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王子ホールディングス/マレーシア・南部地区に段ボール新工場を建設


 王子グループは、マレーシアのジョホール州に段ボールの新工場を建設する。新工場の敷地面積は約4万2,000・、稼働予定は2022年1月で、段ボール生産能力は約700万・/月。投資総額は約40億円。王子グループ100%出資の現地法人 United Kotak Berhadの工場となる。

 王子が進める事業構造転換の中で、海外事業の拡充は大きな柱の一つ。マレーシアには8ヵ所(北部3ヵ所、中部3ヵ所、南部2ヵ所)の段ボール工場を持ち、昨年は中部地区2ヵ所で生産能力を倍増した。今回の建設地は、需要の伸びが期待される南部地区であり、これにより一層の事業拡大を図る。

 なお、王子グループの東南アジア・インド地域における段ボール製造拠点は、今回の新工場を加え26ヵ所となる。

 

(FUTURE2020年8月24日号)

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