トップページ > 書籍案内 > 紙パルプ産業と環境2011<特別企画>「国際生物多様性年」と新たな古紙利用率目標

紙パルプ産業と環境2011<特別企画>

「国際生物多様性年」


日本の紙パルプ産業は国内外で約65万haに上る植林地を持続可能な形で管理しており、原材料の安定的な調達のほか生物多様性の維持、水資源の涵養、地域経済の発展など多面的な役割を果たしています。

しかし、こうした産業界の取り組みが世間に必ずしも十分に認知され評価されていないことは、各種のイメージ調査によって明らかになっており、業界としての課題が残されています。

一方、製紙業界の「2010年度までに古紙利用率62%を達成する」という目標は、すでに08・09年度と2年連続でクリアしており、現在は新たな利用率目標の策定に向けた議論が始まっているところです。国内紙・板紙生産の縮減化や世界的な古紙貿易の活発化といった条件のもとで、国内の利用率を引き上げるのは容易ではありませんが、自らの産業基盤を安定的なものとするためにも古紙利用の最大化を図る必要があります。

本書はこうした産業の実情と取組みを、業界内に限らず関連他産業の企業をはじめ一般消費者、環境NGO、官庁・公共機関など広範な対象の方々にも理解してもらえるよう構成・編集しました。

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生物多様性と紙パルプの係わり、および新たな古紙利用率目標に動きを追う。

B5判・本文228頁

定価 本体2,000円(税・送料別)

2010年8月30日発行

本書の内容

● 生物多様性と紙パルプ産業
「生物多様性」とは何か/生物多様性シンポジウムから/行動を開始した経済団体

● 日本と世界の古紙事情
製紙産業が抱える2つの課題とこれからの古紙利用/古紙センター『国際紙リサイクル状況調査』/〔インタビュー〕古紙再生促進センター・石田隆理事長/世界の古紙需給/中国製紙産業の持続的発展と原料問題の現状および将来

● わが国紙パルプ産業の取組み
国の削減目標に疑問残すも業界は低炭素型産業を志向/紙パルプ産業のエネルギー事情/製紙連の違法伐採対策モニタリング/グリーン購入法の判断基準見直し

● 紙パルプ産業と森林
森林資源の保全と持続可能性/間伐材活用シンポジウムから/インドネシアの森林問題

● バイオマス社会と紙パルプ産業
紙パルプ産業のバイオリファイナリーとしての可能性/NEDOの『再生可能エネルギー白書』/バイオマス燃料の持続可能性基準

● 紙パ各社の「環境・CSR報告書」を見る
各社の力作をクローズアップ

● 有識者の意見・提言
経済と共生する未来志向の森づくり/森と人間の良好な関係を取り戻す/ICFPA-FAOの合同会議と環境講演会

● 資料・統計
古紙の回収率と利用率/パルプの品種分類/古紙統計分類と主要銘柄の日米比較/紙・板紙の品種分類/古紙パルプ等配合検証フロー概念図

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