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丸住製紙/大江工場で衛生用紙の新設備が稼働



 丸住製紙は、かねて大江工場で建設を進めていた衛生用紙の抄紙機と加工設備が完成し、4月3日から稼働を開始した。新設備では自社製パルプを利用した衛生用紙を製造する。
 同社は2019年からペーパータオル(再生紙品)やウェットティシュなどの衛生用品事業に参入し、積極的に事業展開している。このほど稼働を開始した大江4号抄紙機では、新たにバージンパルプ100%品を生産できるようになるため、食品接触が可能な製品などラインアップが広がる。同社では、手拭用から食品用途まで使用用途に応じて生産できる新設備と、コスト競争力のある既存設備をあわせ、製品ラインアップを拡充して販売を強化、衛生用品事業を拡大していく考え。
 【新抄紙機・加工設備の概要】▽生産品種:ペーパータオル、キッチンペーパー、ティシュなどの衛生用品の原紙▽加工品種:ペーパータオル、キッチンペーパーなどの衛生用品▽生産能力:年間約2万6,000t

 

(FUTURE 2023年5月8日号)

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