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三菱製紙/印刷感材事業を再編


 三菱製紙は6月25日付で、本社の組織変更と印刷感材事業の再編を次記の通り実施する。

 〔組織変更〕
 社長室を経営企画部に改称し、経営企画、経営戦略に特化する。
 イメージング事業部と機能材事業部を統合して機能商品事業部とし、印刷情報出力関連中心となっている事業ポートフォリオの転換を図る事業部と位置づけ、体制は次の5部制とする(G=グループ)。
 イメージングメディア営業部:現事業部の組織を継続。所管部署はメディア営業G、IJ開発G。
 フィルター商品部:現事業部の組織を継続。所管部署は営業G、技術・製造G、事務G。
 特殊資材商品部(新設):水処理基材G、BSグループ。
 産業資材商品部(新設):不織布G、リライト・新商品G。
 業務部:現事業部の業務機能を統合し、業務全般を取りまとめる。管理G、オペレーションG。
 なお、現 不織布商品部は、前出の特殊資材商品部と産業資材商品部に改組。現 グラフィック&デベロップメント営業部は廃止し、一部を新事業部の直轄とし、一部(印刷感材事業)をグループ会社に移管する。前出した5部以外の事業部直轄部署(課レベル)は、電子工業材料事業室(新設)、新規事業推進室(新設)、ドイツ事業推進G(新設)、台湾事務所、青島事務所。

 〔印刷感材事業の再編〕
 グループ会社のダイヤミック(存続会社)とピクトリコを統合するとともに、三菱製紙の印刷感材事業の業務をダイヤミックに移管する。印刷感材事業は、重複、共通業務を効率化し、国内事業の維持とアジア地域の事業拡大を主軸に、総合的な事業安定を図る。インクジェット事業では、ピクトリコブランドを充実させるとともに、プルーフ・製版・ポスター分野は相互協力する。

(FUTURE2020年6月8 日号)

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