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レンゴー/「パッケージングコンテスト」で7点入賞


  レンゴーはこのほど、日本包装技術協会が主催する「2017日本パッケージングコンテスト」で、計7点が入賞した。写真は、包装技術賞を受賞した「ホワイトベルグ コロコロストッカー」。入賞作品の概要は次の通り。
 ① 包装技術賞(包装アイデア賞):ホワイトベルグ コロコロストッカー(写真・左)

 サッポロビールの『ホワイトベルグ』8缶入りの段ボール箱が、そのまま冷蔵庫でストッカーとなる。 上段に補充口、下段に取出し口があり、缶を取り出すと次の缶が転がり出る。開封時はジッパーを破るだけのワンアクション(サッポロビールとの共同開発)。
 ② 包装部門賞(飲料包装部門 賞):明治 おいしい牛乳 90(写真・右)

 牛乳製品の容器を注ぎやすく、再封できる新容器に変更するとともに、輸送用クレートをプ ラスチックから段ボールに転換し、開封・取出し・陳列がしやすいパッケージにした。 天面、前面、側面の3面が開く。コンパクト化して積載効率も大幅に改善(㈱明治、日本テトラパックとの共同開発)。

 ③ 包装部門賞(贈答品包装部門賞):うれしい・たのしい クリスマスツリー形ギフトボックス

 配送時は普通の四角い箱だが、二つの箱の組み合せ方を変えることで、開封後はクリスマスツリーの形になる(ドトールコーヒーとの共同開発)。
 ④ 包装部門賞(POP・店頭販売包装部門賞):『ファミマの天然水新潟県 津南(555)』 2ステップ簡単開封段ボー
コンビニ店頭での開封・陳列作業の効率化と、販売促進力の向上を考えた段ボール箱。天面フラップ全面にジッパー加工してあるので、開封時にカッターが不要(クリアーウォーター津南との共同開発)。
 ⑤ 包装部門賞(POP・店頭販売包装部門賞):『コカ・コーラ500PET』 開速“ディスプレイカートン”

 店頭での開封・陳列作業の負担を軽減する段ボール箱。4側面に設けた開封口から素早く開封でき、そのまま棚に陳列できる。 ジッパーのミシン目に工夫があり、外装箱としての保護性能と開封性を両立させた。曲線の開封線も特徴的(日本コカ・コーラとの共同開発)。
 ⑥ 包装部門賞(輸送包装部門賞):〈お客様との物語が始まる箱〉健康食品 通信販売用ケース

美しいデザイン、開封・解体のしやすさ、発送時の組立て作業の効率化を実現した通販用段 ボール箱。 箱の形状と封かん方法の工夫により、封かん用ラベルを不要とした。 開封にジッパーを採用しているので高齢者でも開けやすく、折畳みも簡単で廃棄しやすい(サントリーウエルネス、三井物産グローバルロジスティクス、城北紙器梱包との共同開発)。
 ⑦ 包装部門賞(電気・機器包装部門賞)」:エコキュート(貯湯タンク)の包装
  
段ボール外装包装。 段ボール使用量を減らすため必要最低限部分のみを覆う形にしたほか、前面と背面の段ボールの罫線に特殊な切込み加工を施して折曲げ時の反発を抑え、梱包作業性をよくした(ダイキン工業との共同開発)。

 

(Future 2017年10月9日号)

 

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