トップページ > 業界ニュース > 大王製紙/CNF実装レース車の実戦走行で性能を発揮

大王製紙/CNF実装レース車の実戦走行で性能を発揮NEW


 大王製紙のシート状CNF(セルロースナノファイバー)成形体『ELLEX-M』が、米国のカーレース「パイクスピークインターナショナルヒルクライム」(6月24~30日開催)に出場した日本チーム「SAMURAI SPEED」のレースカーに実装され、その性能を証明した。
 チームSAMURAI SPEEDは同レースの、市販車をベースに改造した車両が参戦するタイムアタックレースに、電気自動車で2018年から3年計画で出場している。昨年は、『ELLEX-M』を使って車両のカナード翼を試作し実装、今年は使用範囲をボンネット、後部座席ドアなど車両本体まで広げ、軽量化と耐久性を検証した。
 SAMURAI SPEEDは、悪天候のため昨年と同様ショートコースとなった決勝レースで、昨年から16秒のタイム短縮を達成、ショートコース出走車ではクラス11台中1位、高馬力の車種が出走したクラスを含む全クラスでも21台中3位の成績を残した。『ELLEX-M』を実装したパーツは、練習走行から決勝レースまで、過酷な実戦走行に耐えうる性能を発揮、この成果を受けて大王製紙は、「ELLEX-Mの車両部品、スポーツ用品への応用展開の可能性を追求する」としている。

 

(FUTURE2019年9月9日号)

ページのTOPへ