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紙・板紙需給速報4月/紙・板紙国内出荷が21ヵ月ぶりにプラス


 日本製紙連合会が集計した4月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比+2.7%の192.2万tと、21ヵ月ぶりの増加となった(19年比は△6.9%)。以下、%表記は特に記載がない限り前年同月比。

 うち、紙は+1.3%の91.2万t、板紙は+4.0%の101.0万tで、用途別では、グラフィック用紙(新聞用紙+印刷・情報用紙)が+2.1%の64.1万tで53ヵ月ぶりの増加。パッケージング用紙(包装用紙+段ボール原紙+紙器用板紙+雑種紙+その他の板紙)は+4.3%の112.5万tで2ヵ月連続の増加。主要品種は、新聞用紙、情報用紙、衛生用紙を除きプラスとなった。ちなみに19年比でプラスだったのは衛生用紙(+1.4%)と段ボール原紙(+0.4%)。

 紙・板紙のメーカー輸出は+31.4%の15.8万tで16ヵ月連続の増加。うち、グラフィック用紙は塗工紙を中心に東アジア向けが増加して+13.5%の4.7万tとなり、4ヵ月ぶりの増加。パッケージング用紙は+41.0%の11.1万tで17ヵ月連続増。段ボール原紙を中心に東アジア、東南アジア向けが増加した。

 紙・板紙の在庫は前月比△3.6万tの187.8万tで3ヵ月連続の減少。うち、グラフィック用紙は新聞用紙、印刷・情報用紙ともに増加し、同+2.4万tの88.6万tと3ヵ月ぶりの増加。パッケージング用紙は、段ボール原紙を中心に減少し、同△6.0万tの90.2万tと2ヵ月連続の減少。衛生用紙は同+0.1万tの9.0万tで4ヵ月連続の増加。

 〔主要品種の動向〕
 新聞用紙:国内出荷は△0.8%の16.4万tで42ヵ月連続減。
 印刷・情報用紙:国内出荷は+3.1%の47.7万tで21ヵ月ぶりの増加。情報用紙は減少したが印刷用紙が増加した。メーカー輸出も+13.5%の4.7万tで4ヵ月ぶりの増加。
 包装用紙:国内出荷は+7.9%の5.8万tで25ヵ月ぶりの増加。未晒を中心に増加した。メーカー輸出は+6.7%の1.8万tで8ヵ月連続増。
 段ボール原紙:国内出荷は+3.7%の83.2万tで5ヵ月連続の増加。メーカー輸出は+49.6%の7.3万tで17ヵ月連続の増加。
 白板紙:国内出荷は+9.2%の11.5万tで2ヵ月連続の増加。高板、特板、コート白ボールいずれも増加した。
 衛生用紙:国内出荷は△5.5%の15.6万tで3ヵ月連続の減少。トイレットペーパー、ティシュ、タオル用紙いずれも減少した。

(FUTURE2021年6月14日号)

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