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王子ホールディングス/グリーンファイナンスフレームワークを策定


 王子ホールディングスはこのほど、グリーンボンドおよびグリーンローンで資金を調達するため、 「王子ホールディングスグリーンファイナンス・フレームワーク」を策定した。
 それによると、調達資金は「再生可能エネルギー」と「持続可能な森林資源の保全」の2分野のプロジェクトに充当し、次のような使途を想定している。
 【再生可能エネルギー】バイオマス(発電、熱供給)、太陽光発電、水力発電、陸上風力発電に関する設備投資、運転資金。なお、バイオマスについては、非廃棄物由来の燃料を用いる場合はライフサイクル全体のGHG排出量が100g-CO2e/kWh以下の、食糧生産と競合しない持続可能な原料/木材や木質ペレットを使用する場合は、国内材については木質バイオマス証明を取得したもの、輸入材についてはFSCなどの認証を取得したもの/PKS(パーム椰子殻)を燃料とする場合はGGLなどの認証を取得したものに限定する。
 【持続可能な森林資源の保全】生産林、環境保全林の取得、保全に係る支出⇒森林資源は、森林認証を取得済みまたは取得予定のものに限定。また、対象地域の非森林地を含めた自然景観の保全および復元、生物多様性保全に係る支出を含む。出資、株式取得または事業譲渡を通じて投資する場合は、資金充当時に対象事業体の適正価値を評価し、資金充当額は当該価値を上限とする。
 なお、王子グループのグリーンファイナンスの詳細は次記webサイトを参照。
 https://investor.ojiholdings.co.jp/ja/ir/greenfinance.html

(FUTURE 2023年2月20号)

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