タイムス インタビューズ2025 有識者に聞く
紙パルプ専門出版社としての弊社は、定期刊行物や特別企画の単行本書籍などを通じ毎年多数に上る業界内外有識者の意見・提言を、活字媒体を中心に紹介しています。
主に誌面におけるインタビューという形をとったそれらのコメントは、固有の条件下で発せられた一過性の肉声でありながらも、その時点その場面における生きた現代史の証言として普遍的な価値を備えていると弊社は考えます。
これらのインタビューを毎年1冊の単行本形式に取りまとめることで、従来の年鑑形式などとは異なる、その時代の貴重な証言録としたい。これが本書のコンセプトです。
その年度に新しく企業のトップに就任された方々はもちろん、当該部門や団体の長に就任された方々、また多年にわたり業界の第一線で活躍されている方々などの肉声を幅広く収録しました。
製紙業界および関連業界のオピニオンリーダーが環境変化著しい現在を語る
・本文202頁
定価 11,000円(税込・送料別)
2025年3月7日
本書の内容
秋山 宏介(特種東海製紙)ラインアップ拡充と設計力強化で“立体デザイン”の優位性打ち出す
井川 博明(カミ商事)商品ラインアップの更なる拡充で「エルモア」ブランドの価値を向上
石川 喜一朗(中部製紙原料商工組合)紙製容器と雑がみの一括回収で問題が表面化 “混合品”と一目で分かる紙マークを
石川 眞(丸石製作所)仕上からロジスティックまでトータルでの提案をグローバルに展開
井出 丈史(大善)研究所・エンジニアリング力を活かし製紙産業の更なる発展に寄与
井上 雄次(福助工業)バイオマスプラスチック利用で環境対策製品により商機を拡大
大河内 泰雄(中部洋紙商連合会)「紙の環境優位性」を各所でアピール 今こそ十数年先を見据えた“種まき”を
鬼塚 雄二(レイメイ藤井)事業部間の横軸による情報共有化で130余年の歴史を繋ぐ
柏原 昌和(柏原紙商事)150年の転機と商機を見据え継承を意識し次代の変化に対応する
加藤 信一(バルメット・ティシュー・コンバーティング)新社名による新たな可能性を追求 抄紙機と連携した操業改善に寄与
川口 幸一郎(五條製紙)16種の新製品を加えた見本帳『SPECIALITIES Vol.22』をリリース
岸 能弘(柏原紙商事)小学生の環境教育・メーカーの製品開発、製紙業界はまだまだ捨てたものではない
北村 貴則(大和板紙)取引先のニーズを深掘りしオリジナル商品のウェイトを高める
下司 功一(日本紙類輸入組合)ソリューション・プロバイダーへの進化が求められる紙産業
近藤 浩行(エフアンドエイノンウーブンズ)伝統と革新の融合を原動力に価値ある製品づくりに努める
坂田 保之(KPPグループホールディングス)ホールディングス体制を整備し次の100年に向け新たな挑戦と成長へ
櫻井 將平(岡山紙商事)情熱を持って取り組めば必ず道は開ける
塩瀨 宣行(近畿製紙原料直納商工組合)テーマは「量が減り続ける中でどう生き抜いていくのか」
篠原 貴裕(川之江造機)柔軟な提案型のビジネスにより進化した事業展開を積極的に推進
白木 周作(シロキ)紙主体の事業を堅守しつつも環境ソリューションから新たな商材を育む
シンシュン・ツェイ(BTG Eclépens)紙パルプ産業のDX化推進を支援し将来の工場完全自動化へ向け貢献
鈴山 直樹(アンドリッツ)価値創造の成長に寄り添い“お客様の便利屋”として貢献
須田 充訓(大阪府紙料協同組合)7〜9年後に回収量半減危機の共有を訴える
住吉 望(田中)安心安全な自然環境と快適な生活環境を不織布資材で実現
関谷 宏(メンテック)新「技術開発センター」開設を機に紙パ産業の課題解決に向け更なる貢献を
竹内 靖記(靖国紙料)社長不在でも勝手に回る会社に変え企業価値を高める
田中 数敬(王子マテリア)サプライヤーや関連団体が集積する地域のメリットを最大限活用
田名網 進(日本紙パルプ商事)今年は積極的にイベント出展を企画 “紙のポジティブキャンペーン”を強化
友竹 義明(特種東海製紙)マシン集約化で生産効率を向上 地域共通の課題は協業化も選択肢
永池 明裕(永池)先代の「会社は社員のために」を心に刻む創業150年の5代目社長
成木 勝之(新生紙パルプ商事)お客様との絆を深める“植樹プロジェクト”で日本の森の再生に貢献
西川 将司 紙谷 圭一(明成化学工業)紙・繊維で培った技術・知見を軸に新たな分野の開拓にも注力
野上 哲彦(IHIフォイトペーパーテクノロジー)ニーズの先取りで効率生産に貢献しDXを目指す新たな工場の形を提案
野崎 亮介(野崎紙商事)“たくさんの引き出しを持つ社風”に発展 磨き上げた「デザイン力」で付加価値勝負へ
野沢 徹(日本製紙連合会)製紙連新会長に野沢徹・日本製紙社長 「木材資源の有効活用で強固な経営基盤を」
野尻 知巳(日本紙類輸出組合)大きな変化が起こる時は新たな商機も生まれる
福村 大介(ハビックス)新事業・新分野創出で新たな価値を創造するメーカーへ進化
藤田 和巳(相川鉄工)樹脂リサイクル分野に進出 循環型社会に不可欠な会社を目指す
水木 康雄(国際紙パルプ商事)消費動向の変化から生じた新たな需要を取り込む
村本 光正(国際紙パルプ商事)日本人の活字離れに危機感 “紙には人の心を動かす力がある”をアピール
矢形 卓哉(日本バイリーン)売上800億円超えを目指し新たな挑戦をスタート
矢﨑 荘太郎(日本フエルト)ニーズ対応の実績で事業領域広げ新たな「総合抄紙用具企業」を目指す
矢崎 孝信(イチカワ)中核の製紙向け事業を強化し新規用途の需要開拓にも挑戦
山下 宏(バルメット)新規・既存事業の課題に対し総合力を活かした最適解を提案
吉田 新(竹尾)新しい発想を取り入れるために、みんなといっしょに考える
【特別企画】座談会/全原連の女性経営者、大いに語る
─「リサイクル女子」の活躍に古紙業界の未来がかかっている
─ 言いたいことを言い合える「女子会の輪」をもっと広げていこう
斎藤 大介[全原連] 服部 茂樹[全原連] 高松 ひろみ[下田商店]
吉浦 亜矢子[久米川紙業] 大久保 薫[大久保] 清水 とも子[清水]
加藤 友美[紙資源名古屋] 傍島 万記[近畿産業] 八田 典子[丸八商工]
松野 陽子[正芳商会] 田川 洋子[リソースプラザ] 菊池 秀子[丸元紙業]
篠田 朋香[エス・エヌ・テー]