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紙の博物館/特別企画展「木版画の美~今に生きる職人の技~」を開催中


 紙の博物館では3月12日から「木版画の美~今に生きる職人の技~」を開催している。
 江戸時代に大衆メディアとして普及した木版画は浮世絵版画により美術的世界を大きく開花させたが、今回の企画展は江戸木版画の伝統工芸士で、㈱吉田スタジオの専属摺師として木版画全般を手がける沼辺伸吉氏の協力を得、浮世絵版画(復刻)・新版画・現代版画・創作版画を展示、木版画の基本的な製作工程や伝統の技法、鑑賞ポイントなどを紹介している。開催は6月5日まで。
 浮世絵版画(復刻)、吉田博の「瀬戸内海集 帆船」シリーズ(朝/午前/午後/霧/夕/夜)、岡本流生の「赤い帽子」、河内成幸の「飛べ北斎(XIIX)」、吉田遠志の「三分咲き」を展示しているほか、辻悦子、吉田彩、吉田司、Ray Naultの作品も並ぶ.
 なお、5月3日には摺師・沼辺伸吉氏による浮世絵手摺りの実演会、6月4日には東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」の摺り体験会がそれぞれ催される。詳細は下記問合せ先へ。

 問合せ先
公益財団法人 紙の博物館
 〒114-0002 東京都北区王子1-1-3
 (飛鳥山公園内)
 TEL 03-3916-2320 FAX 03-5907-7511
 URL http://www.papermuseum.jp

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