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2023

Archive for 2023

〈12月25日号〉

2023-12-25

●R&D情報
相次ぐTCFD 賛同表明の動き/環境対応と事業運営の両輪をうまく回す紙パのCSR 報告書〈4〉

●ワールドレビュー
需要・価格とも低調で減収減益を強いられた北米紙パの7〜9 月期

●話題を追って
フォーラム「OVOL 交流座談会」紙の価値を広めるための卸商の取組み

●Future’s EYE
~段ボールセミナー’23〈4〉〜CO₂削減に大きな効果があるボイラの型式変更や燃料転換

●統計と市況
原材料

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 催事 新製品 移転・変更 人事異動

<12月2号>地域特集:中部

2023-12-21

地域特集:中部

●団体催事
中部洋紙商連合会 第62回定時総会・静岡/徳川家康公ゆかりの地・静岡より、「紙にしかできないことを紙でやっていく」決意
大阪府紙商組合/創立75周年記念式典・第13回優良従業員表彰式・祝賀会~永年勤続役員4名、優良従業員309名を表彰

●Interview
田名網進・日本紙パルプ商事㈱ 上席執行役員 中部支社長/環境商材の採用など当社の強みを発揮 業界挙げて“紙のポジティブキャンペーン”を
村本光正・国際紙パルプ商事㈱ 常務執行役員 中部支店長/経営者の代替わりが進む中部地区 新たなビジネスチャンスに向けた取組みを強化
成木勝之・新生紙パルプ商事㈱ 上席執行役員 名古屋支店長/「エッセンシャル産業」としての自覚と自信で“自然環境に寄与していく業界”をPR
岡田光弘・中部洋紙商連合会 会長-名古屋洋紙同業会 理事長(㈱岡田 代表取締役社長)/「2024年問題」を乗り切るためには商流の中で理解と協力を求め合うことが肝要
能勢浩正・㈱竹尾 名古屋支店長/中部のデザイン業界との交流を深め 当社のプレゼンスをより一層高める
坂野一俊・平和紙業㈱ 名古屋支店 取締役 支店長/“紙化”“フードロス削減” サステナブルな提案成功事例が相次ぐ
石川喜一朗・㈱石川マテリアル 代表取締役社長 中部製紙原料商工組合 理事長/「SDGs11-住み続けられるまちづくりを」目指し“『コシココ!』120ヵ所”を2030年までに実現

Topics
日本紙パルプ商事 フォーラム『OVOL Bridges 2023』/全国の卸商トップなど460名が参加
紙の博物館 企画展「抄紙会社150年・洋紙発祥の地・王子」/「近代製紙業の誕生から150年!製紙黎明期を支えた6つの会社」~貴重な資料も交え日本の製紙業の歴史を多角的に紹介~
「暮らしの包装商品展 2023」/東京・丸の内KITTEにて消費者向けに展示

●Lecture
全国段ボール工業組合連合会 段ボールセミナー’23/技術の発展と安全・安心な職場実現に向け多数の貴重な研究成果を発表

●統計
パルプ・パルプ材/6ヵ月連続で減少したパルプの生産
古紙/9月度の回収率 6ヵ月連続の80%台
家庭紙/ソフトパックなど一部に価格上昇の動き

●インフォメーション

2023年 <Vol.34 No.3> 特集:2024年版不織布・機械資材薬品ガイド

2023-12-12

2024年版 不織布・機械資材薬品ガイド

●製造加工機械・関連機器
解繊・ウェブ形成/結合・加工・仕上/関連機器・部材/品質管理・試験・検査

●繊維・原反・薬品
不織布用繊維/不織布原反/不織布用薬品

●不織布関連企業一覧&掲載頁

●トップインタビュー
販売手法を見直し収益改善,更なる海外展開も模索
王子キノクロス㈱ 代表取締役社長  平 野 史 朗氏

●業界動向
環境省/2030年度に紙おむつの再生100 自治体目指す ─ 先行事例を紹介,交付金制度で設備導入を支援  日清紡ホールディングス/海中での生分解促進するプラ素材を開発 ─ イオン結合を有し生分解の開始点増加  ダイキン工業/つくばみらい市に空調機生産の新拠点を設立 ─ 国内向け製品供給力を増強  東洋紡/不織布検品工程にJR 西日本のAI 技術を導入 ─ 目視作業など年1,000 時間以上削減  東レ/インドで高性能エアフィルターの生産を開始 ─ 大気汚染深刻化による需要急増で新設  大王製紙/ペットケア事業に本格参入 ─ 衛生分野「最後の領域」に進出  中越パルプ工業/CNF 用いた農業資材で農薬使用量を低減 ─ 農水省「みどりの食料システム基盤計画」に認定  花王/中国での紙おむつ生産を終了 ─ 市場環境の変化で構造改革に着手  レンチング/「エコプロ2023」に出展 ─ カーボンニュートラル活動を次世代にアピール  サステナブルマテリアル展/最新の環境素材・技術・情報を発信 ─ 植物由来や再生PET 活用した不織布素材が多数出品  機能紙研究会/コロナ後は“機能紙が創る未来”で新たな成長を ─ 第62 回機能紙研究発表・講演会を徳島で開催  日本繊維機械学会/「INDEX2023」「ITMA2023」視察報告 ─ 不織布研究会とナノファイバー研究会が合同で開催  日本不織布協会/新ニードルパンチ技術などをテーマに ─「ANNA 講演会」をオンライン開催

●世界の不織布トップ40社
感染沈静化で新たな動きの兆しが現れた2022年

●エム・エーライフマテリアルズ
三井化学と旭化成の不織布事業統合会社が発足

●マーケット探訪
洗顔用不織布タオル/洗顔後の新たな使用習慣を提案

●Pickup
ブレスエアーメビウス™,テルスエコー™

●ニュース・統計
国内ニュース
海外情報
製品開発ニュース
不織布統計(2022年9月~23年9月)

〈12月11日号〉

2023-12-12

●R&D情報
人口減少と超高齢化が同時に進行/日本の紙パ産業は、これからどこへ向かって舵を切るのか〈2〉

●ワールドレビュー
再生繊維霊要の高まりを背景に紙カップ回収が本格化する米国

●話題を追って
フォーラム『OVOL パネルディスカッション』~紙の機能・役割が生み出す価値の再認識~
紙を愛するユーザーが業界を激励
くパネラー>  ■河出書房新社小野寺優代表取締役社長  ■学研ホールディングス宮原博昭代表取締役社長  ■デジタル・アド・サービス村田尚武代表取締役社長  ■ハバリーズ矢野玲美代表取締役社長  <司会>元フジテレビアナウンサー内田恭子  <オブザーバー>日本紙パルプ商事佐々木繁行 執行役員

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 人事異動

2023年 <12月号> 特集/時代変化対応の研究開発と試験・分析機器

2023-12-11

●特集寄稿
紙パルプ企業による研究開発の最新動向
─ 木材利用の産業基盤を活かした新規材料製品化が進展 編集部
紙の空隙構造に関する研究 〈1〉水銀圧入法の導入 山内龍男
機能を付与するデザインとモノづくり 原 啓志
繊維学会/製紙産業が切り拓く持続可能なモノづくりへ向けて
─ 4 年振りに紙パルプシンポジウムを開催
京都大学,NCJ /「バイオナノマテリアルシンポジウム2023」を開催
─ 多様な材料創製と利活用に向けた研究成果を発表

●ハイクオリティ対応の試験・分析機器

●紙パルプ技術協会
第65回年次大会で展示会を併催
─ 関連サプライヤー59社が最新技術・装置を提

●SGEC/PEFC ジャパン
20 周年記念フォーラムを開催
─ 歩みを振り返るとともに今後の在り方を展望

●メンテック
『Newsweek』誌に「世界で輝く日本のモノづくり企業」として紹介

●北越コーポレーション
岸本晢夫社長CEO がで旭日中綬章を受章
─ 社業発展に加え業界内外で多大な功績

●日本製紙連合会
廃棄物対策・VOC 削減に関するフォローアップ調査を実

●データシート
主要国の紙パルプ産業動向(2023年1 〜6月)

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義/【第 132 回】
大学院生が ChatGPT を活用して紙の商品開発をしたら ?!…
中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信  月間ニュー  海外情報  アジア通信
イベントカレンダー…
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈令和5年8月度〉

<12月1号>特集■特殊機能紙

2023-12-06

●Interview
鈴木宏昌•特種東海製紙(株)基盤事業推進センター特殊素材事業本部営業本部特殊紙営業部部長/ポータルサイト「特種のタネ」を充実特殊紙が使いやすくなる環境を整備
青木智・リンテック(株洋紙事業部門執行役員事業統括本部洋紙事業部門長/ “フィルム封筒’ の代替として提案 透明感のある紙『SUKEKAKEラップCoe』新発売
平戸順ー・(株)竹尾取締役常務執行役員企画部管掌/1万7,000人を集めた竹尾ペーパーショウ引き続き新たな“提案’’に挑戦していく
小宮崇•平和紙業(株)取締役販売推進本部長/代替品は従来品の紙質を出来るだけ再現“ 紙の魅力が伝わる" 商品の開発に注力

●Topics
14竹尾《TAKEO PAPER SHOW 2023 PACKAGING一機能と笑い》: ~後編~/機能と笑い
紙こそが「最先端」現代人が失いつつある‘‘ リアル’’を取り戻す* Laugh t er〈笑い〉… 数々の“ ドラマ” を有する製品群* Function〈機能〉… 紙の常識の枠を超えた15作品

●Lecture
CLOMAフオーラム2023/設立4年半の活動成果を踏まえ今後の課題と展望を提起~サーキュラーエコノミーに向けて何ができるか~
*国際合意のために途上国が納得・参加できる枠組みを
*プラこみゼロ化のソリューションを海外へ発信していく* KOBE『まわり続けるリサイクル』
*神戸市におけるプラスチックのPCR大規模回収の試み
*日本とインドネシアーーサーキュラーエコノミーヘの協働の取組み
*資源自律経済戦略の今後のアクション

●くらしと紙
カミ商事、丸住製紙、丸富製紙、日本製紙クレシア、大王製紙

●統計
板紙/23年8月度生産実績前年比89.1 %  段ボール/8月度の段ボール生産前年比94.5%と減少  出版/書籍・雑誌の推定売上前年同月比2.6%増

●インフォメーション

〈12月4日号〉

2023-12-04

●R&D情報
人口減少と超高齢化が同時に進行/日本の紙パ産業は、これからどこへ向かって舵を切るのか〈2〉

●ワールドレビュー
再生繊維霊要の高まりを背景に紙カップ回収が本格化する米国

●話題を追って
フォーラム『OVOL パネルディスカッション』~紙の機能・役割が生み出す価値の再認識~
紙を愛するユーザーが業界を激励
くパネラー>
■河出書房新社小野寺優代表取締役社長
■学研ホールディングス宮原博昭代表取締役社長
■デジタル・アド・サービス村田尚武代表取締役社長
■ハバリーズ矢野玲美代表取締役社長
<司会>元フジテレビアナウンサー内田恭子
<オブザーバー>日本紙パルプ商事佐々木繁行 執行役員

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 人事異動

NONWOVENS REVIEW 特別企画 「2024年版 不織布・機械資材薬品ガイド」

2023-12-01

〈11月27日号〉

2023-11-27

●R&D情報
紙の“発明’’から2200 余年…/日本の紙パ産業は、これからどこへ向かって舵を切るのか

●ワールドレビュー
中国の段原紙霊給を実質的に支えているのは米国産のOCC

●話題を追って
〈日本紙パルプ商事〉フォーラム『OVOL Bridges 2023 』開催/全国の卸商トップなど270 名が参加

●Future’s EYE
〜段ボールセミナー’23〈4〉〜印版欠けを削減するためにどのような取組みが必要か

●統計と市況

●米国市況
パッケージング用紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き 決算 トピックス

<11月2号>地域特集■近畿・中国

2023-11-24

●Report
近畿圏の概況/パッケージを中心とした製紙-紙加工のサプライチェーンが形成/中国圏の概況/大型の紙パルプ一貫工場が瀬戸内工業地域に立地

●Interview
竹本治男・日本紙管工業㈱ 代表取締役社長/環境は厳しいが、人財には引き続き投資していく
吉田健介・国際紙パルプ商事㈱ 関西支店 上席執行役員支店長/循環型社会実現への貢献が当社のミッション
岸 能弘・柏原紙商事㈱ 大阪支店 常務取締役支店長/中小メーカーとタッグを組んで共存共栄を図る
宇野雄三・宇野紙㈱ 代表取締役社長/明るさ、元気よさは営業マン必須のスキル~特殊紙の未来への思い
釜谷泰造・釜谷紙業㈱ 常務取締役/クラフト系を中心にストーンペーパーの用途開発に注力

●催事
大阪インターナショナル・ギフト・ショー 2023/紙素材の商品も数々が展示し盛況を博す

●Lecture
古紙センター「紙リサイクルセミナー」/課題をひとつ1つ克服しながら“持続可能な社会”に貢献する~さまざまな視点から3氏が問題提起~

●団体催事
伊予カミクラブ/対面形式の総会を4年ぶりに四国中央市で開催

●Topics
竹尾/≪TAKEO PAPER SHOW 2023 PACKAGING―機能と笑い≫~前編~ 紙と循環――今こそ“紙”を顧みる 人類は〈水と紙〉によって育てられた

●催事
JILSの「2022年度物流コスト調査」/急速に悪化する小規模運送業の採算

●Topics
JILSの「2022年度物流コスト調査」/急速に悪化する小規模運送業の採算
企業の「人手不足」調査/旅館・ホテル、飲食店は高水準続く
サステナブル マテリアル展/個性豊かな各社のオリジナル新商品・新技術が一挙集結

●インフォメーション

〈11月20日号〉

2023-11-20

●R&D情報
価格競争抑制には差別化商品が必要…/原燃料の高騰と設備の過剰で 再編加速へ向かう中国家庭紙業界

●ワールドレビュー
印刷新聞の“存続”をめぐり議論が交わされた「世界印刷業サミット」

●Future’s EYE
〜段ボールセミナー’23〈3〉〜籌割れ防止対策やメンテナンスの向上で高い顧客満足度を目指す

ワイドフレックス
販促の未来がテーマの専門見本市/時代をリードする販促ツールが勢揃い

●統計と市況
板紙

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 新製品 人事異動

〈11月13日号〉

2023-11-13

●R&D情報
一括収集、古紙輸出、物流…/業界を取り巻く課題が浮き彫りになった「紙リサイクルセミナー」

●ワールドレビュー
過大投資と内外の景況悪化が祟り大幅赤字を計上した玖龍紙業

●Future’s EYE
〜段ボールセミナー’23〈2〉〜“当たり前”の作業を見直し、やさしい職場環境を目指す

●ワイドフレックス
紙の魅力を伝えるフェスティバル/第7回「紙博」が東京・浅草で開催

●統計と市況
関連指標

●米国市況
グラフィック用紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き トピックス 新製品 人事異動

〈11月6日号〉

2023-11-06

●R&D情報
海外売上高比率の向上に注力…/需要増を見込んで海外事業に注力する紙パ各社のCSR 報告書〈3 〉

●ワールドレビュー
グラフィック用紙が高成長も輸入紙の急増を懸念するインド

●Future’s EYE
〜段ボールセミナー’23/安全衛生委員会 編〜/女性活躍推進やWithコロナなど示唆に富む事例が多数報告

●話題を追って
竹尾ペーパーショウ「PACKAGING─機能と笑い」/紙のあらゆる可能性、在り方を追求

●米国市況
パッケージング用紙

●ドイツ市況
紙・板紙,古紙

●アジア市況
輸入古紙,輸入パルプ

●ニュースファイル
企業の動き トピックス 催事 新製品

2023年 <11月号> 特集Ⅰ/パルピング・古紙処理のトピックス 特集Ⅱ/中国製紙産業の現状と今後

2023-11-01

特集Ⅰ/パルピング・古紙処理のトピックス

●特集寄稿
KP薬品回収技術の変遷について 岩崎誠
デトラッシュシステムの従来フロー改善提案 ㈱IHIフォイトペーパーテクノロジー 織戸慧
古紙再生促進センター/「令和5 年度紙リサイクルセミナー」を開催

特集Ⅱ/中国製紙産業の現状と今後

『造紙工業2022 年度報告』に見る生産・消費動向
中国における家庭紙産業の現状と今後の展望
“ 高品質発展”へ向けた最新技術が上海に結集

●サプライヤーに聞く
カーボンニュートラルと安全に焦点をあて技術貢献を果たす
バルメット㈱ 代表取締役社長 鈴木節夫氏

●寄稿
紙の複合・加工に関する研究 ─ ラテックス含浸 山内龍男

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義/【第131回
福井の女子高生が考えた,食品ロス削減の紙製パッケージ
中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信  月間ニュー  海外情報  アジア通信
設備・原材料 月別需給統計〈令和5年7月度〉

<11月1号>特集■ くらしと紙〈冬〉

2023-11-01

特集■ くらしと紙〈冬〉

●売れ筋商品
メーカー各社の注目商品…泉製紙/イデシギョー/王子タイムリー/大分製紙/大高製紙/オーピーパーム/春日製紙工業/カミ商事/金星製紙/河野製紙/コアレックス信栄/コアレックス道栄/コトブキ製紙/紺屋製紙/三昭紙業/シーズイシハラ/オー衛材/大一紙工/大興製紙/大昭和紙工産業/大富士製紙/太洋紙業/特種東海エコロジー/トーヨ/中村製紙所/西日本衛材/服部製紙/ハヤシ商事/林製紙/富士里和製紙/藤枝製紙/マスコー製紙/三木特種製紙/三菱製紙/丸井製紙/丸住製紙/丸富製紙/レイメイ藤井

●Topics
アジア経済研究所の連載企画「アジアトイレ紀行」/北京五輪に向け進んだ中国「厠所革命」
JAPAN PACK 2023 に3 万6,000 人が来場/日本包装産業展「未来への包程式―当たり前のその先へ」

●催  事
日本紙加工産業労働組合協議会 第51 回定期総会/結成50 周年記念祝賀会/「今日は昨日よりも、明日は今日よりもまさるという確信」を 大切に

●Topics
包材の削減対策を加速させるウオルマート/一括配送やAl の活用で最適化を追求

●Lecture
国際環境NGO 主催の勉強会/「プラ時代を終わらせる国際条約を」

●Topics
食の複合展示会「FOOD 展」/環境負荷低減や物流改善で多彩な提案

●統計
板紙/23年7月度生産実績前年比89.6%
段ボール/ 7 月度の段ボール生産前年比95.l %と減少
出版/書籍の新刊点数半年ぶりのプラスに

●Report
電子商取引に関する市場調査」/やや鈍化するBtoCの伸び、BtoBは堅調に推移

●統計
板紙/23年6月度生産実績 前年比93.0%
出版/雑誌は前年比0.5%増で11ヵ月ぶりのプラス

●インフォメーション

〈10月30日号〉

2023-10-30

●R&D情報
中南米の台頭は著しいが…/1アジ ア・北米・欧州が依然、3極を形成する世界の木材パルプ市場

●ワールドレビュー
EUの「デジタル独占法」に反対の声を上げた欧州の印刷・製紙団体

●講演から
「全段連」段ボールセミナー’23/技術の発展と安全•安心な職場実現へ

●話題を追って
JAPAN PACK 2023に見る“包装”の現在進行形/物流や環境をキーワードに多彩な提案

●R&D情報関連付表
世界の国・地域別木材パルプ需給(2020~21年)

●統計と市況
原材料

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き 決算 新製品 人事異動

<10月2号> 特集■パッケージ

2023-10-25

●Review
日本の包装産業市場2022/紙系では段ボール原紙の一強が続く ~逆風が吹いてもプラスチックは高伸長~

●Interview
川口幸一郎・五條製紙㈱代表取締役社長/一にも二にも「紙の魅力を感じていただく」 東京・大阪の両ギャラリー・ショップを充実
秋山宏介・特種東海製紙㈱ 執行役員 成長施策推進センター 開発推進本部 パッケージ本部長 ㈱モルディア代表取締役社長/新ラインナップが続々と“課題解決” 顧客満足に応え新市場を創造・刺激・拡大へ

●Topics
学乳パックで3Rを支援する紙パ各社/アップサイクル、易リサイクル、プラ削減に注力 *学乳パックを画用紙などにアップサイクルして贈呈 *牛乳用紙容器のコーティングにサトウキビ由来のポリ使用 *『School POP』の採用拡大で“ストローレス”の価値を提供

●Review
世界の紙器用板紙需給/年々高まるアジアの生産・消費シェア ~1人当たり消費量では欧州勢が上位に~

●Topics
レンゴーの『段ボール製エキスパンダー』/樹脂製パレットを自在に拡張でき、貨物の変形を防ぎ荷役作業を軽減~パッケージングコンテストでジャパンスター賞を受賞~

●Trend
日本容器包装リサイクル協会「年次レポート2023」/際立つ「紙」の再商品化コストの安さ ~プラの412億円に対し、紙はわずか1億円~

●Review
中国の衛生用品市場/出生数の減少で先行き不透明感 差別化・高機能商品の開発進む

●催  事
「New」「Next」をプラスする製品開発技術展/「N-プラス」に3日間で1万8,000余名が来場

●統計
パルプ・パルプ材/針葉樹の落込みで国産材の集荷が低迷
古紙/7月度の回収率 4ヵ月連続の80%台
家庭紙/円安が懸念されるソフトパックに注視
段ボール/6月度の段ボール生産 前年比95.9%と減少
東京市況/包装用紙の激減など 全般で前年割れ続く

●インフォメーション

〈10月23日号〉

2023-10-23

●R&D情報
環境と経済の両輪により社会的に貢献する…/循環型経済なども視野に入れた紙パ関連各社のCSR報告書〈2〉

●講演から
国際プラスチック条約」シンポジウム/実行性のある条約を望む声が多数

●ワイドフレックス
食の複合展示会「FOOD展」開催/目立つ低環境負荷や物流改善の提案

●トピックス
10月の食品値上げは前年同月比4割減の4,634品目/第三のビールなど「種類・飲料」が最多だが、一部で値下げの動きも
新聞折込チラシとデジタル広告のマーケティング効果を最大化 ~電通が新ソリューション「チラSeeCycle」の提供を開始~

●REPORT
上半期のマスコミ4媒体広告量/「交通・レジャー」が全媒体でプラスに

●中国市況
原料、紙・板紙製品

●統計と市況

●米国市況
古紙

●ニュースファイル
企業の動き トピックス 人事異動 興信情報

〈10月16日号〉

2023-10-16

●R&D情報
年々高まるアジアの生産・消費シェア…/1人当たり消費量では欧州勢が上位に来る世界紙器用板紙市場

●ワールドレビュー
炭素中立の実現を見据えて多様な方策を打ち出したドイツ製紙産業

●話題を追って
国際物流総合展2023/独自の切り口で改善を提案した紙パ

●講演から
自然エネルギー財団のメディアセミナー/問題が多い東南アジア向けGX政策

●講R&D情報関連付表
世界の国・地域別紙器用板紙需給(2020~21年)

●統計と市況

●米国市況
グラフィック尾紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き トピックス 移転・変更 新製品 人事異動

〈10月9日号〉

2023-10-09

●R&D情報
増えた「サステナブル」の文言…/サプライチェーン全体の脱炭素化に注力する紙パ各社のCSR報告書〈1〉

●ワールドレビュー
2020年の700万tから24年には870万tへ拡大する世界のDP需要

●マーケット
経産省「電子商取引に関する市場調査」/BtoCの伸びはやや鈍化もBtoBは堅調

●講演から
WWFジャパンの「スクール・パリ協定プラス」そもそも「グリーンウオッシュとは何か」

●今週の数字
容リ協が「年次レポート2023 」を公表/「紙容器」の減少傾向に歯止め

●ワイドフレックス
【TDB】女性登用に関する企業の意識調査/管理職の割合は過去最高も10%未満

●アジア市況
輪入古紙、輪入バルプ

●米国市況
パッケージング用紙

●ドイツ市況
紙・板紙、古紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き トピックス 新製品 人事異動

紙パルプ技術タイムス・特別企画「技術アニュアル2024 機械・資材・薬品総覧」

2023-10-01

2023年 <10月号>〔技術アニュアル2024 機械・資材・薬品 総覧〕

2023-10-01

〔技術アニュアル2024 機械・資材・薬品 総覧〕

●機械・資材篇
・パルプ製造機械・装置
チッパー,チップハンドリング,検量,洗浄など/GP,TMP,RGPなど機械的パルプ製造装置/ダイジェスターなど化学的パルプ製造装置および関連装置,黒液の扱い/黒液処理,薬液回収装置/漂白装置および漂白剤調成,関連機器
・古紙処理・紙料調成用機械・装置
パルパーおよび関連装置/リファイナーおよびニーダー,ディスパーザーなど/タワー/フローテーター/チェスト,アジテーター,ビーターほか/総合紙料調成システム
・除塵・洗浄・濃縮装置
スクリーンおよびセパレーター/各種クリーナー/ウォッシャー,フィルターなど洗浄・脱水装置/濃縮機
・紙料ポンプ・薬液ポンプ
紙料ポンプ/薬液ポンプ
・抄紙機および関連装置
ヘッドボックスその他抄紙機準備部装置類/各種フォーマー/プレス,サクション類/サイズプレス,オンマシン加工装置/リール,カレンダーなど/抄紙機駆動関連装置/ドライヤー,ベンチレーター,ドレーン,その他熱蒸気関連機器
・抄紙機関係用具・機械類
ワイヤー,フェルト,カンバス類/フォイル,フォーミングボードなど/各種ロールおよびロール加工機器など/ドクター関連/スプレー,ノズル,シャワー,ミストコレクターなど補助装置類
・仕上機械・ハンドリング装置
ワインダー,リワインダー類/スリッター,カッター,ソーター,マーカーなど/ナイフ類/包装装置・システム,ベーラーなど/ハンドリング,トリム処理,残紙カッターなど,および仕上機材
・加工装置・加工仕上装置類
カラーキッチン,その他加工剤調成装置/コーター/ラミネーター,樹脂塗布その他用特殊装/スーパーカレンダー,エンボス機および関連ロールなど
・2次加工・紙工用装置類
ティシュ,トイレットペーパー,紙おむつなど製造装置/コルゲーターその他板紙紙工用装置/成形品,袋,モールドなど製造装置/印刷機/打抜機,糊付機,穴あけ機など各種紙工用機械類
・計測制御・試験分析機器・装置
自動制御装置および関連機器/検出装置,ディテクター,アラーム機構など/測定,モニターおよびQC用機器類/分析装置,ラボ用分析機器および各種テスター/制御システム,モニタリングシステム,生産管理システムなど
・ユーティリティ・環境関係機器・装置
フィルターほか,用水処理,取水および回収水などの処理装置/ボイラーおよび熱管理機器類/発電ボイラー・タービン,コージェネレーションシステム/排水1次・2次処理,スラッジ濃縮・焼却および総合排水処理システムなど/排水・脱水フィルター・プレス類/ごみ焼却炉および乾燥機ほか/脱臭,排煙脱硫装置ほか/ユーティリティおよび環境分析・測定・モニタリング装置類
・保全機器・その他関連機器・機材
診断,点検用器具類/潤滑装置,シーリング機器・材料など/PM用機器・機材(ライニング,塗装,錆止めおよび機械パーツほか)/安全装置,一般運搬機器,修理工作機器その他

●薬 品 篇
・蒸解・漂白・古紙処理用助剤
蒸解助剤/漂白剤・助剤/脱インキ剤/離解促進剤/その他古紙処理用助剤
・サイズ剤
・紙力増強・紙質改善剤
天然高分子系/PVA系/水溶性合成高分子系/ラテックス系/その他
・填料・顔料
クレー・カオリン/タルク/炭酸カルシウム/酸化チタン/酸化亜鉛/微粉ケイ酸/有機填料/その他填・顔料
・染料・着色顔料
蛍光染料・染料/着色顔料
・無機・合成繊維
・作業改善剤
ピッチコントロール剤/スライムコントロール剤・殺菌剤/洗浄剤/その他工程用薬品
・防腐・防カビ剤
・フェルト洗浄剤
・消泡剤
・濾水性・歩留向上剤
・用水・排水処理用薬剤
凝集剤・脱水処理用薬剤/その他用・排水用薬剤
・各種助剤
粘剤/サイズ定着剤/離型剤・ダスティング防止剤/顔料分散剤/カラー助剤類/その他
・ユーティリティ用薬品類
・機能化剤
耐水化剤/撥水剤・撥油剤・耐油剤/難燃剤/導電剤・帯電防止剤 /防滑剤/湿潤剤/柔軟剤・保湿剤/ケイ線割れ防止剤/透明化剤 /嵩高剤/抗菌・抗ウイルス・消臭・防虫剤 /その他機能化剤
・加工剤
粘着剤/剥離助剤 /感熱・感圧紙用薬品/インクジェット用紙用薬品/その他加工剤/高吸水性樹脂
・塗工・ラミネート・紙工用薬品
表面加工用樹脂/接着剤・ラミネート用材/紙工用材

●海外動向
気候変動が米国の森林や樹木へ及ぼす影響とその対策 豊福邦隆

●相川鉄工・萩原工業
ブルーシートのリサイクルに向け「共同開発研究契約書」を締結

●連載
「経営革新」講義(130)アジア紙加工研究会メンバーによる座談会(Part2) 中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信
月間ニュース
海外情報
アジア通信
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈令和5年6月度〉

<10月1号>特集■古紙

2023-10-01

特集■古紙

●Topics
世界の段ボール原紙市場/ 生産・消費・輸入の3カテゴリーとも中国がトップ

●Interview
栗原正雄・全国製紙原料商工組合連合会 理事長/古紙業界には廃プラの回収まで手がけるノウハウがある
中道 徹・古紙再生促進センター 国際委員会 委員長/前向きな議論を深め業界の付加価値向上策を考える
大久保信隆・関東製紙原料直納商工組合 理事長/仕入れの過当競争は禁物、自分で自分の首を絞めるだけ
斎藤大介・全国製紙原料商工組合連合会 理事-渉外広報委員長/今のビジネスモデルを一度壊して再構築するためには勉強が必要
塩瀬宣行・近畿製紙原料直納商工組合 理事長/汗を流して働いた分だけしっかり儲ければ良い
須田充訓・大阪府紙料協同組合 理事長/雑がみ増加を見越し、我われにはやるべきことがある
山上春美・大阪再生資源業界近代化協議会 理事長/ペナルティーを課しても国内市況の安定を
龍 国志・トーチインターナショナル 社長/リサイクル事業や中古品の市場には、まだまだ将来性がある

●Review
2022年の中国古紙概況/引き続き増加した古紙パルプの輸入

●Topics
大王製紙がペットケア事業に本格参入/売上げ目標は2026年までに100億円
2023「日本パッケージコンテスト」受賞作品表彰式/単一素材化や紙化の流れは継続

●催  事
大阪洋紙同業会/ホワイト物流を推進する「レンゴー淀川流通センター」見学会

●Report
電子商取引に関する市場調査」/やや鈍化するBtoCの伸び、BtoBは堅調に推移

●統計
板紙/23年6月度生産実績 前年比93.0%
出版/雑誌は前年比0.5%増で11ヵ月ぶりのプラス

●インフォメーション

〈9月25日号〉

2023-09-25

●R&D情報
パンデミックの収束で生産・消費は停滞…/中国一国が牽引した観のある2021年の世界衛生用紙市場

●ワールドレビュー
衰退の商印部門を尻目にデジタル事業収益が拡大する米国メディア

●話題を追って
売上目標は2026年までに100億円/【大王製紙】ペットケア事業に本格参入

●今週の数字
【中災防】2022年の労働災害データ分析/被災者年齢「40〜49歳」が多い紙パ

●R&D情報関連付表
世界の国・地域別 衛生用紙需給(2020〜21年)

●統計と市況
関連指標

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き 決算 催事 トピックス 新製品 人事異動

2023年 <Vol.34 No.2> 特集Ⅰ 進展する土木・建築・農業用不織布
           特集Ⅱ 時代変化対応の製品開発と最新機器

2023-09-20
特集Ⅰ 進展する土木・建築・農業用不織布
特集Ⅱ 時代変化対応の製品開発と最新機器
●トップインタビュー
 三菱商事とのタッグで2030年売上高2,500億円を目指す

 

●特集Ⅰ 進展する土木・建築・農業用不織布
 市場動向①:環境・減災・人手不足・付加価値化に貢献
       ─ 省エネや低コスト化と労働時間削減で生産性向上も支援
 市場動向②:食物の安定供給目差し拡大する植物工場
       ─ 特殊繊維を積層した培地で超節水栽培を実現
 企業展開:過疎地の下水処理や災害時の応急復旧に迅速対応可能な汚水処理技術を確立
      帝人フロンティア㈱ 松本 智樹 氏,清藤 葉子 氏
      防草や高断熱高気密化住宅から高級農作物まで各分野の課題を機能性で解決
       旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ㈱ 船津 桂 氏,橋田 一美 氏,五十嵐 文香 氏
      DIYブームで需要拡大が期待されるフリース壁紙市場の課題と将来性
       ㈱サンゲツ 作本 明彦 氏,蜂谷 賢 氏
      稲栽培での実用化に向け“シーダー農法”での試験栽培に着手
       日本プラントシーダー㈱ 名村 典昭 氏
      メンテナンス・レジリエンスTOKYOほか/液状化対策から浸水・防音・猛暑対策まで
      データで見る土木・建築分野の動き

 

●特集Ⅱ 時代変化対応の製品開発と最新機器
 寄 稿:不織布産業の現状とINDEX23に見る衛生・医療用途の開発動向
    矢井田 修  日本不織布協会顧問,(一社)日本繊維機械学会フェロー
 製品開発最前線:熱成形用バイオマス不織布“キナリト”の開発 宮崎 さくら 王子キノクロス㈱
            カーボンナノチューブを用いた電磁波ノイズ抑制シートの開発 根本 純司 北越コーポレーション㈱
            木粉を利用したウッドレザー“MOC─TEXⓇ(モックテックスⓇ)”の開発 渡辺 将浩 サンノプコ㈱
 インタビュー:ポストコロナ見据え新工場を建設,大型ノズル用加工機を導入
        日本ノズル㈱代表取締役社長 藤原 邦裕 氏
  企業展開:環境負荷低減の“大垣法”を採り入れた量産化不織布工場が稼働
       フタムラ化学㈱ 熊田 賢太郎 氏,長尾 良民 氏,宗宮 宏之 氏
      LiB用途でDMコータが好調,電子用途の発展に期待
       ㈱小林製作所 山本 博理 氏,杉沢 仁亮 氏

 

●企業訪問
 野村商事/紙・パルプ用で培ったノウハウと実績を活用した不織布向け試験・測定機器を提案
 帝人フロンティア/不織布マイクロキャリア“ecellba”を開発 ─ スピーディーかつ大量に細胞培養が可能な足場材
 廣瀬製紙/高高度からピンポイントでの消火を実現 ─ ゲル化剤使用した航空消火システム向け包材を提供
 日本製紙/水上バイク部材にCNF強化樹脂 ─ 輸送機器部品向けの量産化では「世界初」の事例

 

●Pickup
 プリント基板用不織布研磨ホイール“トラベロンⓇリムクロホイール,トラベロンⓇ ヴォルケーノNホイール”
●マーケット探訪

 

 使い捨てカイロ/加速する高付加価値化と海外展開
●業界動向
 相川鉄工,萩原工業/ブルーシートのリサイクル目指して共同開発研究へ
 東北大学/CNTとCNFから高強度導電性複合繊維を開発 ─ 米国ワシントン大学との国際共同研究で
 旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ/「タイベック®展」を開催
 日本衛生材料工業連合会/第88回通常総会で花王の澤田氏が会長再任
 日本不織布協会/「2023年度定時総会・講演会・懇親会」を開催

 

●ニュース・統計
 国内ニュース
 海外情報
 製品開発ニュース
 不織布統計(2022年6月〜23年6月)

〈9月18日号〉

2023-09-18

 

●R&D情報
生産・消費・輸入の3カテゴリーで中国がトップ…/Eコマースの隆盛も追い風に大きく伸長した世界の段ボール原紙市場

●ワールドレビュー
需要低迷と価格下落で大幅な減収減益となった北米紙パの4〜6月期

●話題を追って
2023「日本パッケージコンテスト」受賞作品表彰式/「他素材から紙へ」の流れは継続

●今週の数字
企業の「人手不足」調査/旅館・ホテル、飲食店は高水準続く

●R&D情報関連付表
世界の国・地域別 段ボール原紙需給(2020〜21年)

●統計と市況
原材料

●米国市況
グラフィック用紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き 決算 トピックス 催事

<9月2号>特集■サニタリー

2023-09-16

特集■サニタリー

●Trend
《大人用紙おむつ/ベビー用紙おむつ/生理処理用品ほか》“アクティブシニア”など多様なニーズ 大人用紙おむつは+5.1%の前年大幅増
《紙おしぼり/ウエットティシュ》“新規参入組”が市場を刺激 トップメーカーも旺盛な開発意欲

●製品紹介
売れ筋商品紹介~王子ネピア、大王製紙、日本製紙クレシア、オーピーパーム、カミ商事、大富士製紙、大高製紙、大一紙工、㐧一衛材、西日本衛材、服部製紙、丸住製紙、三菱製紙~

●総会から
日本衛生材料工業連合会 第88回通常総会/花王社長・澤田氏が会長再任/日中衛生用品企業交流会を11月にマレーシアで開催ヘ
6品種の生産・販売会社リスト

●Topics
日本製紙連合会/下請適正取引調査結果 発注側と受注側で認識にギャップも  国際環境NGO主催の勉強会/「プラ時代を終わらせる国際条約を」  中企庁「価格交渉促進月間」のフォローアップ調査/「紙・紙加工」の価格転嫁率は52.2%  日本洋紙板紙卸商業組合/第1回「紙・未来塾」が開講 全国の卸商から各社のエース30名が参集  大阪産業創造館で「パッケージ展2023」が開催/パッケージ作りのパートナー探しに多数が来場  竹尾 見本帖本店/『NAGAI & TAKEO 永井一正デザインによる竹尾広告』47年のあゆみを一挙公開

催事
大和紙料/~矢倉義弘名誉会長お別れの会~急逝を悼み全国から500名超が参列  こんの坂戸鶴ヶ島営業所/地元の小学生らを招き見学会を開催

●統計
家庭紙/秋の各社新商品TPパルプ物で長尺多出 古紙/6月度の回収率3ヵ月連続の80%台 パルプ・パルプ材/製紙パルプの販売が3ヵ月ぶりにプラス 東京市況/仕事量の減少から軒並み前年を下回る

●インフォメーション

紙・板紙需給速報6月/10ヵ月連続で国内出荷マイナス

2023-09-08

 日本製紙連合会が集計した2023年6月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比△7.1%の169.2万tで、10ヵ月連続のマイナスとなった。以下、%表記は前年同月比。
国内出荷のうち、紙は△9.5%の78.4万t、板紙は△5.0%の90.9万t。用途別では、グラフィック用紙(新聞用紙+印刷・情報用紙)が△11.7%の54.3万tで17ヵ月連続のマイナス、パッケージング用紙(包装用紙+段ボール原紙+紙器用板紙+雑種紙+その他の板紙)は△5.7%の99.9万tで9ヵ月連続のマイナス。主要品種は衛生用紙を除きマイナスだった。
 紙・板紙のメーカー輸出は△26.0%の12.4万tで9ヵ月連続のマイナス。うち、グラフィック用紙は塗工紙を中心に東アジア、南アジア向けが減少して△22.1%の3.7万tとなり、12ヵ月連続のマイナス。パッケージング用紙は段ボール原紙を中心に東南アジア、東アジア向けが減少して△27.5%の8.7万tとなり、9ヵ月連続のマイナス。
 紙・板紙の在庫は前月比△10.9万tの190,0万tで3ヵ月ぶりの減少。うち、グラフィック用紙は塗工紙を中心に印刷・情報用紙が減少して同△7.9万tの75.4万tとなり、4ヵ月ぶりの減少。パッケージング用紙は包装用紙、段ボール原紙が減少して同△2.9万tの105.3万tとなり、3ヵ月ぶりの減少。衛生用紙は同△0.1万tの9.3万tで6ヵ月ぶりの減少となった。
 〔主要品種の動向〕
 *新聞用紙…国内出荷は△11.4%の13.8万tで25ヵ月連続のマイナス。
 *印刷・情報用紙…国内出荷は△11.8%の40.6万tで10ヵ月連続のマイナス。メーカー輸出は△22.1%の3.7万tで12ヵ月連続のマイナス。
 *包装用紙…国内出荷は△9.3%の4.9万tで7ヵ月連続のマイナス。メーカー輸出は△27.4%の0.9万tで7ヵ月連続のマイナス。
 *段ボール原紙…国内出荷は△5.1%の74.4万tで2ヵ月ぶりのマイナス。メーカー輸出は△26.6%の6.7万tで9ヵ月連続のマイナス。
 *白板紙…国内出荷は△1.4%の10.9万tで2ヵ月ぶりのマイナス。
 *衛生用紙…国内出荷は+1.8%の15.0万tで2ヵ月連続のプラス。

(FUTURE 2023年8月7日号)

大王製紙/三島工場でフラッフパルプ生産開始

2023-09-08

 大王製紙は7月から、紙おむつなどの主要材料の一つであるフラッフパルプの生産を開始した。稼働を開始した生産設備は、かねて公表していた通り同社三島工場で洋紙を生産していた15号抄紙機を改造したもので、設備投資額は約60億円、生産能力は月産7,500t。
 フラッフパルプは、ロールパルプから解繊した綿状パルプ。高分子吸収材と混合して紙おむつや生理用ナプキンなどの吸収体製品に使用する。主に針葉樹を原料とする漂白クラフトパルプであり、輸入品が大半を占めている。大王製紙は、今回の設備改造により、需要減少が続く洋紙からホーム&パーソナル事業へのウエイトシフトと同時に、100%輸入依存だったフラッフパルプの一部を内製化して、吸収体製品の供給体制を強化する。
 同社は成長エンジンであるホーム&パーソナルケア事業の強化を進めており、2022年6月にはリブドゥコーポレーション、トータルケア・システムと共同で、使用済み紙おむつのリサイクル事業に関する研究も開始した。リサイクル事業の確立とフラッフパルプ内製化により、再生パルプを混合したフラッフパルプを自社の紙おむつに使用することで、紙おむつの水平リサイクルフローの完成を目指す。

 

(FUTURE 2023年8月21日号)

日本製紙、大王製紙/海上共同輸送を開始

2023-09-08

 日本製紙グループと大王製紙グループは、首都圏~関西エリア間の海上共同輸送を8月2日から開始した。これにより、物流2024年問題への対応やCO2排出量削減を図る。製紙業界で同業社間の定期的なラウンド輸送が行われるのは初めて。
 この共同輸送は、国土交通省が募集する「令和5年度の物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定及びモーダルシフト等推進事業」の交付を受け、日本製紙と大王製紙のほかに日本製紙物流、南光運輸、ダイオーロジスティクス、RORO船を運行する大王海運の計6社による「紙・パルプ協業モーダルシフト化推進協議会」が実施する。写真はRORO船第五はる丸。
 大王製紙は現在、愛媛県四国中央市の三島工場で生産する紙・板紙製品を、大王海運のRORO船により三島川之江港から堺泉北港(大阪府堺市・高石市・泉大津市)経由で千葉中央港(千葉県千葉市)まで輸送し、首都圏や東北地区へ供給している。今後はティシュや紙おむつなど、家庭紙製品のRORO船輸送も予定していることから、東日本から西日本向けの逆ルートでRORO船を活用する新たなパートナーの確保と安定稼働を検討していた。
 一方、日本製紙はこれまで、福島県いわき市の勿来工場から関西圏への製品供給をトラックの長距離輸送で行っていたため、CO2排出削減や物流2024年問題への対応が課題だった。特に今後は安定的なトラック輸送が難しくなると予想されるため、輸送手段の複線化を検討しており、これが大王との海上共同輸送につながった。共同輸送では、勿来工場から千葉中央港までをトラックで輸送し、同港で大王海運のRORO船に積み替えて、堺泉北港まで海上輸送することでモーダルシフトを図る。
 以上により、日本製紙は従来の輸送と比較しCO2排出量を年間46.7%、トラックドライバーの総走行時間を78.8%削減でき、また大王製紙は東日本⇒西日本ルートのRORO船活用パートナーを確保したことになる。

 

(FUTURE 2023年9月4日号)

 

大王製紙/愛知-ベトナム間チップ船のバイオ燃料での試験航行実施

2023-09-08

 大王製紙はこのほど、日本郵船と傭船契約を結ぶ木材チップ船「DAIO AUSTRAL(ダイオー・アウストラル)」にバイオディーゼル燃料を補油し、愛知県の衣浦港からベトナムのカイラン港までの試験運行を実施した。バイオ燃料は豊田通商マリンフューエルから供給を受け、航行中は主機・発電機の動作検証などを行った。写真はバイオ燃料補油の様子。
 バイオ燃料は、廃食油など生物由来の有機性資源(バイオマス)を原料としており、燃焼時のCO2排出量は実質ゼロとみなされる。重油焚き船舶エンジンでも使用可能なため、重油からゼロエミッション燃料への過渡期に温室効果ガスの排出を削減する有力な手段とされている。

 

(FUTURE 2023年7月17日号)

レンゴー/フィルム子会社と統合し三井化学東セロを子会社化

2023-09-08

 レンゴーは、㈱トクヤマとの合弁会社「サン・トックス」(持株比率:レンゴー66%、トクヤマ34%)と、三井化学の100%子会社「三井化学東セロ」を、三井化学東セロを存続会社とする吸収合併により経営統合することを決議した。
 合併契約の締結は2024年2月、合併期日は24年4月1日を予定しており、吸収合併後は、レンゴーが三井化学から三井化学東セロの株式を51.0%取得して子会社化し(株式取得価額108億5,000万円)、商号を「アールエム東セロ㈱」に変更する。トクヤマと三井化学も資本参加を維持していく予定で、三井化学は34%以上を保有する方針。なお、以上は各国で競争法上の承認が得られることを条件に実施される。
 レンゴーは、15年10月にポリプロピレンフィルムの専業メーカーであるサン・トックスに資本参加し、軟包装製品の原材料調達体制および製品開発力を強化する一方、トクヤマと協同してサン・トックスの販売量拡大、生産能力増強を推進してきた。また、三井化学東セロもポリプロピレンフィルムの製造販売ではサン・トックスと並ぶ国内有数のメーカー。同時に、直鎖状低密度ポリエチレンフィルムでは国内No.1メーカーであり、ポリオレフィン系発泡シートの開発・製造販売も展開している。両社の23年3月期売上高は、三井化学東セロが約825億円、サン・トックスが約232億円。
 プラスチックフィルム業界の環境が急速に変化する中、レンゴー、トクヤマ、および三井化学東セロの親会社である三井化学は、サン・トックスと三井化学東セロの持続的な成長のため、プラスチックフィルム・シートでの協業を模索し、議論してきた。その結果、今回のような経営統合の形が、両社の高収益化、環境対応型新製品の開発加速、海外での事業拡大を推進できると判断したもの。三井化学東セロが手がける事業のうち経営統合するのは、包装用ポリオレフィン系フィルムや発泡シートなどの「パッケージソリューション」事業のみとし、対象外となる「産業用フィルム・シート」と「プロテクトフィルム」事業は、三井化学の100%子会社として立ち上げる新会社に吸収分割する。

(FUTURE 2023年7月17日号)

レンゴー/中国・四川省に新会社を設立

2023-09-08

 レンゴー連結子会社のトライウォール社は、100%出資子会社を通じ、中国・四川省遂寧市に重量物および一般段ボールのシート、ケースを製造販売する100%子会社「特耐王博正包装科技有限公司」を設立し、工場の稼働を開始した。
 レンゴーは、「物流の要衝であり、さらなる経済成長が期待される四川省に、コルゲータを備えた拠点を設立することにより、周辺地域の需要を取り込んで多様化、グローバル化する包装ニーズに応える」としている。

(FUTURE 2023年7月17日号)

カミ商事/日本紙器を子会社化

2023-09-08

 カミ商事は、6月9日付で日本紙器(兵庫県丹波市)の株式を取得し子会社化した。
 日本紙器は兵庫県丹波市に2工場を持ち、段ボールシート・ケースおよび包装資材品の製造販売事業を展開している。段ボール貼合から製函までの一貫生産により、精度の高い段ボールケースを製造しており、2023年6月期の売上高(予定)は42億5,700万円。従業員は152名。
カミ商事は日本紙器のグループ化により、段ボールの新たな可能性を追求するとともに新規取引先の拡充を図る。

(FUTURE 2023年7月17日号)

大王製紙/ブラジル子会社間で合併

2023-09-08

 大王製紙は、ブラジル事業の経営効率化の一環として、連結子会社のSanther-Fbrica de Papel Santa Therezinha S.A.(=Santher社)と、特定子会社のH&PC BRAZIL PARTICIPAES S.A.(=H&PC BRAZIL社)が、8月31日付で合併することを発表した。
 両社ともサンパウロに本社を置くホーム&パーソナルケア事業会社で、合併方式はSanther社を存続会社とする吸収合併方式。H&PC BRAZIL社は消滅し、合併新会社はSanther社の商号をそのまま継続する。

 【Santher社】
 事 業:衛生用紙および紙おむつなどのホーム&パーソナルケア製品および特殊紙の製造販売
 資本金:2億4,900万レアル(合併後は100万レアルとなる予定)
 大株主:H&PC BRAZIL社100%(合併後は大王製紙51%、丸紅49%)
 従業員:1,529名
 売上高:21億3,300万レアル(2022年12月期)

 【H&PC BRAZIL社】
 事 業:南米におけるホーム&パーソナルケア製品の市場調査、マーケティング/南米におけるホーム&パーソナルケア事業に関連したM&Aおよび合弁企業設立などの企画立案および実施
 資本金:25億レアル
 大株主:大王製紙51%、丸紅49%

 

(FUTURE 2023年8月28日号)

北越コーポレーション、ほか/CCS事業の調査業務をJOGMECから受託

2023-09-08

 石油資源開発、三菱ガス化学、東北電力、北越コーポレーション、野村総合研究所の5社は、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の「令和5年度 先進的CCS事業の実施に係る調査」に関する委託調査業務の公募で、東新潟地域におけるCCS事業性調査を受託した。CCSとは、Carbon Capture and Storage(CO2の回収・貯留)の略。
 同調査は、3月に新潟県が公表した「新潟カーボンニュートラル拠点開発・基盤整備戦略」対象エリアの東新潟地域において、2030年までのCCS事業の開始を目指し、既設の化学工場、製紙工場、火力発電所から排出されるCO2の分離・回収、CO2の圧入・貯留地点、およびこれらを結ぶ輸送パイプラインに係る検討を5社で実施するもの。今後は、各社が持つ基盤事業での知見や、これまでに実施してきたCCSに係る調査検討データなどを活用しながら、24年3月までを目途に必要なコストの試算なども含め検討していく。この中で北越コーポレーションは、自社工場でのバイオマス燃料由来CO2分離回収設備に係る検討を行う。

 【調査概要】
 貯留地域:東新潟地域
 目標貯留量:約150万t/年
 排出源:新潟東港エリアの工場・発電所(三菱ガス化学新潟工場、東北電力東新潟火力発電所、北越コーポレーション新潟工場)を想定
 事業の特徴:化学、紙、電力などを対象に、既存の油ガス田を活用し、脱炭素燃料や環境価値などの付加価値を創出する事業を推進

 

(FUTURE 2023年9月4日号)

日本製紙、京都府立医科大学/抗ウイルス紙を開発

2023-09-08

 京都府立医科大学大学院医学研究科の廣瀬亮平助教らと日本製紙は、銅担持TEMPO酸化セルロースを原料とする汎用性の高い抗ウイルス紙を開発した。また、この抗ウイルス紙の表面上に付着したウイルスの生存時間が大幅に減少することを実証し、抗ウイルス活性が発揮されるメカニズムを解明、同研究に関する論文は科学雑誌「Journal of Environmental Chemical Engineering」に掲載された。
 紙は不特定多数の人が直接触れる機会が多く、接触感染の媒介となる可能性がある一方、高い抗ウイルス活性を有する紙はまだ開発されていない。そこで廣瀬亮平助教らと日本製紙は、銅担持TEMPO酸化セルロースと従来の製紙用セルロースを混合し抄紙することで抗ウイルス紙を作り出し(下図)、強い抗ウイルス活性を有することを実証。抗ウイルス紙は、表面上に付着した感染性体液(ウイルス液)に銅イオンを溶出することで抗ウイルス活性を発揮することを解明した。また、抗ウイルス活性の指標パラメーターとしてウイルス生存時間を使用し、抗ウイルス表面の正確かつ客観的な性能評価方法を新たに構築した。
 実験では、抗ウイルス紙の表面に付着したウイルス(①インフルエンザウイルス ②新型コロナウイルス ③ネコリシウイルス)の生存時間はいずれも1時間未満で、一般紙と比べると、生存時間短縮率は①63~88%、②89~99%、③90~99%と大幅に短縮されることが分かった。これにより、接触感染のリスクを低減させることが期待される。

(FUTURE 2023年9月4日号)

 

巴川製紙所/GDLの技術開発がNEDOに採択

2023-09-08

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(=NEDO)が公募した「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」に、巴川製紙所の研究開発テーマ「高生産性・低環境負荷・低コストを実現する炭化工程を必要としないGDLの技術開発」が採択された。GDL(ガス拡散層、Gas Diffusion Layer)とは燃料電池を構成する部材で、燃料であるガスの拡散、発生した水の排出や電荷の輸送など、燃料電池の効率と性能に重要な役割を果たすもの。
 NEDOは同事業で、高効率、高耐久、低コストの燃料電池システムを実現するための基盤技術開発、従来以外の用途に展開するための技術、高速・大量生産を可能とする生産プロセス、検査技術、システム化技術などの研究開発を募集。採択された巴川製紙所のテーマは、同社の強みである抄紙技術と加工技術を活用することで、従来、GDLの製造に必要だったカーボンペーパーの抄紙から始まる炭化工程などを省略し、高生産性・低環境負荷・低コストなGDLの開発を目指すというもの。事業期間は2023年度~24年度の2年間。巴川製紙所は、同事業を通じて抄紙技術の新たな応用領域を模索し、新製品開発に取り組むとしている。

 

(FUTURE 2023年8月28日号)

丸住製紙/CNF『ステラファイン』の粉末を製品化

2023-09-08

 丸住製紙はCNF『ステラファイン』の粉末(パウダー)を製品化し、サンプル提供を開始した。従来の水分散体(液状)に加え、ラインアップの増強を図る。粉末タイプの特徴とメリットは次記の通り。

 【特 徴】
 ・再分散性に優れる(液体に溶かした際に均一に分布する)
 ・水と攪拌後、従来の水分散体と同程度の透明性・粘性が発現する

 【メリット】
 ・粉状のため用途に応じて溶媒中のCNF固形分濃度を調整しやすい
 ・水分散体と比べて容積・重量が小さく、輸送コストを抑えられる 
 ・水への再分散性に優れているため分散剤などの添加物が不要
 ・サンプル提供・購入希望者は次記へ。

 【問合せ先】
 営業推進部CNF営業課(電0896-57-2227 03-3545-7250 mail:contact-rd@marusumi.co.jp)

 

(FUTURE 2023年8月21日号)

日本製紙/3Dプリンタ用CNF強化樹脂のサンプル提供を開始

2023-09-08

 日本製紙は、PBF(Powder Bed Fusion/粉末床溶融結合)方式の3Dプリンター用CNF強化樹脂を富士革新素材研究所の実証設備で開発し、このほどサンプル提供を開始した。
 PBF方式の3Dプリンターは、「高強度の成型品ができる」「生産性やカスタマイズ性に優れる「多種の材料が使用できる」などの特徴により、3Dプリンターの中でも需要が伸びている。今回開発した『cellenpia PLAS (セレンピアプラス)』は、CNF強化PA6(ポリアミド6)をベースとし、現行のPA6系の主流材料の一つであるガラスビーズ入りPA6に比べて成型品が均一、軽量、リサイクル性が高いなどの特徴がある。このため、古い金型を廃棄した自動車部品、微調整が必要な各種補装具など、大量生産ではなくオーダーメイド的な成型品への利用が期待される。

(FUTURE 2023年7月24日号)

レンゴー/川本洋祐社長がICCA会長に就任

2023-09-08

 レンゴーの川本洋祐代取社長兼COOが、6月21日付で国際段ボール協会(=ICCA)の会長に就任した。カナダのバンフで開催されたICCA理事会で選出されたもの。
 任期は2025年までの2年となり、25年5月にはICCA加盟各国の団体・企業が一堂に会するICCAグローバルサミットが大阪で開催される予定。会期中の「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)の視察も計画されている。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を世界のICCAメンバーと共有し、未来の段ボール産業や社会デザインについての議論につなげていく考え。

 【ICCAの概要】
 正式名称:International Corrugated Case Association
 事 務 局:米国シカゴ▽設立:1961年(日本加盟は65年)
 目  的:段ボール産業を通じて世界経済の発展に寄与することを目的に、経営管理・包装研究・技術交流・規格標準化等を中心とした活動を行う
 会  員:協会加盟10団体(全国段ボール工業組合連合会、米国段ボール協会、欧州段ボール協会など)、企業加盟19企業(Tri-Wall、DS Smith、Smurfit Kappa、Georgia-Pacific、WestRock、International Paperなど)

 

(FUTURE 2023年7月24日号)

単行本『循環型の特性活かし持続可能な成長へ』を刊行

2023-09-08

 紙業タイムス社とテックタイムスは、好評企画となっている単行本シリーズ『紙パルプ産業と環境』の2024年版を8月31日に刊行した。今回は「循環型の特性活かし持続可能な成長へ」をテーマに掲げ、とくに“期待されるSDGsでの更なる役割”といった視点からのアプローチによる内容も盛り込んでいる。B5判180頁 定価2,200 円(税込・送料別)。

 本書の内容は以下の通り。

 〔本書の内容〕

 ●製紙と関連業界が貢献するSDGsの取組み紙パのサステナビリティとSDGs/基本原則で貢献の方向性を明確化
 紙リサイクルに関わるGHG排出量/各種統計資料をベースに古紙センターが168万t-CO2と推計
 私はこう考える/中長期的な視野での「企業価値」向上を可能にするには─ 社会価値と経済価値の狭間で、環境について思うこと
  木村 篤樹
 私はこう考える/カーボンニュートラル─ 中国製紙産業によるGXへの道
  中国紙パルプ研究院有限公司 黄 挙・郭 彩雲

 ●紙パにとっての“脱プラ”と代替素材開発
 “脱プラ”はどこまで進んだか/資源循環で容器包装の“紙化”が進展
 私はこう考える/「プラスチック資源循環促進法」の施行2年目を迎えて─ 製紙会社の視点で読み解く
  北越コーポレーション㈱ 商品開発室 中俣 恵一
私はこう考える/循環経済へ向けた水性バリア塗工を中心とする最新技術動向
  岩崎 誠

 ●進化する違法伐採対策
 改正クリーンウッド法が公布/合法性確認や情報提供を義務づけ
 製紙連の違法伐採対策モニタリング/指摘内容を踏まえ、取組みは毎年着実にレベルアップ
 EUで発効した新たな木材破壊規制/「EUDR」とは、どのようなものか

 ●縮小均衡の下での成長目指す古紙リサイクル
 インタビュー/古紙業界には廃プラの回収まで手がけるノウハウがある
  全国製紙原料商工組合連合会 栗原 正雄 理事長
 インタビュー/前向きな議論を深め業界の付加価値向上策を考える
  古紙再生促進センター 国際委員会 中道 徹 委員長
 インタビュー/仕入れの過当競争は禁物、自分で自分の首を絞めるだけ
  関東製紙原料直納商工組合 大久保 信隆 理事長
 インタビュー/今のビジネスモデルを一度壊して再構築するためには勉強が必要
  全国製紙原料商工組合連合会/渉外広報委員会 斎藤 大介 理事/委員長

 ●数字が物語る日本と世界の古紙事情
 メーカー別古紙消費2022/再編やコスト重視で使用品種に変化があったメーカー別古紙消費
 地方自治体の紙リサイクル施策/雑がみ袋を作成しているところは直近5年間で1割にとどまる
 世界の古紙需給/コロナ禍による前年の落込みから急回復した21年の世界古紙需給
 付表1.世界の国・地域別古紙需給(2020~21年)
 付表2.世界各国の古紙回収率・利用率試算(2020~21年)

 ●データで見る紙パの環境対応
 データで見る紙パの環境対応①/原料調達:推進される間伐材と認証材の利用
 データで見る紙パの環境対応②/エネルギー:燃料転換・省エネが進みCO2排出原単位も改善
 データで見る紙パの環境対応③/産業廃棄物対策:新目標に向け更なる努力へ

〈9月4日号〉

2023-09-04

 

●R&D情報
環境負荷低減を図りつつ機能性も向上…/脱プラと並行しコスト削減なども 提案する紙加工の研究開発活動〈1〉

●ワールドレビュー
大きく減少した北米パッケージング用紙メーカーの4〜6月期出荷

●今週の焦点
日新商 第1回「紙・未来塾」/全国から30名の精鋭が参集

●今週の数字
2023年上半期の紙・板紙貿易/輸出入とも大幅減だが単価は急上昇

●話題を追って
JILSの「2022年度物流コスト調査」/急速に悪化する小規模運送業の採算

●講演から
ジェトロが通商白書ウェビナー開催/公正な貿易秩序の重要性を提起

●統計と市況

●米国市況
古紙

●ニュースファイル
企業の動き 決算 新製品 催事 人事異動

2023年 <9月号> 特集/プロセス改善の最新技術と導入効果

2023-09-01

 

特集/プロセス改善の最新技術と導入効果

●特集寄稿
拡大酸素脱リグニン法を用いた次世代パルプ化法
岩崎誠
原質工程でのデジタル製品 精選工程OnC.FineScreeningと高濃度クリーナOnC.SmartProtect
㈱IHIフォイトペーパーテクノロジー 水越奏利
バルメット インダストリアル・インターネットの最新導入事例
バルメット㈱ オートメーションシステムズビジネスライン 板東永師

●サプライヤーに聞く
進化する“SmartPapyrus®”により「働き方改革」「技術伝承」を支援
㈱メンテック 代表取締役社長 関谷宏氏
サトル精工/ウォータージェット用高圧ポンプを古紙処理などに提案

●寄稿
抄き合わせ紙の強度的性質 〈2〉紙力剤添加紙を抄き合わせた紙の強度
山内龍男

●海外動向
米国における段ボールの市場・技術動向と成長戦略
豊福邦隆

●業界動向
古紙再生促進センター/「古紙ハンドブック2023」を刊行 ─ プラ新法や東南アの古紙輸入規制も新規に記述
日本製紙連合会/紙・板紙・原材料の上半期需給状況を公表
海外動向/中国の2022年不織布生産量は814万tで安定横這い
東北大学/CNTとCNFから高強度導電性複合繊維を開発 ─ 米国ワシントン大学との国際共同研究で
大阪シーリング印刷/ISOTで多彩な「Item OSP」製品を提案 ─ 印刷・加工技術を活用し斬新なアイデアを具現化
SGEC/PEFCジャパン/CW法と森林認証の関わりを ─ 「ブランドみらい☆ミニセミナー2023」第1弾を開催
日本不織布協会/2023年度定時総会・講演会・懇親会を開催 ─ 4年ぶりのフル開催に220名超が出席

●データシート
紙パルプ産業のエネルギー需給とCO2排出の動向(2023年度版:21年度実績)

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(129)アジア紙加工研究会メンバーによる座談会
中山裕一朗

●ニュース・統計
機械・資材業界短信
月間ニュース
海外情報
アジア通信
イベントカレンダー
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈令和5年5月度〉

<9月1号>

2023-09-01

 

●Report
製紙関連企業の設備投資動向/維持•更新投資が主体も新領域で収益拡大を図る案件も散見

●Lecture
印刷関連企業の2022年度業績/価格改定は進むも原燃料費の高騰が収益を圧迫  板紙・段ボール産業 労使幹部セミナー…滝口敬介氏/≪どうする?トラック業界の2024年問題≫
若年層を中心にドライバー不足が加速 *荷主との信頼関係が重要  日本洋紙板紙卸商業組合第38回全国大会…斎藤幸平氏/≪人新世の危機と脱成長~パンデミック、
戦争、気候変動≫これからの時代は“脱成長”社会へ  *若年層に人気のパーニー・サンダース氏 *世界から2周遅れの日本

●Topics
持続可能な社会をつくる元気ネット/雑がみ回収に取り組む3市長との対談と  コアレックス工場見学会を実施

●Trend
古紙再生促進センター/地方自治体の施策調査 雑がみ袋の作成は直近5年間で1割

●団体催事
古紙再生促進センター/地方自治体の施策調査 雑がみ袋の作成は直近5年間で1割  大阪和紙三団体会合/知恵を絞って、紙の面白さを需要家に広めていく  京都府紙商組合ボウリング大会/個人戦優勝は西岡さん、団体戦は山口・松原・中西チーム

●統計
板紙/23年度5月年度生産実績 前年比92.0%
段ボール/5月年度の段ボール生産 前年比99.6%と減少
出版/ダイヤモンド社の新刊書籍が好調

●インフォメーション

紙パルプ産業と環境 2024 循環型の特性活かし持続可能な成長へ

2023-08-31

〈8月28日号〉

2023-08-28

 

●R&D情報
“本業”の研究開発費は圧縮傾向も…/木材の新たな可能性を探求する試みが目につく紙パ各社〈2〉

●ワールドレビュー
発生減を見据え需要は弱含みでもOCCの在庫補充を始めたアジア

●話題を追って
EUで新たな木材破壊規制が発効/「EUDR」とは、どのようなものか

●今週の数字
女性管理職比率は15%未満が8割/日本生産性本部WGが独自に調査

●講演から
古紙センター DX推進セミナー/AI・IoTを使って経営革新を実現する

●統計と市況
関連指標

●国際市況
市販パルプ

●中国市況
原料、紙・板紙製品

●ニュースファイル
企業の動き 決算 トピックス 催事

〈8月21日号〉

2023-08-21

 

●R&D情報
高機能・高品質を主眼に置きつつ…/脱プラ・減プラなど環境配慮型の研究開発を進める紙パ各社〈1〉

●ワールドレビュー
近隣国からの事業移転で活況も 包材への影響は限定的なメキシコ

●今週の数字
2022年上半期の原材料需給/輸入材原料の国産パルプが増加

●話題を追って
竹尾が5年ぶりにペーパーショウ開催/テーマは「PACKAGING-機能と笑い」
都市対抗野球で王子春日井がベスト4/熱い応援で快進撃も準決勝で惜敗

●マーケット
日本の包装産業市場2022/紙系では段ボール原紙が一強状態

●統計と市況
原材料

●ドイツ市況
紙・板紙,古紙

●ニュースファイル
企業の動き 決算 新製品 トピックス 人事異動

<8月2号>

2023-08-16

 

●座談会
緊急記者匿名座談会〜第13弾〜“乱世”で生き残る身の処し方Ⅳ/“感性”が失われた現代人の生活に一石 今こそ紙のアナログに回帰すべき時

●Report
紙加工関連企業の2022年度業績/営業利益率が4%台に低下

●Topic
王子春日井/都市対抗野球でベスト4に進出 準決勝で惜敗も,連日の熱い応援で快進撃
竹尾/本年10月に5年ぶりのペーパーショウ テーマは「PACKAGINGー機能と笑い」
古紙再生促進センター/紙リサイクルに関わるGHG排出量168万t-CO2と推計
日本の将来推計人口/50年後の総人口は現在の7割に減少 婚姻数減少などが影響
22年度の「100均」市場/1兆円の大台に迫る 1人当たり月額購買額は過去最高の665円

●Review
2022年の紙パ産業安全成績/“死亡災害ゼロ”ならず 配転者や若手への安全対策強化を
印刷産業の動向/21年の印刷産業売上高は7.7兆円

●団体催事
名古屋洋紙同業会/3年ぶりに研修会を開催

●総会から
紙パルプ技術協会,愛媛県紙パルプ工業会

●統計
東京市況/印A再生は入札など 受注増で前年上回る
家庭紙/長尺化やシェア増進む TP再生紙物
古紙/5月度の回収率 2ヵ月連続の80%台
パルプ・パルプ材/パルプ材の消費が3年ぶりに90万tの大台割れ

●インフォメーション

〈8月7日号〉

2023-08-07

 

●R&D情報
DXなどの強化で収益向上を目指す…/前年比3割超の大幅伸長となった印刷関連業界の設備投資動向

●ワールドレビュー
10年間で780万t、率にして9%減少した米国の紙・板紙年産能力

●今週の焦点
1〜6月の紙・板紙需給/価格改定で高まった消費者の節約志向

●REPORT
大王製紙が防災意識調査を実施/認知度が高い「在宅避難」と「備蓄」

●ワイドフレックス
アジア経済研の連載企画「アジア トイレ紀行」/北京五輪に向け進んだ中国「厠所改革」

●トピックス
古紙配合率問題に関わる第17回フォローアップ調査/コンプライアンス教育の強化で風化させない取組が進展

●統計と市況
板紙

●米国市況
古紙

●ニュースファイル
企業の動き 団体の動き 決算 トピックス 移転・変更 人事異動

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