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三菱製紙/バリコートがコーヒー豆用包材の構成材として採用


 三菱製紙の包装用コート紙 『barricote』(バリコート)が、ドトールコーヒーが限定販売する「初釜」 のパッケージの構成材の一部として採用された。
 「初釜」は、ドトールコーヒーが、新年を迎えて初めて焙煎釜に火を入れる焙煎初日のコーヒー豆のセットで、採用されたパッケージはナカバヤシの環境配慮型パッケージ「asueco」(アスエコ)。
 「asueco」は、㈱MIBと長瀬産業が共同開発したコーヒー豆から発生するガスを抜くための特殊シール加工「TiMELESS」(タイムレス)に、三菱製紙の『barricote』と、三菱ケミカルの生分解性素材「BioPBS」(バイオPBS)を組み合わせたことで、酸素・水蒸気・香気の透過を防ぎ、コーヒー豆の香りと鮮度を保ちながら、プラスチック使用量を削減した。
 『barricote』は、紙本来の生分解性と古紙リサイクル性を備えた包装用コート紙で、高い酸素・水蒸気バリア性を備えた一次包装用グレードのほか、二次包装に特化したグレードなど、幅広いラインアップを揃えている。

(FUTURE 2023年1月3号)

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