13/11/02和紙文化研究会/第21回「和紙文化 講演会」を開催
 和紙文化研究会は11月30日、東京藝術大学第1講義室で、「第21回和紙文化講演会」を開催する。「作画に用いられる様々な和紙〜古典から現代まで〜」をテーマに、5名の講師が作画に使われる和紙の意義と魅力を解説する。会場では関連資料の展示や、機関誌『和紙文化研究』最新号の刊行、また閉会後に参加者と講師の懇親会も予定している。
 開催概要は次の通り。
 日 時;11月30日10:00〜17:00
 会 場;東京藝術大学美術学部第一講義室(東京都台東区上野公園12-8)
 参加費;一般3,500円(機関誌『和紙文化研究』第21号と講演要旨集含む)
 講演テーマ・講師;
 「日本画用紙の今日的諸相と抄紙環境」関出氏(東京藝術大学日本画研究室教授)
 「絵巻に適した鎌倉時代の和紙再現―抄紙と打紙加工について」宮下真理子氏(玉川大学非常勤講師・日本画家)
 「墨の概要および伊藤若冲紙本墨画の使用材料について」宇〓健太郎氏(東京藝術大学専門研究員)
 「日本画用紙の保存科学」稲葉政満氏(東京藝術大学保存科学研究室教授)
「我が国における絵画に使われた紙―材料と表現の史的関係を求めて―」渡邊明義氏(世界紙文化支援財団紙守代表理事)
 「総合討議」座長・増田勝彦氏(昭和女子大学光葉博物館顧問)

 〔申込先〕
 〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
 東京藝術大学大学院美術研究科 保存科学気付
 第21回和紙文化講演会事務局
 藝大内F050-5525-2505
 特設電話080-5860-5943(平日13:00〜18:00)
 e-mail:washibunka.koenkai@gmail.com

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