トップページ > 業界ニュース > 王子ネピア/高付加価値ベビー用おむつの新ブランド“Whito”を発売

王子ネピア/高付加価値ベビー用おむつの新ブランド“Whito”を発売


 王子ネピアは2月、ベビー用紙おむつの新ブランド“Whito(ホワイト)”を立ち上げ、全国のアカチャンホンポとネット通販「オムニ7」(http://akachan.omni7.jp/fair/nepiawhito)で先行販売を開始した。
 国内のベビー用紙おむつ市場は出生率低下などにともない縮小傾向にあるが、「出生~低月齢」を対象としたテープタイプは、高付加価値/高価格帯製品の市場が形成されつつある。その背景には、低月齢の赤ちゃんをもつお母さんほど、品質志向が強いということがある。
 また、これまでは各社とも「長時間(12時間)吸収」を主な競争軸に紙おむつを開発してきたが、1歳以内の赤ちゃんをもつ母親の約6割は、3時間以内におむつ交換していることが王子ネピアの調査によりわかった。
 こうした実態を踏まえて開発された“Whito”は、赤ちゃんの快適性を追求した、王子ネピア史上最高品質の紙おむつ。吸収体の表面にプレスしたキルト状の溝によって、「吸収性」「通気性」「フィット性」をコントロールする独自技術を新規に確立し(特許出願済み)、吸収性、通気性、フィット性を大幅に向上させた。また、独自開発した不織布を採用し、おむつ全体にプレミアムな肌ざわりを実現。そして品揃えは、長時間用(12時間)に加えて、従来はなかった、薄くて軽い「短時間(3時間)用」もラインアップ、使用シーンに合わせた「使い分け」を提案していく。品質にこだわり、自分の育児スタイルに合った製品を使いたいお母さんに向けて高価格帯で展開し、高付加価値/高価格帯市場の活性化を図る。

(Future 2017年3月6日号)

ページのTOPへ