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北越コーポレーション/中国で感熱紙の合弁会社を設立


 北越コーポレーションはこのほど、上海に本社を置く上海敦普貿易中心有限合伙(以下、上海敦普社)と合弁会社契約を締結、11月下旬を目途に感熱紙製造・販売の合弁会社を設立すると発表した。商業生産開始は2019年8月の予定。
 中国ではeコマースの普及を背景に物流量が増加を続け、今後も物流ラベル用感熱紙の需要拡大が見込まれている。北越グループは、自社が持つ感熱紙用原紙の抄造技術と上海敦普社の感熱紙加工技術により、中国感熱紙市場に進出して新たな収益基盤の確立を目指す。

 〔合弁会社の概要〕
 名  称:浙江越宏新材料有限公司(仮称)
 所 在 地:中国浙江省長興県
 代 表 者:青山芳人董事長
 事業内容:感熱紙の製造・販売(原紙は北越コーポレーションが供給)
 資 本 金:1,080万ドル
 感熱紙加工生産能力:最大6億m2/年
 出資比率:北越コーポレーション73.2%、上海敦普社24.3%

(Future 2018年12月10日号)

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