13/08/27筑波大学/第1回シンポジウム「パルプ・紙・印刷・バイオマテリアルの明日を開く」を開催
 筑波大学の生物材料グリーンプロセシング研究グループは、第1回シンポジウム「パルプ・紙・印刷・バイオマテリアルの明日を開く」を9月12日に筑波大学・大学会館国際会議室(茨城県つくば市天王台1-1-1)で開催する。
 筑波大学では2013年4月に生物材料グリーンプロセシング研究グループを立ち上げ、とくに紙、パルプ、印刷関連分野の重点的な研究を産官学の連携により円滑に進めていくための拠点づくりをスタート。国内だけでなく、中国、韓国、インドネシアやタイなどASEAN諸国との連携および産業界との活発な意見交換が行える組織を目指しており、シンポジウムでは同グループで現在行われている研究が紹介される.

 ○運営/実行委員会(敬称略)
 組織委員長=大井洋(生命環境系 教授)
 実行委員長=江前敏晴(同教授)
 総務担当=中川明子(同准教授)、山田竜彦(同教授[連携]・森林総合研究所バイオマス化学研究領域)、梶山幹夫(同准教授)、小幡谷英一(同准教授)、源川拓磨(同助教)、小川和義(同助教)、木島正志(数理物質系教授)、鈴木義和(同准教授)、木村実(東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・元国立印刷局理事)

 ○プログラム
 「開会挨拶」(大井洋氏)
 「木質材料の長期的利用のための微量分析技術の開発」中川明子氏
 「セルロース系バイオマス由来の有用化合物と機能性リグニン材料の開発」山田竜彦氏
 「酸性サルファイト蒸解の木材バイオリファイナリー技術への適用」生物材料化学分野博士後期課程/谷藤渓詩氏
 「ポスター発表」(第6会議室)学生全員
 「特別講演/DNPの成長戦略と大学への期待」大日本印刷且謦役技術開発センター担当/井上覚氏
 「鶏羽などの生物材料を丸ごと溶かしてつくるプラスチックス」梶山幹夫氏
 「木質系物質を利用した機能化炭素の調製」木島正志氏
 「紙基板とインクジェット印刷を用いたバクテリア培養システムの開発」生物材料工学分野博士後期課程/スリモンコン・ティティマナン氏
 「招待講演/タイにおける紙パルプ印刷産業および印刷学術分野の最新動向」タイ・チュラロンコン大学画像印刷工学科准教授/アラン・ハンスエブサイ氏
 「閉会挨拶・グリーンソサエティにおける紙デバイスと研究Gの取り組み」江前敏晴氏
 参加費無料(シンポ終了後の懇親会は4,000円)。
 申込みはウェブサイトから。
http://www.enomae.com/Tsukuba_BMGP/BMGP2013/index.html

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