14/07/09紙の博物館/「紙のおもちゃ」展を8月31日まで開催
 公益財団法人 紙の博物館では「紙のおもちゃ」の展示を6月21日から8月31日までの予定で行っている。
 「おもちゃ」と聞いて思いうかべるものは性別や年代によってさまざまだが、テレビゲームが玩具市場の大きな位置を占める現在においても身近な素材の紙を使ったおもちゃは魅力にあふれている。これは紙の特性が大きく影響しており、例えば紙はとても薄くて軽いが丈夫でしなやかである。表面は平らでなめらかなため、文字や絵を書いたり印刷するのに適しているだけでなく、切ったり、貼ったり、折ったり、丸めたりと、加工もしやすい。さらに、安く大量につくることができまる。また、紙の原料である繊維はもともと植物から取り出したものであり、何回もリサイクルして新たな紙に生まれ変わるので人にも環境にも優しい素材である。こうした紙の特性が活かされ、これまで多くの紙のおもちゃが作られてきた。
 この展示では、みんなで楽しむカルタ・双六・メンコや、作って楽しむ立版古(たてばんこ:ペーパークラフト)や着せ替え、さらには日光写真など、さまざまな紙のおもちゃが紹介されている。
 会  場;公益財団法人 紙の博物館
      (〒114-0002 東京都北区王子1-1-3 TEL 03-3916-2320)
 展示期間;2014年6月21日(土)〜8月31日(日)
 会期中休館日;月曜日(7/21は開館)、7/22(火)
http://www.papermuseum.jp/

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