13/01/23紙の博物館/企画展「お正月の紙遊び展」を開催中
 紙の博物館では3月3日まで、企画展「カルタ・すごろく〜お正月の紙遊び展」を開催している。江戸時代中期の「百人一首歌かるた」や、幕末の「甲冑着用備双六」、明治時代の「なぞなぞかるた」、戦前の「建国いろはかるた」、戦後のマンガヒーローが登場する「いろはカルタ/巨人の星」など、時代を超えてお正月遊びの定番として楽しまれてきたカルタやすごろくを展示。
 カルタは16世紀の、いわゆる南蛮貿易によって日本にもたらされたとされる。すごろくのうち、絵すごろくは鎌倉時代、盤すごろくは奈良時代に日本に伝わったと言われている。江戸時代中期以降は庶民の間に浸透して、正月遊びの定番になった。が、近年は生活習慣の変化やゲーム機の広がりで、カルタやすごろくは目にする機会が減りつつある。会場では歴史的価値も高いものや、懐かしいキャラクターのものなど多数が展示される。
 休館は月曜日、ただし祝日や振替休日と重なる時は翌火曜日。
http://www.papermuuseum.jp

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