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日本製紙/江津工場のCNFが化粧水に採用


 日本製紙はこのほど、㈱RBP(東京都文京区)が新開発した化粧水に、江津工場(島根県江津市)で製造するセルロースナノファイバー(=CNF、製品名『セレンピア』)を提供した。RBPは12月21日から、セルロース・ナノ・コスメ 『SURISURI(スリスリ)』として、ローション、ローションモイストの2種類を全国のドラッグストア・バラエティショップで販売している。
 『SURISURI』は、“誰もがスリスリしたくなるお肌に”のコンセプトで開発された化粧水。RBP独自技術の「ナノモイストバリア」構造により潤いをキープし、さらに『セレンピア』を配合することで、保湿性とサラッとした感触を同時に実現している。
 江津工場で製造するCNFは、長年にわたり食品添加物として製造・販売しているカルボキシメチルセルロース(=CMC)の実績をもとに、日本製紙が独自に開発したもの。同社では、「今後も食品・化粧品をはじめ、幅広い産業分野で用途開発を進めていく」としている。

 

(Future 2019年1月7日号)

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