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王子コンテナー/段ボール新工場を栃木県に建設


 王子グループの王子コンテナーは、国内で新たに段ボール工場を建設する。建設予定地は栃木県宇都宮市白沢町、投資額は約100億円で、稼働時期は2022年10月の予定。工場の規模は、敷地面積が約55,000・、段ボール生産能力は約1,100万・/月となる。

 新工場は、王子グループで段ボール原紙事業を担う王子マテリアの日光工場敷地内に建設し、王子コンテナーの宇都宮工場を移転する。国内の段ボール需要は、ネット通販の拡大などにより今後も増加が見込まれ、中でも関東地区は顕著な伸びが予想されている。新工場を段ボールの原紙加工一貫工場とすることで、より品質の高い製品を持続的かつ効率的に供給する体制を整え、関東地区の事業基盤を強化する。

(FUTURE2021年2月1日号)

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