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紙・板紙需給速報12月/紙・板紙ともに国内出荷が減少NEW


 日本製紙連合会が集計した12月の紙・板紙国内出荷は前年同月比△0.7%の210.7万t、2ヵ月連続の減少となった。うち、紙は△0.7%の112.9万tで19ヵ月連続減。板紙も3ヵ月ぶりの減少となり△0.7%の97.8万t。主要品種は印刷・情報用紙と包装用紙を除き減少した。
 紙・板紙のメーカー輸出は前年同月比△11.7%の12.4万tで、2ヵ月連続の減少。うち、紙は△8.1%の8.2万tで2ヵ月連続減、板紙は4ヵ月連続減で△18.1%の4.2万t。紙、板紙ともに東アジア、東南アジア向けが減少した。
 紙・板紙の在庫は3ヵ月連続で減少し、前月比△8.6万tの183.8万t。うち、紙は塗工紙を中心に印刷用紙が減少して△4.2万tの123.7万tと4ヵ月連続の減少。板紙は△4.4万tの60.0万tで3ヵ月連続減。段ボール原紙が減少した。段原紙の月末在庫は38.1万tで、2014年12月以来4年ぶりの40万t割れである。

〔主要品種の動向〕
 新聞用紙:国内出荷は前年同月比△7.6%の21.9万tで14ヵ月連続減。
 印刷・情報用紙:国内出荷は+2.2%の63.1万tで前月の減少から増加に転じた。メーカー輸出は△7.8%の5.6万tで2ヵ月連続の減少。
 包装用紙:国内出荷は+0.2%の5.8万t、3ヵ月連続の増加となった。メーカー輸出は△17.0%の1.4万tとなり3ヵ月ぶりの減少。
 衛生用紙:国内出荷は△1.6%の15.9万tで3ヵ月ぶりの減少。
 段ボール原紙:国内出荷は△0.6%の79.5万t、3ヵ月ぶりの減少。輸出は△20.1%の3.9万tで4ヵ月連続の減少。
 白板紙:国内出荷は△2.1%の11.6万tで3ヵ月ぶりの減少。

 なお、1~11月の実績値に12月の速報値を加えた昨年1~12月の国内出荷は、紙が前年比△3.6%の1,301.7万t、板紙が+1.3%の1,152.7万t、合計で△1.4%の2,454.3万tとなった。紙と紙・板紙合計は2014年以降5年連続の前年割れ、板紙は2016年から3年連続のプラスと、ここ数年来の基調が継続している。
 紙の主要品種では情報用紙(+1.7%)と包装用紙(+1.2%)を除き、すべてマイナス。とりわけ新聞用紙(△6.1%)、塗工紙(△5.8%)のマイナス幅が大きい。
 これに対して板紙は段ボール原紙(+1.1%)、白板紙(+1.6%)ともプラス。前年実績を上回るのは段原紙が6年連続、白板紙が3年連続となる。

 

 

(Future 2019年2月11日号)

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