12/04/04東京洋紙同業会/ホームページを公開
 東京地区の紙卸商団体、東京洋紙同業会(吉川正悟理事長)が2月下旬からホームページを公開している(http://www.toyodo.gr.jp/)。
 一般向けのオープンなインフォメーション欄では、洋紙代理店会の統計などを紹介。また専用IDとパスワードの入力が必要な会員専用の頁には、会員をグループごとに分けた営業費の一覧などが掲載されている。
 吉川理事長は挨拶の中で「OA機器の発達がPPCなどカットサイズ紙の普及をもたらしたように、花粉症の蔓延がローション入り高級ティシュの開発に繋がっていったように、環境問題が再生紙を普及させたように、世の中の変化、新しい文化の台頭が新しい紙需要を生んできた。これから社会にどんな紙が受け入れられるのか、どんな紙需要が生まれてくるのか、街の文化の移り変わりをウォッチングしていくことで何か新しい発見ができるのではないか?」と述べたうえで、「新しい文化の台頭は新しい紙需要のバロメーター、つまり『文化は紙のバロメーター』である。この変化の激しい時代に、いつまでも下を向いている暇は今の卸商にはない。こんな時こそ東洋同各社が一丸となり、柔軟な発想と知恵で新しい紙の可能性の追求に明るく取り組んでいきたいと思う」と抱負を語っている。
http://www.toyodo.gr.jp

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