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大王製紙/ソフトパックティシュで日本最大級の加工機稼働


 大王製紙は連結子会社のエリエールペーパー(静岡県富士宮市)にソフトパックティシュの加工機(月産約1,000t)を設置し、11月から稼働する。
 大王製紙の『i:na(イーナ)ソフトパックティシュー』は、植物由来原料をパッケージフィルムの一部に採用し、コンパクト化したことで、ボックスティシュに比べてCO2排出量を約34%削減するなど、環境に配慮した製品。近年、ソフトパックティシュ市場が著しく伸長していることを受けて、同社は今回の設備導入を決めた。
 新たに稼働する設備は、これまでエリエールペーパーでボックスティシュ加工機として稼働していた設備(写真)をソフトパックティシュ用に改造したもの。ボックスティシュで使用されるマルチスタンド方式を採用することで、ソフトパックティシュの高速生産が可能となり、従来設備に比べて供給能力を倍増させた。マルチスタンド方式でのソフトパックティシュ生産は、業界に先駆けた設備投資であり、日本国内で初めて。
 ティシュ市場は、これまでは紙箱入りのボックスティシュが主流だったが、2011年頃からソフトパックが普及し始め、持ち運びやすさやゴミの減量といった利点もあって、22年4~9月期は市場シェア20%を超えるまでに伸張した。大王製紙は19年からソフトパックティシュの生産と販売を開始し、現在はスタンダードタイプの『i:na』のほか、保湿成分を配合した高品質タイプの『+Water』も展開し、トップシェアとなっている。

(FUTURE 2022年11月21日号)

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