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紙・板紙需給12月/紙の国内出荷が連続減記録を更新


 日本製紙連合会が集計した12月の紙・板紙国内出荷は、前年同月比△1.1%の213.6万t、前月の増加から減少に転じた(前々年比は△2.0%)。内訳は紙が前年同月比△2.3%の119.1万tで、21ヵ月連続のマイナス。一方、板紙は同+0.3%の94.6万tと、2ヵ月連続で増加した。主要品種のうち、前年を上回ったのは情報用紙、衛生用紙、段ボール原紙の3品種。
紙・板紙のメーカー輸出は前年同月比△1.0%の9.0万tで4ヵ月ぶりの減少。うち、紙は同△4.7%の6.5万tで、東アジア向けの減少により同じく4ヵ月ぶりに減少した。板紙は東アジアを除くアジア向けの増加により、同+10.2%の2.5万tと3ヵ月連続で増加した。
紙・板紙の在庫は前月比△8.7万tの202.8万tで、5ヵ月ぶりの減少。うち、紙は△4.8万tの134.5万tで、印刷・情報用紙、衛生用紙などの減少により4ヵ月連続減となった。板紙は△3.9万tの68.4万t.。段ボール原紙の減少により5ヵ月ぶりのマイナス。
主要品種の動向は以下の通り。
〔新聞用紙〕
国内出荷は前年同月比△5.1%の26.1万t。22ヵ月連続のマイナスである。
〔印刷・情報用紙〕
国内出荷は5ヵ月連続で減少し、前年同月比△1.9%の64.5万t。輸出は同△4.1%の4.7万tで、4ヵ月ぶりの減少。
〔包装用紙〕
国内出荷は前年同月比△3.5%の5.9万tで、12ヵ月連続のマイナス。未晒、晒ともに減少した。輸出は同△10.8%の1.2万tで、前月の増加から減少に転じた。
〔衛生用紙〕
国内出荷は前年同月比+0.2%の16.3万tで、9ヵ月連続の増加。ティシュはマイナスだったが、トイレットペーパーは増加した。
〔段ボール原紙〕
国内出荷は前年同月比+0.9%の76.9万tで、2ヵ月連続増。
〔白板紙〕
国内出荷は△2.3%の11.2万t、前月の増加から減少に転じた。
なお、以上の12月速報値に1~11月の実績値を加えた2015年1~12月の国内出荷実績(暫定)は次のようになる。

(単位:千t、カッコ内は対前年増減率%)
新聞用紙 2,994(△4.7)
印刷・情報用紙  7,726(△2.0)
非 塗     1,970(△3.2)
塗 工     4,443(△1.4)
情 報     1,313(△1.8)
包装用紙      722(△4.8)
衛生用紙     1,759(△0.4)
雑種紙       734(△0.9)
紙 計     13,934(△2.5)

段ボール原紙   8,831(+0.4)
白板紙      1,394(△2.2)
その他の板紙    637(△3.9)
板紙計     11,007(△0.2)

紙・板紙計   24,941(△1.5)

(Future 2016年2月8日号)

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