能性を
藍瓊娥(山發日本)《皆と共に生きる》がポリシー、無理せず着実・堅実に進んでいく
龍国志(トーチ インターナショナル)日本の輸出古紙市場で10%のシェア確保したい
渡邉満(栄工機)紙パ業界への貢献を念頭に新たな技術・機械をラインアップ


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