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紙パルプ産業と環境2012<特別企画> 新たな課題への挑戦


東日本大震災は人的・物的に激甚な被害をもたらすと同時に、大量の災害廃棄物を生み出しました。現在それらをいかに環境負荷の少ない方法で処理し、リサイクル&リユースに廻していくかが大きな課題となっています。また原発事故は日本で暮らすあらゆる人々に、エネルギー問題の重要性を改めて突きつけました。  震災はまた、紙パルプ産業の原材料である古紙や木材にも大きな影響を及ぼしています。品質に定評のある日本の古紙が海外市場で風評被害にさらされる一方、多数の製紙工場が被災したことで国内の需給ギャップ拡大が懸念されます。さらに東北・北関東地域におけるチップ・製材工場の被災と物流事情の影響から、国内材の発生が減少していることも気がかりです。  今年は昨年の「国際生物多様性年」に続き、国連の定めた「国際森林年」に当たります。世界有数の森林率と古紙利用率を誇る日本が環境に配慮した復興をどう成し遂げるのか、世界が注目しています。  そこで、毎年刊行している『紙パルプ産業と環境』シリーズの2012年版では、「古紙、森林、エネルギー~新たな課題への挑戦~」と題し、紙パルプ業界に限らず関連他産業の企業をはじめ一般消費者、市民運動団体、官庁・公共機関などの方々にとっても有益な1冊となるよう構成・編集しました。

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「国際森林年」に当たり、世界有数の森林率と古紙利用率を誇る日本が環境に配慮した復興をどう成し遂げるのか

B5判・本文208頁

定価 本体2,000円(税・送料別)

2011年8月30日発行

本書の内容

● 3.11以後の古紙問題

私はこう考える 東京農工大学名誉教授 大江礼三郎/「古紙回収推進のための報告会」/東京都の「古紙持ち去り問題対策検討協議会」/公益財団法人に移行した古紙再生促進センター

● 3.11以後のエネルギー問題

私はこう考える 日本製紙連合会常務理事 二瓶啓/再生可能エネルギーの全量固定買取制度/IPCCの特別報告

● 国際森林年と紙パルプ産業

日本の林業 ─ 再生に向けた課題と期待/木質バイオマスの現状/国際森林製紙団体協議会の年次総会

● 世界の原材料事情

世界の古紙需給/アジアの古紙需要/中国造紙協会「2010年度報告」から

● 製紙業界の取組み

海外産業植林センターの調査・研究/紙パ産業のエネルギー事情/紙・板紙主要品種のLCI/古紙利用率の新たな目標=2015年度に64%

● 紙パの「環境・CSR報告書」を見る

製紙メーカー編/紙流通編

● 資料・統計

古紙の回収率と利用率/パルプの品種分類/古紙統計分類と主要銘柄の日米比較/紙・板紙の品種分類

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