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紙・板紙需給2018年1月/紙・板紙国内出荷は6ヵ月連続減


 日本製紙連合会が集計した1月の紙・板紙国内出荷は前年同月比△1.6%の188.5万t、6ヵ月連続の減少となった。うち、紙は△3.3%の104.6万tで8ヵ月連続の減少。他方、板紙は15ヵ月連続増で+0.6%の84.0万t。主要品種は、包装用紙、衛生用紙、段ボール原紙を除き減少している。
 紙・板紙のメーカー輸出は前年同月比+12.6%の13.7万tで、25ヵ月連続の増加。うち、紙は+22.4%の9.2万tでアジア向けを中心に6ヵ月連続増。板紙は△3.3%の4.5万t、東南アジア向けは増加したが東アジア向けの減少により28ヵ月ぶりの減少となった。
 紙・板紙の在庫は前月比+9.0万tの214.0万tで3ヵ月ぶりの増加。うち、紙は印刷・情報用紙の増加などにより+4.5万tの145.1万t、板紙も段ボール原紙の増加で+4.5万tの69.0万tとなり、いずれも3ヵ月ぶりの増加。
〔主要品種の動向〕
 新聞用紙:国内出荷は前年同月比△5.1%の22.1万t、3ヵ月連続の減少。
 印刷・情報用紙:国内出荷は△5.8%の56.2万tで8ヵ月連続の減少。輸出は+25.7%の6.5万tで3ヵ月連続の増加。
 包装用紙:国内出荷は+0.8%の5.7万tで2ヵ月連続の増加。輸出は+22.0%の1.7万t、これも2ヵ月連続増。
 衛生用紙:国内出荷は+8.1%の14.5万tで5ヵ月ぶりの増加。
 段ボール原紙:国内出荷は+0.6%の66.3万tで15ヵ月連続増。輸出は△4.3%の4.3万tで28ヵ月ぶりの減少。
 白板紙:国内出荷は△0.1%の11.3万tで6ヵ月ぶりの減少。
                                         (Future 2018年3月12日号)

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