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単行本『紙パルプ 日本とアジア 2021』を刊行


 紙業タイムス社とテックタイムスは単行本『紙パルプ 日本とアジア2021』を2021年1月8日に刊行した。
 本書は発展・変化するアジア経済圏の紙パルプ産業を知る恒例企画として高い評価を得ているが、今回はとくに“アフターコロナ”の下でアジア経済がどのような形で発展していくのか、また米国新大統領の下での米中貿易戦争や中国による古紙輸入規制、東南アジア諸国の成長、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)などがアジアの紙パルプ産業にどのような影響を及ぼすのかといった視点からアプローチした内容構成になっている。

 B5判・本文208頁、定価11,000円(本体10,000+消費税)。

 

 本書の内容は以下の通り。

 ●アフターコロナのアジアと日本・中国
 特別寄稿/コロナ危機下で存在感を発揮したアジア型資本主義と製紙産業の将来(東京大学名誉教授、日本印刷学会元会長 尾鍋史彦)
 特別寄稿/古紙輸入“ゼロ”が製紙産業の成長性に与える影響(中国紙パルプ研究院、中国造紙雑誌社・社長補佐、『造紙信息』編集長 郭彩雲)

 ●ASEAN諸国の経済成長
 コロナ禍にある海外進出日系企業の苦悩と模索
 『通商白書2020』にみるコロナ危機の実相
 貿易・投資円滑化ビジネス協のアンケート結果

 ●日中製紙産業の発展性とアジア主要国
 日 本/ガラパゴス状態から世界標準に近づけるか
 中 国/“双循環”が奏功すれば新成長モデルに
 アジア主要国の紙・板紙需給/韓国 台湾 ベトナム インドネシア タイ マレーシア インド オーストラリア

 ●Future誌に見るアジアの紙パルプ
 新型コロナウイルス/古紙貿易/貿易措置/欧米/日本/中国/韓国/マレーシア/ベトナム/タイ/インド

 ●アジアにおける紙パルプ関連の主要日系企業
 中国/台湾/韓国/フィリピン/ベトナム/タイ/マレーシア/インドネシア/ラオス/シンガポール/カンボジア/ミャンマー/インド/UAE/トルコ

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