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日本製紙クレシア/ヘルスケア研究所を設立


 日本製紙クレシアは、伸長する介護用品、衛生用品の開発力を強化するため、4月1日付で「ヘルスケア研究所」を設立した。
 近年、超高齢社会を迎えた日本をはじめ、世界各国で高齢化が進展し、介護や衛生用品の市場は国内外を問わず拡大している。同社はこれまでも、軽失禁用品の『ポイズ』シリーズや、機能性セルロースナノファイバーを使った大人用紙おむつなど、市場ニーズを先取りする商品を開発してきた。しかし同社は、「今後、長期的な視野でヘルスケア事業をより積極的に進めていくためには、将来の新商品開発につながる基礎技術開発、市場分析力の強化に取り組むことが重要」と判断。
 そこで、東京・北区の王子地区に新たに「ヘルスケア研究所」を組織し、日本製紙との連携によりグループ研究資産を最大限活用する体制を確立するもの。

(Future 2017年4月17日号)

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